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2012-09-06 第180回国会 衆議院 本会議 第37号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十四年九月六日(木曜日)
—————————————
議事日程
第二十三号
平成
二十四年九月六日 午後一時
開議
第一
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
厚生労働委員長提出
) 第二
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律案
(
参議院提出
) 第三
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する
特別措置法案
(
厚生労働委員長提出
) 第四
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 第五
海上運送法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 第六
海洋汚染等
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 第七
船員法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
) 第八
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
) 第九
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
) 第十 二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
) 第十一 千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
) 第十二
中小企業等協同組合法
の一部を
改正
する
法律案
(
参議院提出
)
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
国土審議会委員
の
選挙
日程
第一
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
厚生労働委員長提出
)
日程
第二
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律案
(
参議院提出
)
日程
第三
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する
特別措置法案
(
厚生労働委員長提出
)
日程
第十二
中小企業等協同組合法
の一部を
改正
する
法律案
(
参議院提出
)
日程
第四
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第五
海上運送法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第六
海洋汚染等
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第七
船員法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第八
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
日程
第九
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
日程
第十 二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
日程
第十一 千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
) 午後一時二分
開議
横路孝弘
1
○
議長
(
横路孝弘
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
国土審議会委員
の
選挙
横路孝弘
2
○
議長
(
横路孝弘
君)
国土審議会委員
の
選挙
を行います。
鷲尾英一郎
3
○
鷲尾英一郎
君
国土審議会委員
の
選挙
は、その
手続
を省略して、
議長
において指名されることを望みます。
横路孝弘
4
○
議長
(
横路孝弘
君)
鷲尾英一郎
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
横路孝弘
5
○
議長
(
横路孝弘
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
動議
のとおり決まりました。
議長
は、
国土審議会委員
に辻元清美さんを指名いたします。
————◇—————
横路孝弘
6
○
議長
(
横路孝弘
君)
日程
第一ないし第三の三案につきましては、
日程
第一及び第三は、
委員長提出
の議案でありますから、
委員会
の
審査
を省略することとし、三案を一括して
議題
とするに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
横路孝弘
7
○
議長
(
横路孝弘
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
日程
第一
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
(
厚生労働委員長提出
)
日程
第二
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律案
(
参議院提出
)
日程
第三
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する
特別措置法案
(
厚生労働委員長提出
)
横路孝弘
8
○
議長
(
横路孝弘
君)
日程
第一、
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
、
日程
第二、
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律案
、
日程
第三、
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する
特別措置法案
、右三案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
趣旨弁明
及び
報告
を求めます。
厚生労働委員長池田元久
君。
—————————————
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律案
及び同
報告書
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する
特別措置法案
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
池田元久
君
登壇
〕
池田元久
9
○
池田元久
君 ただいま
議題
となりました各案について申し上げます。 まず、
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
について、
提案
の
趣旨
及び
内容
を御
説明
申し上げます。
本案
は、
特定フィブリノゲン製剤
及び
特定血液凝固
第9
因子製剤
による
C型肝炎感染被害者
を救済するための
給付金
の
支給
に関する
特別措置法
に基づく
給付金
の
請求期限
を延長する等の
措置
を講じようとするものです。 その主な
内容
は、 第一に、原則として、本法の
施行日
から起算して五年を
経過
する日となっている
給付金
の
請求期限
を、十年を
経過
する日に改めること、 第二に、
追加給付金
の
支給対象者
について、
給付金
の
支給
を受けた日から起算して十年以内となっている要件を、
給付金
の
支給
を受けた日から起算して二十年以内に改めること です。
本案
は、去る八月二十九日の
厚生労働委員会
において、
内閣
の意見を聴取した後、
全会一致
をもって
委員会提出法律案
とすることに決したものです。 何とぞ、御
審議
の上、速やかに御
可決
いただきますようお願い申し上げます。 次に、
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律案
について、
厚生労働委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
を図り、もって
造血幹細胞移植
の円滑かつ適正な実施に資するため、
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関し、
基本理念
を定め、国の
責務等
を明らかにし、施策の
基本
