○平山誠君 先ほども言いましたように、国が普及啓発に努めるとか、どうやって努めるんですか、口だけは簡単なんですよ。
ちょっと
一つ表を作ってきましたので見ていただきたいんですが、この表は瓦れき
処理ですね、これ仙台市を除いた宮城県の各ブロック分けした災害
廃棄物の
処理業のゼネコンJVの発注の表なんですよ。それで、これが去年の七月、石巻ブロックでいえば七月の二十五日決定されているんですね。亘理名取ブロックは八月の二十五日、宮城ブロックは十月の二十五日、気仙沼ブロックは本年の二月、気仙沼ブロックの南三陸の方は二月七日、気仙沼の
処理場の方は本年の四月と。
瓦れきの量が最初に発表されたのは、昨年の、発表されて、それから各中間施設に集め、分別していったら、今、
広域瓦れきの量も、かなり量も減っています、最初に
説明された。瓦れきの容量は減っているんですけれども、各ブロックがJVで出した発注の表、この表を見てみますと、まず
契約JV、石巻でいえば鹿島JV全九社となっています。これは鹿島建設というゼネコンのほかに、もう一社しかプロポーザルの、公式に
参加しておりません。あと、亘理名取ブロックに含めても、ゼネコンが複数、五社、六社のところは一社もありません。これ見てください、鹿島建設、西松、間、大林、フジタ、JFE、清水、大成、よく分かれていますよね。
それで、もう
一つ、発注額、一番右です。これ、去年の七月二十五日に発注したものも八四%で落札されているんですよ。そして本年の四月、時がもう半年たっても八四%。各
地域のオンブズマンは、私も田中康夫さんと付き合っていたことがありますけれども、九四とか九五とか九八とかだと、これはやばいぞとオンブズマンもかなり目を見張るんですよ。しかし、八〇%台だとなかなか目が行かないんですよ。
でも、この表を見て、
大臣、おかしいと思いませんか。全てが八四%台で落札される。おかしくないですか。それを私は、今回の
法案も含めて、国が徹底して監視するとか、じゃ、最初にもう
お金を、国が
お金付けてしまったら、これはもう宮城県さんがやっていることだからということで逃げたりするんですよ、よく。
大臣、この表をちゃんと責任を持って分析して、この表を、私にお知らせすると同時に、世間に発表する義務があるんじゃないですか。どうでしょう。