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小熊慎司君 みんなの党の
小熊慎司です。
私は
福島県会津若松市在住でありますので、遠く
原発からは百キロほど離れた地域ではありますが、先ほど来
お話の出ているとおり、これは本当は国がやるべきだったと思いますけれども、県が全県民の健康
調査をこれからしていく。こういった万全の
体制を取りながら、しかし、万全の
体制を取ることによって、遠く離れた会津もやっぱり駄目なのかなと、こうした不安も巻き起こしてしまうという両面の部分も持ったところでもありますし、私も子供が三人おりますが、やっとこの間、会津若松市の教育
委員会が、校庭は使用禁止になったことはありませんけれども、プールの使用はやっと最近になって教育
委員会が許可をしたと。それでも中には、ある小学校は、PTAの
皆さんがやはりどうだろうということで使用を控えようとしている小学校も今ある中であります。こうした大きな不安と、そういう中で暮らしているところでもあるわけであります。
もう既に言い尽くされた言葉ではありますが、
地震、
津波、そして
原発、風評被害、さらには政治
災害とまで言われて、これは与党の
皆さんだけではなくて、私も地元に行けば、与野党関係なく、何をやっているんだと、本当に厳しい声をいただいているところでもあります。しかしながら、この政治
災害の一番の要因である総理の退陣もこれは具体的な段階になってきて、また、
松本大臣におかれましてはさすが
災害担当の
大臣だなと思いましたけれども、的確に早期の収拾に言及をされて、今月以内という、これは大変心震えた次第であります。
大臣におかれましては、季節の変わり目、政局の変わり目でございますので、御身大切に御自愛なされますことを申し伝えさせていただいて、
質問に移らさせていただきます。
今、この
震災以後、本当に国内外含めて、また公の
機関関係なく個人的な部分でも被災地に様々な御支援をいただいているところであります。
そういった中で、既に
独立行政法人の評価
委員会の中でも
資料は示されておりますので
皆さん御承知おきのことと思いますが、やはり公の大きな役割を担った数々の独法がまた被災地において活動されているのも私も承知しております。
福島県においてはJICAの二本松訓練所もありますので、本来であれば国外業務が主であるところでありますけれども、こうした被災地の支援に回られ、またOBたちも自発的に仙台で二、三百人の登録をして、そして実際に活動されているというところでもあります。
そうした中において、やはりこれは未曽有の
災害でございますので、あらゆる立場、あらゆる
機関が全力を挙げて
対応していかなければいけないと。そういうところにおいては、
独立行政法人のそれぞれの性格いろいろありますけれども、やっぱり公の任務を担っているところでもありますので、これはやはりこの
震災対応についてしっかりと取り組んでいくべきだというふうに思っております。
まだこういった
災害続いているところでありますから、一応現時点での全体的な、一個一個の評価ではなくて全体的にこの独法の取組の評価と、そして、さはさりながら、これ何も
法律いじらないで、それぞれの努力で
現場対応で工夫してやっていますから、その課題ですね、いろんな支援をしているんだけれどもやっぱりやりにくいとか、
予算的なものもあるでしょうから、そこについて、全体的な大ざっぱな評価と課題についてお示しをいただきたいと思います。