となる事項について定めるとともに、骨髄・
末梢血幹細胞提供あっせん事業
及び
臍帯血供給事業
について必要な
規制
及び助成を行おうとするものです。
本案
は、
参議院提出
に係るもので、去る八月二十九
日本委員会
に付託され、昨日、
参議院厚生労働委員長
から
提案理由
の
説明
を聴取し、
採決
の結果、
本案
は
全会一致
をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと決した次第です。 以上、御
報告
申し上げます。 次に、
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する
特別措置法案
について、
提案
の
趣旨
及び
内容
を御
説明
申し上げます。
本案
は、子育てと
就業
との両立が困難であること等の
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父が置かれている特別の事情を考慮し、
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
支援
に関する特別の
措置
を講じようとするものです。 その主な
内容
は、 第一に、
厚生労働大臣
及び
都道府県等
は、
母子
及び
寡婦福祉法
に基づく
基本方針
及び
自立促進計画
について、
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の安定した
就業
を
確保
するための
支援
に特別の配慮がなされたものとしなければならないこと、 第二に、国は、
民間事業者
に対し、
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
優先雇用
その他の
母子家庭
の母及び
父子家庭
の父の
就業
の
促進
を図るために必要な協力を求めるように努めるものとすること、 第三に、
国等
は、予算の適正な使用に留意しつつ、優先的に
母子福祉団体等
から
物品
、役務を調達するように努めなければならないこと 等です。
本案
は、昨日の
厚生労働委員会
において、
全会一致
をもって
委員会提出法律案
とすることに決したものです。 何とぞ、御
審議
の上、速やかに御
可決
いただきますようお願い申し上げます。(
拍手
)
—————————————
横路孝弘
10
○
議長
(
横路孝弘
君) これより
採決
に入ります。 まず、
日程
第一及び第三の両案を一括して
採決
いたします。 両案を
可決
するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
横路孝弘
11
○
議長
(
横路孝弘
君) 御
異議
なしと認めます。よって、両案とも
可決
いたしました。 次に、
日程
第二につき
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
可決
であります。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
横路孝弘
12
○
議長
(
横路孝弘
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。
————◇—————
横路孝弘
13
○
議長
(
横路孝弘
君) お諮りいたします。
日程
第四ないし第十一は、これを
後回し
とするに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
横路孝弘
14
○
議長
(
横路孝弘
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
日程
第四ないし第十一は
後回し
といたします。
————◇—————
日程
第十二
中小企業等協同組合法
の一部を
改正
する
法律案
(
参議院提出
)
横路孝弘
15
○
議長
(
横路孝弘
君)
日程
第十二、
中小企業等協同組合法
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
経済産業委員長中山義活
君。
—————————————
中小企業等協同組合法
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
中山義活
君
登壇
〕
中山義活
16
○
中山義活
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
経済産業委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
火災共済事業
を含めた全ての
共済事業
を一個の
事業協同組合等
で行うことができるようにするための
措置
を講じるものであります。 その主な
内容
は、
火災共済協同組合
の類型の廃止、
事業協同組合等
が行い得る
火災共済事業
の
範囲
の
拡大等
であります。
本案
は、
参議院提出
に係るもので、去る八月二十九
日本委員会
に付託され、九月五日、
参議院経済産業委員長
から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
採決
を行った結果、
全会一致
をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと議決いたしました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
横路孝弘
17
○
議長
(
横路孝弘
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
可決
であります。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
横路孝弘
18
○
議長
(
横路孝弘
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。(退場する者あり)
————◇—————
日程
第四
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
横路孝弘
19
○
議長
(
横路孝弘
君) 先ほど
後回し
といたしました
日程
第四、
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
財務金融委員長海江田万里
君。
—————————————
金融商品取引法等
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
海江田万里
君
登壇
〕
海江田万里
20
○
海江田万里
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
財務金融委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
我が国市場
の
国際競争力
の強化並びに
金融商品
の
取引
の
公正性
及び
透明性
の
確保
を図るため、
一定
の
商品
を
金融商品
として他の多様な
金融商品
とともに取り扱うことのできる総合的な
取引所
の実現に向けた
制度整備
を行うものであります。また、
一定
の
店頭デリバティブ取引
についての
電子情報処理組織
の利用の義務づけ、
企業
の
組織再編
に係る
インサイダー取引規制
の
見直し
、
課徴金制度
の
見直し等
の
措置
を講ずるものであります。
本案
は、
参議院先議
に係るもので、去る八月二十八日当
委員会
に付託され、翌二十九日、
松下国務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
を行い、
質疑
を終局いたしました。次いで、討論を行い、
採決
いたしましたところ、
本案
は
賛成
多数をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
横路孝弘
21
○
議長
(
横路孝弘
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
可決
であります。
本案
を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
横路孝弘
22
○
議長
(
横路孝弘
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。
————◇—————
日程
第五
海上運送法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第六
海洋汚染等
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
日程
第七
船員法
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、
参議院送付
)
横路孝弘
23
○
議長
(
横路孝弘
君)
日程
第五、
海上運送法
の一部を
改正
する
