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2012-04-16 第180回国会 参議院 本会議 第12号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十四年四月十六日(月曜日)    午後一時一分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第十二号   平成二十四年四月十六日    午後一時開議  第一 国有林野の有する公益的機能維持増進   を図るための国有林野管理経営に関する法   律等の一部を改正する等の法律案内閣提出   )     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、皇室経済会議予備議員選挙  一、北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する   決議案鶴保庸介君外九名発議)(委員会審   査省略要求)  以下 議事日程のとおり      ─────・─────
  2. 平田健二

    議長平田健二君) これより会議を開きます。  この際、皇室経済会議予備議員一名の選挙を行います。  つきましては、本選挙は、その手続を省略し、議長において指名することとし、また、同予備議員職務を行う順序は、これを議長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 平田健二

    議長平田健二君) 御異議ないと認めます。  よって、議長は、皇室経済会議予備議員川崎稔君を指名いたします。  なお、同君の職務を行う順序は、第一順位といたします。      ─────・─────
  4. 平田健二

    議長平田健二君) この際、お諮りいたします。  鶴保庸介君外九名発議に係る北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 平田健二

    議長平田健二君) 御異議ないと認めます。  よって、本決議案議題といたします。  まず、発議者趣旨説明を求めます。鶴保庸介君。     ─────────────    〔議案本号末尾掲載〕     ─────────────    〔鶴保庸介登壇拍手
  6. 鶴保庸介

    鶴保庸介君 ただいま議題となりました民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党、新党改革及び新党大地・真民主の各派の共同提案に係る北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議案につきまして、発議者を代表し、提案趣旨を御説明申し上げます。  それでは、まず案文を朗読いたします。     北朝鮮による弾道ミサイル発射に抗議する決議案   四月十三日、北朝鮮我が国を始め、米国、韓国、中国及びロシアの六者会合参加国はもとより、国際社会からの再三にわたる中止要求にもかかわらず、「人工衛星」の打ち上げと称して長距離弾道ミサイル発射を強行した。   これは弾道ミサイル発射又はその技術を使用した発射の禁止や弾道ミサイル計画に関連する全ての活動の停止を規定した国連安保理決議第一六九五号、第一七一八号及び第一八七四号に違反することは明白である。   さらに、今回の発射の強行は、我が国国民を始め、韓国など近隣諸国はもとより東アジア地域に重大な不安を与える暴挙であり、我が国として、この北朝鮮による挑発的行為を断じて容認できない。   本院は、改めて、北朝鮮に対して、一連の国連決議を遵守するとともに、六者会合共同声明を完全実施するよう強く求める。また、国際社会に対し、これらの国連決議に基づく制裁規定を完全に遵守するよう強く求める。   政府は、我が国国民の生命・財産を脅かし北東アジア地域の平和と安定を損なう行為に、断固たる抗議の意思北朝鮮に伝え、併せて関係各国と緊密に連携し、国連安全保障理事会に働き掛けて、決議等により国際社会の確固たる意思を明確にするよう努めるべきである。同時に、我が国独自の制裁の強化を図るとともに、拉致問題、核、ミサイル等北朝鮮との諸懸案解決に向けた粘り強い外交を展開すべきである。   右決議する。  以上であります。  何とぞ皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。(拍手)     ─────────────
  7. 平田健二

    議長平田健二君) これより採決をいたします。  本決議案賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  8. 平田健二

    議長平田健二君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  9. 平田健二

    議長平田健二君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数          二百十九     賛成            二百十九     反対               〇    よって、本決議案全会一致をもって可決されました。(拍手)     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕     ─────────────
  10. 平田健二

    議長平田健二君) ただいまの決議に対し、内閣総理大臣から発言を求められました。内閣総理大臣野田佳彦君。    〔内閣総理大臣野田佳彦登壇拍手
  11. 野田佳彦

    内閣総理大臣野田佳彦君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  我が国を含む関係各国が、北朝鮮に対し発射の自制を強く求めてきたにもかかわらず、今回、北朝鮮発射を強行したことは、我が国を含む地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為と言わざるを得ません。  また、今回の発射は、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も行わないことを北朝鮮に義務付けた国連安保理決議第一八七四号を始め、第一六九五号及び第一七一八号といった累次の安保理決議に違反するものであり、日朝平壌宣言にも違反し、かつ、二〇〇五年九月の六者会合共同声明趣旨にも反するものです。  さらに、国際社会において見られていた北朝鮮との対話を通じた問題解決に向けた動きにも逆行するものです。  以上の観点から、今回の発射は、我が国として容認できるものではなく、北朝鮮に対して厳重に抗議し、遺憾の意を表明します。  政府としては、ただいま採択されました御決議趣旨を体し、北朝鮮に対し、関連する国連安保理決議の即時かつ完全な履行を求めるとともに、この機会に改めて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案解決に向け具体的な行動を取るよう、強く求めます。(拍手)      ─────・─────
  12. 平田健二

    議長平田健二君) 日程第一 国有林野の有する公益的機能維持増進を図るための国有林野管理経営に関する法律等の一部を改正する等の法律案内閣提出)を議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。農林水産委員長小川勝也君。     ─────────────    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     ─────────────    〔小川勝也登壇拍手
  13. 小川勝也

    小川勝也君 ただいま議題となりました法律案につきまして、農林水産委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、国有林野の有する公益的機能維持増進を図るため、国有林野事業について、国有林民有林の一体的な整備及び保全を図るための仕組みを創設するとともに、特別会計により企業的に運営する事業から、一般会計で実施する事業に見直す等の措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、国有林野事業一般会計に移行させることの意義、累積債務返済の見通し、国有林野事業における人員確保技術継承必要性森林除染に対する取組方針森林広葉樹林化又は針広混交林化必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知を願います。  質疑を終局し、採決の結果、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。  なお、本法律案に対して附帯決議を行いました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  14. 平田健二

    議長平田健二君) これより採決をいたします。  本案賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  15. 平田健二

    議長平田健二君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  16. 平田健二

    議長平田健二君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数          二百十七     賛成            二百十七     反対               〇    よって、本案全会一致をもって可決されました。(拍手)     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕     ─────────────
  17. 平田健二

    議長平田健二君) 本日はこれにて散会いたします。    午後一時十二分散会