運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
2012-09-07 第180回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
公式Web版
会議録情報
0
平成二十四年九月七日(金曜日) 午前九時三十分
開議
出席委員
委員長
赤松
広隆
君
理事
石井登志郎
君
理事
逢坂 誠二君
理事
加藤
公一
君
理事
柿沼
正明
君
理事
西野あき
ら君
理事
村田
吉隆
君
理事
笠原多見子君
理事
富田
茂之
君
阿知波吉信
君 網屋 信介君 泉
健太
君
勝又恒一郎
君 川越 孝洋君 桑原 功君 小室
寿明
君 後藤 祐一君 坂口
岳洋
君 篠原 孝君
早川久美子
君
松本
大輔
君
松本
龍君 皆吉 稲生君
本村賢太郎
君
森岡洋一郎
君 あべ
俊子
君
加藤
勝信君 北村 茂男君
小泉進次郎
君 齋藤 健君 二階 俊博君
丹羽
秀樹
君 松野 博一君 内山 晃君 菅川 洋君
福嶋健一郎
君
遠山
清彦
君
佐々木憲昭
君 中島 隆利君 山内 康一君 …………………………………
衆議院調査局
第二
特別調査室長
岩尾 隆君
—————————————
委員
の異動 九月七日
辞任
補欠選任
花咲
宏基
君
松本
大輔
君
山本
剛正
君 泉
健太
君
武部
勤君
丹羽
秀樹
君 東
順治
君
遠山
清彦
君 同日
辞任
補欠選任
泉
健太
君
山本
剛正
君
松本
大輔
君
花咲
宏基
君
丹羽
秀樹
君
武部
勤君
遠山
清彦
君 東
順治
君
—————————————
九月六日
公職選挙法
の一部を
改正
する
法律案
(
村田吉隆
君外三名
提出
、
衆法
第二九号)
公職選挙法
の一部を
改正
する
法律案
(
村田吉隆
君外二名
提出
、
衆法
第三七号) 八月二十九日
衆議院比例定数削減
に
反対
し、
民意
を反映する
制度
への
改善
を求めることに関する
請願
(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第二四四六号) 小
選挙
区
制廃止
、
消費税増税
と結びつけた
比例定数削減反対
、抜本的な
選挙制度改革
に関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第二四四七号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第二四七四号) 同(
赤嶺政賢君紹介
)(第二四九三号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第二四九四号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第二四九五号) 同(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第二四九六号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第二四九七号) 同(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第二五〇二号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第二五一九号) 同(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第二五二〇号)
衆議院比例定数削減反対
に関する
請願
(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第二五三七号) 九月三日
衆議院比例定数削減反対
に関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第二五六二号)
衆議院比例定数削減
に
反対
し、
民意
を反映する
制度
への
改善
を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第二五六三号) 小
選挙
区
制廃止
、
消費税増税
と結びつけた
比例定数削減反対
、抜本的な
選挙制度改革
に関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第二五六四号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第二五六五号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第二五六六号) 同(
佐々木憲昭
君
紹介
)(第二五六七号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第二五六八号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第二五六九号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第二五七〇号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第二五七一号) 同(