法律案
、
日程
第六、
海洋汚染等
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
、
日程
第七、
船員法
の一部を
改正
する
法律案
、右三案を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
国土交通委員長伴野豊
君。
—————————————
海上運送法
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
海洋汚染等
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
船員法
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
伴野豊
君
登壇
〕
伴野豊
24
○
伴野豊
君 ただいま
議題
となりました三
法律案
につきまして、
国土交通委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
海上運送法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして申し上げます。
本案
は、
我が国
における安定的な
国際海上輸送
の
確保
を一層
推進
するため、我が
国外航船社
が運航する
一定
の
外国船舶
をあらかじめ準
日本船舶
として認定することとし、当該準
日本船舶
が
日本船舶
に転籍するために必要となる測度に関する
手続
の特例を設ける等の
措置
を講じようとするものであります。 次に、
海洋汚染等
及び
海上災害
の
防止
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。
本案
は、
海洋汚染防止条約附属書
の
改正等
に
適確
に対応するため、
一定
の
船舶
に対する
二酸化炭素放出抑制航行手引書
の作成及び備え置き等の義務づけ、
独立行政法人海上災害防止センター
の解散に伴う
指定法人
に関する
制度
の
創設等
の
措置
を講じようとするものであります。 次に、
船員法
の一部を
改正
する
法律案
について申し上げます。
本案
は、二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
に伴い、
船員
の
労働条件
を改善するとともに、
国際航海
に従事する
日本船舶
及び
我が国
に寄港する
外国船舶
に対し、
船員
の
労働条件等
に関する
検査制度
を創設する等の
措置
を講じようとするものであります。 三
法律案
は、
参議院先議
に係るもので、
船員法改正案
については
修正議決
の上、本院に送付され、去る八月二十八
日本委員会
に付託されました。 翌二十九日、
羽田国土交通大臣
から三
法律案
の
提案理由
及び
参議院
における
船員法改正案
の
修正部分
の
趣旨
の
説明
を聴取し、三十一日、
質疑
を行い、
質疑終了
後、
採決
の結果、いずれも
全会一致
をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと議決した次第であります。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
横路孝弘
25
○
議長
(
横路孝弘
君) 三案を一括して
採決
いたします。 三案の
委員長
の
報告
はいずれも
可決
であります。三案を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
横路孝弘
26
○
議長
(
横路孝弘
君)
起立
多数。よって、三案とも
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。
————◇—————
日程
第八
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
日程
第九
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
日程
第十 二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
日程
第十一 千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件(
参議院送付
)
横路孝弘
27
○
議長
(
横路孝弘
君)
日程
第八、
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件、
日程
第九、
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件、
日程
第十、二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件、
日程
第十一、千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件、右四件を一括して
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
外務委員長田中眞紀子
さん。
—————————————
欧州復興開発銀行
を設立する
協定
の
改正
の
受諾
について
承認
を求めるの件及び同
報告書
偽造品
の
取引
の
防止
に関する
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件及び同
報告書
二千六年の
海上
の
労働
に関する
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件及び同
報告書
千九百九十四年の
関税
及び
貿易
に関する
一般協定
の
譲許表
第三十八表(
日本国
の
譲許表
)の
修正
及び
訂正
に関する
確認書
の
締結
について
承認
を求めるの件及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
田中眞紀子
君
登壇
〕
田中眞紀子
28
○
田中眞紀子
君 ただいま
議題
となりました四件につきまして、
外務委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。 まず、
欧州復興開発銀行設立協定
の
改正
は、
平成
二十三年九月、ロンドンにおいて採択されたもので、同
銀行
の業務の
地理的範囲
を地中海の南部及び東部の諸国に拡大すること等について定めるものであります。 次に、
偽造品取引防止協定
は、
平成
二十三年四月、
我が国
のほか、米国、
欧州連合等
を含む十一カ国・地域による
交渉会合
において採択されたもので、
知的財産権
を侵害する
物品
の拡散を
防止
するため、
知的財産権
に関する効果的な執行の
枠組み等
について定めるものであります。 次に、
海上労働条約
は、
平成
十八年二月、
国際労働機関
第九十四回総会において採択されたもので、
船員
に関する既存の
国際労働基準
を統合し、国際的に広く受け入れられるべき
労働基準
を設定するとともに、その
実効性
を高めるため、
寄港国
による
検査等
の
措置
について定めるものであります。 最後に、
WTO譲許表
の
修正
及び
訂正
(
医薬品関税撤廃
)は、
平成
二十三年十一月、ジュネーブにおいて作成されたもので、
世界貿易機関
を設立する
マラケシュ協定
に含まれている
我が国
の
譲許表
に関し、
医薬品関連
の
関税撤廃
の
対象産品
の
見直し
に伴う
修正
及び
訂正
を確認するためのものであります。 以上四件は、
参議院先議
に係るもので、去る八月二十八日
外務委員会
に付託され、翌二十九日、
玄葉外務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取した後、
質疑
に入りました。三十一日、さらに
質疑
を行い、
質疑終局
後、
採決
を行いました結果、いずれも
承認
すべきものと議決した次第であります。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
横路孝弘
29
○
議長
(
横路孝弘
君) 四件を一括して
採決
いたします。 四件を
委員長報告
のとおり
承認
するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
横路孝弘
30
○
議長
(
横路孝弘
君)
起立
多数。よって、四件とも
委員長報告
のとおり
承認
することに決まりました。
————◇—————
横路孝弘
31
○
議長
(
横路孝弘
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時二十三分散会
————◇—————
出席国務大臣
外務大臣臨時代理
国務大臣
藤村 修君
厚生労働大臣
小宮山洋子
君
経済産業大臣臨時代理
国務大臣
細野
豪志君
国土交通大臣
羽田雄一郎
君
国務大臣
松下
忠洋君