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参考人(
石山勲君) 給与は
AIJではなくて当社から、
会社から支給されております。
AIJからはコンサルタント料としてコンサルタント料はいただいております。
じゃ、何をやっていたか。つまり、利益相反の話ですが、
AIJに対して何をやっていたかといいますと、当初
AIJの職員たちは年金については非常に知識が浅くて、これで実際に
年金基金に行くのはとても無理だろうなというふうな感じを受けましたので、
一つは、我が国の年金制度全体、こういうものがある、こういうものがあると、それからそれができた背景、そういうこと。それからもう
一つは、その中で厚生
年金基金というものはどういうものであって、これが生まれた背景、そしてどういう変遷をたどってきたか。それから三つ目は、
年金基金における
意思決定というのはどういうふうにして行われていくのかということを事細かく何回も掛けて勉強してもらいました。
それからもう
一つは、先ほ
ども冒頭のところで申し上げましたけれ
ども、
年金基金にとってはいわゆる
運用のプロが作った
資料というのは極めて難解で難しいんです。それでは幾ら高尚な話をされても、聞き手が分からないと
意味がないわけですから、できるだけ分かりやすい
資料を作るというのは、これ実は簡単なようでかなり難しいんでありますが、そういうことで、分かりやすい
資料を作るにはどうしたらいいかというようなこと。
それからもう
一つは、営業に行くと当然いろいろな
質問を受けてくるわけでありますから、そういうことについてどう答えたらいいか。つまり、口頭で答えるのか、口頭で答えるにしても、電話で話した方がいいのか、行った方がいいのか、あるいは書面、そういうことであります。