吉井英勝
君
紹介
)(第二五七二号) 同(
赤嶺政賢君紹介
)(第二五八三号) は本
委員会
に
付託
された。
—————————————
本日の
会議
に付した
案件
委員長不信任動議
閉会
中
審査
に関する件 ————◇—————
赤松広隆
1
○
赤松委員長
これより
会議
を開きます。
西野あき
ら君から、
成規
の
賛成
を得て、
委員長
の
不信任
に関する
動議
が
提出
されております。 本
動議
は、私の一身上の問題でありますから、この際、本席を
理事加藤公一
君に譲ることといたします。 〔
委員長退席
、
加藤
(公)
委員長代理着席
〕
加藤公一
2
○
加藤
(公)
委員長代理
委員長
の指名により、私が
委員長
の
職務
を行います。
西野あき
ら君
提出
、
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長赤松広隆
君
不信任
に関する
動議
を
議題
といたします。
提出者
の
趣旨弁明
を許します。
西野あき
ら君。
西野あきら
3
○
西野委員
自由民主党
の
西野あき
らでございます。
自由民主党
、
国民
の生活が第一、
公明党
、
共産党
、社会
民主党
、みんなの党を代表いたしまして、
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長赤松広隆
君
不信任
に関する
動議
本
委員会
は、
委員長赤松広隆
君を信任せず。 以下、その
理由
を申し述べます。
赤松委員長
は、
与野党合意
なしに一方的に、
倫理選挙特別委員会
を開会し、全
野党欠席
の中、
理念
のない
選挙制度法案
の
採決
を強行しました。
選挙制度
に関して、昨年秋から
与野党
の
政党間協議
を行ってきましたが、
民主党
は、一方的に
協議
を打ち切り、
単独
で
民主党案
を
提出
するとともに、本
委員会
への
付託
を強行しました。さらに、全
野党欠席
の中、八月二十二日に
民主党案
の
趣旨説明
、八月二十四日には
単独
で
質疑
を行い、八月二十七日に
強行採決
するに至りました。
選挙制度
は
議会制民主主義
の
根幹
であり、
与党
だけで強行することは、断じて許されるものではありません。 この間の
赤松委員長
の強引な
議事運営
は、公平、円満とはほど遠いものであります。今日、私
ども
に課せられた
使命
は、緊急の課題である一票の
格差
を解消することであると思います。 以上申し上げた
理由
により、
赤松委員長
の
議事
のもとでは本
委員会
の
使命
を果たせないものと判断し、本
動議
を
提出
いたしました。
委員各位
の御賛同を心からお願い申し上げ、
趣旨説明
といたします。(
拍手
)
加藤公一
4
○
加藤
(公)
委員長代理
これにて
趣旨弁明
は終わりました。 これより
討論
に入ります。
討論
の
申し出
がありますので、順次これを許します。
柿沼正明
君。
柿沼正明
5
○
柿沼委員
民主党
の
柿沼正明
でございます。 ただいま
議題
となりました
赤松広隆委員長不信任動議
につきまして、
民主党
・
無所属クラブ
を代表して、
反対
の
討論
を行います。
赤松委員長
は、八月二十二日の
趣旨説明
以降本日まで、
野党
各
会派
の
意見
を真摯に受けとめ、尊重し、そして、丁寧に
運営
してこられました。 八月二十二、二十三、二十四、二十七日と、四回連続で
野党理事
の呼び込みを行うとともに、
欠席
している
野党
各
会派
の
審議
時間についても辛抱強く待ち続け、そして、二十四日金曜日には
採決
を延期するなど、極めて極めて丁寧な
対応
を行ってまいりました。待ち続けた
野党
各
会派
への総割り当て時間は、何と五時間以上に及んだのであります。 こうした、丁寧で、
野党各派
の皆様に寄り添った
対応
は、
赤松委員長
の高邁な人格のなせるわざでございます。それにもかかわらず
野党各派
が
不信任動議
を
提出
したことは、まことに遺憾でございます。断じて
賛成
することはできません。 よって、
赤松委員長
の
不信任動議
につきましては
反対
するものでございます。 以上でございます。(
拍手
)
加藤公一
6
○
加藤
(公)
委員長代理
次に、あべ
俊子
君。
あべ俊子
7
○あべ
委員
私は、
自由民主党
・
無所属
の会を代表いたしまして、ただいま
議題
となりました
西野あき
ら君
提出
の
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長赤松広隆
君の
不信任動議
に
賛成
の
立場
から
討論
をいたします。
民主党
と
赤松委員長
は、
与野党
の
合意
なしに、一方的に
民主党提出
の
選挙制度改革関連法案
の当
委員会
における
審議
を強行いたしました。これは、
公正中立
な
委員会運営
を放棄したものであり、断固許されるものではございません。 そもそも
