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参考人(
田中俊一君) 現在の
原子力行政について、この
事故以降、大変厳しいという
国民の意見があることは十分承知しております。その上で、その
信頼をどうやって回復するのかということで、その一つが、この
規制委員会の発足というのが一つの大きな役割を果たさなければいけないんだというふうに認識しております。それをどういう形で
信頼を取り戻すか、
信頼を得るかということも、これも非常に大きなチャレンジだと私は思っています。
その一つとしては、やはり、今御
指摘のように、
基本的には
透明性のある議論、
透明性のある運営をしていくということで、
基本的に
原則透明性。
透明性でない場合には何か特別の理由がある場合もあろうかと
思いますけれども、それは例えば国の安全にかかわるようなそういう方針を議論するとか、そういうこともあろうかと
思いますが、そういう場合にはそういうこともあろうかと
思いますけれども、
基本的には
透明性ということを
確保しながらやっていきたいと
思います。
それから、
政策的なことはこの
原子力規制委員会で議論すべきことではないというふうに実は私は認識していまして、今後のエネルギー
政策、
原子力政策については、また別途政治的に
国民の意見等を踏まえながらやっていただくことになるんではないかと
思います。