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2012-08-03 第180回国会 参議院 本会議 第22号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十四年八月三日(金曜日) 午前十時一分
開議
━━━━━━━━━━━━━
○
議事日程
第二十二号
平成
二十四年八月三日 午前十時
開議
第一
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件 第二
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件 第三 二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の締 結について
承認
を求めるの件 第四 千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許
表)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
に ついて
承認
を求めるの件 第五
労働契約法
の一部を
改正
する
法律案
(内 閣提出、
衆議院送付
) 第六
使用済小型電子機器等
の再
資源化
の
促進
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)
━━━━━━━━━━━━━
○本日の
会議
に付した案件 一、
検察官適格審査会委員
及び同
予備委員
の選 挙 以下
議事日程
のとおり ─────・─────
平田健二
1
○
議長
(
平田健二
君) これより
会議
を開きます。 この際、
検察官適格審査会委員
、同
予備委員
各一名の
選挙
を行います。 つきましては、これら
各種委員
の
選挙
は、いずれもその手続を省略し、
議長
において指名することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
平田健二
2
○
議長
(
平田健二
君) 御
異議
ないと認めます。 よって、
議長
は、
検察官適格審査会委員
に
川合孝典
君を、 同君の
予備委員
に
山谷えり子
君を、 それぞれ指名いたします。 ─────・─────
平田健二
3
○
議長
(
平田健二
君)
日程
第一
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件
日程
第二
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第三 二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件
日程
第四 千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件 以上四件を一括して
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
外交防衛委員長福山哲郎
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
福山哲郎
君
登壇
、
拍手
〕
福山哲郎
4
○
福山哲郎
君 ただいま
議題
となりました
条約
四件につきまして、
外交防衛委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 まず、
欧州復興開発銀行設立協定
の
改正
は、
民主化
及び
市場指向型経済
への移行を進める地中海の南部及び東部の
諸国
に対する
国際協力
を推進するため、
欧州復興開発銀行
の業務の
地理的範囲
をこれら
諸国
に
拡大
すること等について定めるものであります。 次に、
偽造品取引防止協定
は、
知的財産権
を侵害する物品の
拡散
を
防止
するため、民事上の
執行
、
国境措置
、刑事上の
執行
、
デジタル環境
における
執行
の分野において
知的財産権
に関する効果的な
執行
の
枠組み等
について定めるものであります。 次に、
海上労働条約
は、
国際労働機関
において採択された船員に関する既存の
条約等
を統合し、国際的に広く受け入れられるべき
労働基準
を設定するとともに、その
実効性
を高めるため、
寄港国検査等
の
措置
について定めるものであります。 最後に、千九百九十四年の
関税貿易一般協定
の
譲許表
第三十八表の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
は、
世界貿易機関設立協定
に含まれている
我が国
の
譲許表
に関し、
医薬品関連
の
関税撤廃
の
対象産品
の
見直し
に伴う
修正
及び
訂正
を確認するものであります。
委員会
におきましては、四件を一括して
議題
とし、
欧州復興開発銀行
の
支援対象
の中東・
北アフリカ諸国
への
拡大
の意義とこれら
諸国
における
雇用創出等我が国
の
協力
、
偽造品取引防止協定
を
欧州議会
が否決した
理由
と
我が国
の今後の取組、
偽造品取引防止協定
によるインターネットの
利用規制強化
に対する懸念とその
対応
、
偽造品
の
拡散防止
に向けた中国など
協定締約国拡大
のための
外交努力
、
医薬品関連
の
関税撤廃
について
我が国
の
対応
が毎回遅れる
理由等
について
質疑
が行われましたが、詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終え、順次
採決
の結果、四件はいずれも
全会一致
をもって
承認
すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
平田健二
5
○
議長
(
平田健二
君) これより
採決
をいたします。 まず、
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件、二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件及び千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件を一括して
採決
いたします。 三件の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
平田健二
6
○
議長
(
平田健二
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
平田健二
7
○
議長
(
平田健二
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十三
賛成
二百三十三
反対
〇 よって、三件は
全会一致