民主党
は、
衆議院選挙制度
に関する
各党協議会
を一方的に打ち切りまして、
議会制民主主義
の
土台
である
選挙制度
に関する
法案
を
単独
で
提出
し、
各党
が
反対
する中、当
委員会
への
付託
を強行したのであります。公平公正であるべき
委員長
は、諾々とこの
民主党国対
の
付託
を強行したのであります。そういたしました中で、やはり、
趣旨説明
、
質疑
を
民主党単独
で行い、その
採決
まで強行した。勝手に待ったからといって、
自分たち
は辛抱強く待ったと言いますが、
手続
上大いに問題がある中、待ったからといって許されるわけではありません。
憲政史上
、これ以上の
暴挙
はございません。 最高裁から
違憲状態
と断じられた一票の
格差
、
立法府
である
国会議員
が解消することを最
優先
とすべきであることは言うまでもございません。仮にこのまま総
選挙
を行った場合、
選挙
無効の
判決
が出るとまで言われております。私
ども自民党
は、急務である一票の
格差是正
のため、〇増五減を
先行実施
し、
違憲状態
を解消するための
法案
を
提出
いたしました。その
審議
をお願いしようと思っていたときに、
赤松委員長
の強硬な
委員会運営
が行われたわけでございます。
民主党
は、小
選挙
区制、
比例代表制
、
連用制
という
三つ
の
制度
が混在する、複雑かつ奇怪な、
理念
の
かけ
らもない、もちろん理性の
かけ
らもない、
憲法違反
のおそれもある
選挙制度
を提案し、さらには、
ねじれ国会
の中で
参議院
での成立が全く見込めないにもかかわらず、見込めないことを織り込んだ上で、全
野党
の
反対
を押し切って、強硬に
参議院
に送ったのであります。これは
国民
の一票の
価値
の平等を踏みにじるものでございまして、また、
解散
におびえ、総
選挙
を少しでも先送りしたいがための、まさに
党利党略
であります。 このような
民主党
の
党利党略
に乗じ、中立的な
運営
がなされるべきである
委員会
において、
赤松委員長
の公正さを全く欠いた
委員会運営
は、断じて認めることができません。
赤松委員長
、今からでも遅くない。しっかりとした
委員会運営
をすべきであります。 以上が、私の
赤松広隆
君
不信任
の
動議
に
賛成
する
理由
でございます。 終わります。(
拍手
)
加藤公一
8
○
加藤
(公)
委員長代理
次に、
富田茂之
君。
富田茂之
9
○
富田委員
公明党
の
富田茂之
です。 私は、ただいま
議題
となりました
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員長赤松広隆
君の
不信任
を求める
動議
について、
賛成
の
立場
で
討論
をいたします。
赤松委員長
の強引かつ身勝手な
委員会運営
は、
議会制民主主義
の
根幹
を崩壊させる
暴挙
であると言わざるを得ません。 八月二十七日の
委員会
においては、
民主党提出
の
衆議院選挙制度改革関連法案
を、全
野党
が
欠席
のまま
民主党単独
で
強行採決
、可決させるという、およそ
民主主義
とは相入れない
委員会運営
を行いました。
選挙制度
は
議会制民主主義
の
土台
であり、
与党
だけで強行することは断じて許されません。 翌八月二十八日付の
新聞各紙
は、社説で、
民主党
そして
赤松委員長
の
暴挙
を次のように批判しております。 まず、
毎日新聞
ですが、「
終盤国会混乱
目に余る
解散恐怖症
」と題して、 ここにきての
混乱
の大きな
責任
は
民主党側
にある。
政権与党
として何かを進めようという意志が感じられない。いや、むしろ、何も決めたくないようにさえ見えるからだ。
民主党議員
には約三年間の
政権運営
を有権者に問う自信がよほどないのだろう。苦戦が予想される
議員
の間から漏れてくるのは「一日でも
解散
を先送りしたい」という声ばかりだ。 そこで、まとまりそうもない案を出して決裂すれば、結果的に一票の
格差
も是正されず、
解散
は先送りできる
——輿石東幹事長ら民主党執行部
は「
解散封じ
」を狙っているとしか思えない。 もはや
違憲
・
違法状態
を放置する
国会
の怠慢という次元を超えている。目に余る
解散恐怖症
といっていい。 このように指摘しています。 朝日新聞は、「
国会
の迷走 幼稚さにあぜんとする」と題して、 まず、
民主党
に対してだ。
衆院選挙制度改革法案
で、
自民党
の小
選挙
区「〇増五減」
法案
を受け入れることだ。
民主党
の案は生煮えだ。小
選挙
区、
比例代表
、
連用制
の
三つ
の
制度
が混在する、
複雑怪奇
、
理念
不明なしろものである。 これを無理やり参院に送っても、
野党
としては否決するか廃案にするしかないだろう。 わざと
無理筋
の案を出し、
解散
を阻むことが狙いなのか。それは違うというなら、多くの
野党
が同意する「〇増五減」の
自民党案
を受け入れるべきだ。 読売新聞は、「
衆院選改革
の放置にあきれる」と題して、「
民主党
は、
民自公
三党が唯一折り合える
格差是正