をもって
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
平田健二
8
○
議長
(
平田健二
君) 次に、
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件の
採決
をいたします。
本件
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
平田健二
9
○
議長
(
平田健二
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
平田健二
10
○
議長
(
平田健二
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百二十六
賛成
二百十七
反対
九 よって、
本件
は
承認
することに決しました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
平田健二
11
○
議長
(
平田健二
君)
日程
第五
労働契約法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
厚生労働委員長小林正夫
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
小林正夫
君
登壇
、
拍手
〕
小林正夫
12
○
小林正夫
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
厚生労働委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
有期労働契約
の適正な
利用
のためのルールを整備することにより、
労働者
が安心して働き続けることができるようにするため、第一に、
有期労働契約
が通算して五年を超えて反復更新された場合、
労働者
の
申込み
により、
無期労働契約
に転換させる仕組みを導入すること、第二に、
有期労働契約
が反復更新されることにより、
無期労働契約
と実質的に異ならない場合等においては、
無期労働契約
の解雇と同様に、
有期労働契約
の雇い
止め
を制約する、いわゆる雇い
止め法理
を法定化すること、第三に、期間の定めがあることによる不合理な
労働条件
を禁止すること等を
内容
とするものであります。
委員会
におきましては、
無期雇用
への転換に関する考え方、合理的な
理由
がない場合には
有期労働契約
を制限する、いわゆる
入口規制
の導入の是非、制度の
見直し
を八年後に行うことの
妥当性等
について
質疑
を行いましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局し、討論に入りましたところ、
日本共産党
を代表して
田村智子委員
より
反対
、社会民主党・
護憲連合
を代表して
福島みずほ委員
より
反対
する旨の意見がそれぞれ述べられました。
採決
の結果、本
法律案
は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
平田健二
13
○
議長
(
平田健二
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
平田健二
14
○
議長
(
平田健二
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
平田健二
15
○
議長
(
平田健二
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十四
賛成
二百二十二
反対
十二 よって、
本案
は可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────・─────
平田健二
16
○
議長
(
平田健二
君)
日程
第六
使用済小型電子機器等
の再
資源化
の
促進
に関する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
)を
議題
といたします。 まず、
委員長
の
報告
を求めます。
環境委員長松村祥史
君。 ───────────── 〔
審査報告書
及び
議案
は
本号末尾
に
掲載
〕 ───────────── 〔
松村祥史
君
登壇
、
拍手
〕
松村祥史
17
○
松村祥史
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
環境委員会
における
審査
の
経過
と結果を御
報告
申し上げます。 本
法律案
は、
循環型社会
の構築が喫緊の課題となっている中で、
使用済小型電子機器等
の
相当部分
が
一般廃棄物
として処分され、鉄や
アルミ等
一部の
金属
しか回収できず、金や銅などの
有用金属
は埋立処分されている状況を踏まえて、
使用済小型電子機器等
の再
資源化
の
促進
に関し基本的な事項を定めるとともに、再
資源化
を
促進
するための
措置
を講じようとするものであります。
委員会
におきましては、
市町村
に対する
財政支援
の
必要性
、
認定事業者
の
適正処理
の
確保策
、地域に根差した
事業者
の
活用等
について
質疑
が行われましたが、その詳細は
会議録
によって御承知願います。
質疑
を終局いたしましたところ、本
法律案
に対し、
日本共産党
の
市田委員
より、
市町村
への援助や
製造業者等
による回収及び再
資源化
の
促進等
を
内容
とする
修正案
が提出されました。 順次
採決
の結果、
修正案
は否決され、本
法律案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本
法律案
に対し
附帯決議
が付されております。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
) ─────────────
平田健二
18
○
議長
(
平田健二
君) これより
採決
をいたします。
本案
の
賛否
について、
投票ボタン
をお押し願います。 〔
投票開始
〕
平田健二
19
○
議長
(
平田健二
君) 間もなく
投票
を終了いたします。──これにて
投票
を終了いたします。 〔
投票終了
〕
平田健二
20
○
議長
(
平田健二
君)
投票
の結果を
報告
いたします。
投票総数
二百三十四
賛成
二百三十四
反対
〇 よって、
本案
は
全会一致
をもって可決されました。(
拍手
) ───────────── 〔
投票者氏名
は
本号末尾
に
掲載
〕 ─────────────
平田健二
21
○
議長
(
平田健二
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十四分散会