の小
選挙
区「〇増五減」の
先行実施
を拒み、
制度改革
を停滞させてきた。無
責任
な
民主党
に
野党
を批判する資格はない。結局、
衆院解散
・総
選挙
の
先送り戦術
ではないのか。」このように指摘をしております。 これがまさに
国民
の声であります。
古賀伸明連合会長
は、昨日の
毎日新聞夕刊
のインタビューで次のように述べております。 「
民主党そのもの
が寄って立つ基盤の
共有化
ができていない」「
政党
、組織としてのガバナンスもできていない。結局、
政権交代
だけを目標にして結束していた集団であったのかもしれない。」と指摘した上で、「誰のための
政治
か、
政治家
、
政党
とは何かという根源的な問題を今一度、考えなくてはならない。」と述べております。
民主党
の
委員
の皆さん、本
動議
に
賛成
することが
民主党再生
の第一歩です。よろしくお願いいたします。 また、
衆議院議長横路孝弘
君は、昨年三月二十五日、一票の
格差判決
に関し
談話
を発表されました。このようなものでした。 一昨日の三月二十三日、最高裁判所大法廷は、二〇〇九年八月
実施
の
衆議院議員
総
選挙小選挙
区をめぐる「一票の
格差
」訴訟の
判決
で「
違憲状態
」との判断を下した。
民主主義
の
根幹
となる
衆議院議員
総
選挙
への信頼は、
投票価値
の平等を基にしており、それに疑義を示されたことは、極めて遺憾である。 とりわけ、
衆議院議員選挙
区
画定審議会設置法
第三条第二項に規定するいわゆる「一人
別枠方式
」を最大の
理由
とされたことは、
現行
小
選挙
区制の根本に関わる問題である。 「一人
別枠方式
」について、
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員会
で早急に
議論
を開始し、結論を出さなければならない。 というものでありました。
赤松委員長
のこれまでの行動は、この
衆議院議長談話
を全く無視するもので、到底許されるものではありません。
各党
の
合意形成
に向けての努力を全く行わず、
政局優先
と言わんばかりの
赤松委員長
の一連の態度は、本来、
公平中立
であるべき
委員長
の座を汚すものであり、一刻も早くその座から退くべきであります。 以上、
赤松委員長
の
委員会運営
は、
立法府
としての
議会
の品位をおとしめ、
民主主義
を踏みにじる
暴挙
であると指摘して、
赤松委員長
の
不信任
を求める
動議
に
賛成
の
討論
とさせていただきます。(
拍手
)
加藤公一
10
○
加藤
(公)
委員長代理
次に、
佐々木憲昭
君。
佐々木憲昭
11
○
佐々木
(憲)
委員
私は、
日本共産党
を代表して、
赤松広隆委員長
に対する
不信任動議
に
賛成
する
立場
で
討論
を行います。 去る八月二十七日、
赤松委員長
と
民主党
は、当
委員会
において、
単独
で
民主党提出
の
衆議院選挙制度関連法案
を強行可決しました。二十八日の本
会議
においても、
野党
が抗議する中、
与党
だけで強行可決させるという、
憲政史上類
を見ない
暴挙
を行ったのであります。断じて許すことはできません。 そもそも
選挙制度
は、
議会制民主主義
の
土台
であり、どの党に有利か不利かではなく、
国民
の意思を正確に反映するものでなければなりません。
制度
の
改正
に当たっては、
与党
が一方的に提案し、多数の力をもって
単独
で強行するなど、決してあってはならないことであり、
赤松委員長
と
民主党
の
責任
は極めて重大であります。
衆議院
の
選挙制度
については、
民主党
が六月十八日、昨年十月から行われてきた
各党協議
を一方的に打ち切り、その日のうちに、
議員定数
八十
削減
に固執した
民主党案
を
単独
で
国会
に
提出
しました。しかも、
民主党
は、
民自公
三
党合意
に基づき
消費税増税法案
などの
採決
を強行した六月二十六日、この
法案
の
委員会付託
を
議院運営委員会
で強行したのであります。
民主党
がこのような
強硬手段
をとったのは、
消費税
大
増税
を柱とする
一体改革
の中に、身を切る
改革
として
議員定数
の
削減
を位置づけていたからであります。
国民
の過半数に上る
反対
を踏みにじって
消費税
大
増税
を押しつけた上に、さらに
民意
を削るなど、到底許されません。
赤松委員長
は、七月十日の就任以来、
与野党
の
合意
に基づく円満な
委員会運営
に努力するという
委員長
としての
職務
を放棄してきたと指摘せざるを得ません。 八月二十二日、
赤松委員長
は、全ての
野党
が
反対
しているにもかかわらず、
委員長職権
で当
委員会
を開会し、
民主党法案
の
趣旨説明
を強行したのであります。この一方的な
審議入り
に全ての
野党
が抗議し、
各党
間の
協議
の場を設けるなど丁寧な
議論
をやり直すべきだと求めました。 ところが、
赤松委員長
と
民主党
は、
野党
の
意見
に耳を傾けず、三日間連続して
民主党議員
だけで
委員会
を開き、
質疑
を行い、
野党
の
質疑
時間を一方的に指定して空回しするという形だけの
法案審議
を演出したあげく、
単独
で
採決
するに及んだのであります。 結局、
赤松委員長
が行った仕事は、最初から最後まで
民主党法案
の
単独審議
と
強行採決
だけだったのであり、
委員長
の任にとどまることは断じて容認できません。 以上、本
不信任動議
への
賛成討論
といたします。(
拍手
)
加藤公一
12
○
加藤
(公)
委員長代理
これにて
討論
は終局いたしました。
採決
いたします。 本
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
加藤公一
13
○
加藤
(公)
委員長代理
起立少数
。よって、本
動議
は否決されました。
委員長
の
復席
をお願いいたします。(
拍手
) 〔
加藤
(公)
委員長代理退席
、
委員長着席
〕 ————◇—————
赤松広隆
14
○
赤松委員長
この際、御報告いたします。 今
国会
、本
委員会
に
付託
になりました
請願
は六十八件であります。各
請願
の取り扱いにつきましては、先ほどの
理事会
において
協議
いたしましたが、
委員会
での採否の決定は保留することになりましたので、そのように御了承願います。 なお、お手元に配付いたしておりますとおり、本
委員会
に参考送付されました
陳情書
は、
衆参議院
の
比例定数削減
に
反対
するとともに、
現行選挙制度
の
抜本的改革
に関する討議を求めることに関する
陳情書外
五件、
地方自治法
第九十九条の規定に基づく
意見書
は、
永住外国人地方参政権付与
に関する
意見書外
二十三件であります。 ————◇—————
赤松広隆
15
○
赤松委員長
次に、
閉会
中
審査
に関する件についてお諮りいたします。 まず、第百七十六回
国会
、
内閣提出
、
国会議員
の
選挙等
の
執行経費
の基準に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
議長
に対し、
閉会
中
審査
の
申し出
をするに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
赤松広隆
16
○
赤松委員長
起立
多数。よって、そのように決しました。 次に、
細田博之
君外二名
提出
、
衆議院
小
選挙
区
選出議員
の
選挙区間
における
人口較差
を緊急に是正するための
公職選挙法
及び
衆議院議員選挙
区
画定審議会設置法
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
議長
に対し、
閉会
中
審査
の
申し出
をするに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
赤松広隆
17
○
赤松委員長
起立
多数。よって、そのように決しました。 次に 第百七十三回
国会
、
大口善徳
君
提出
、
政治資金規正法
及び
政党助成法
の一部を
改正
する
法律案
第百七十四回
国会
、
林幹雄
君外四名
提出
、
政党助成法
の一部を
改正
する
法律案
第百七十四回
国会
、
村田吉隆
君外四名
提出
、
公職選挙法
の一部を
改正
する
法律案
村田吉隆
君外三名
提出
、
公職選挙法
の一部を
改正
する
法律案
及び
村田吉隆
君外二名
提出
、
公職選挙法
の一部を
改正
する
法律案
並びに
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する件 につきまして、
議長
に対し、
閉会
中
審査
の
申し出
をいたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
赤松広隆
18
○
赤松委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
閉会
中
審査案件
が
付託
になりました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、
閉会
中、
参考人
から
意見
を聴取する必要が生じました場合には、その
出席
を求めることとし、日時、
人選等
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
赤松広隆
19
○
赤松委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
閉会
中、
委員派遣
を行う必要が生じました場合には、
議長
に対し、その
承認申請
を行うこととし、
派遣
の目的、
派遣委員
、
派遣期間
、
派遣地
その他所要の
手続
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
赤松広隆
20
○
赤松委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 この際、
休憩
いたします。 午前九時五十二分
休憩
————◇————— 〔
休憩
後は
会議
を開くに至らなかった〕