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佐藤正久君 山積みになっているところの上なんか歩きませんよ。ただ、ほかのこれから除土を希望している学校の校庭、今一時間以上子供が遊んでいるわけです。そういうこともあって、その表現というのを非常に慎重にしないと、みんな、ほかの学校の方が困っていると、これが
実情です。
今お渡しした資料を見ていただきたいんですけれども、これは
文部科学省の方が
説明している三・八マイクロというものに設定した計算式です。屋内と屋外と分けて、取りあえず三・八マイクロシーベルトというものを基準に八時間、十六時間、それを三百六十五日掛けたものです。
ただ、実際には、この前の
内閣委員会でも討論したんですけれども、累積被曝量、これも入れた方がベターだと。実際に
計画的避難区域においてはこの累積推定被曝線量とこれからの推定のやつを合わせている。実際に自然放射線の被曝量も二・四ミリシーベルトあったり、いろいろCTスキャン、エックス線、こういういろいろ掛かるということもある。あるいは、子供が校庭で遊んでいたら、土ぼこり、内部被曝もあるということを
考えると、やっぱり除土というものをやりながらもっと低くしたり、いろんなことをやらないと、本当に三・八がいいのかというと、そういうほかの要因を比べると、もっともっと三・八よりも低くしないと実際上は困るという
部分もあると思います。
例えば、今回、
計画的避難区域の、
福山副
長官詳しいと思いますけれども、
飯舘の一角にも高い線量のところあるんですよ。そこに今でも多くの子供が住んでいるんです。その子供たちが今まで受けた累積被曝線量高いですよ、ほかと比べたら。その方が今度は学校に転校していくというのであれば、一番その今まで受けた被曝量が高い子供を基準に安全を
考える、これがやっぱり政治の仕事だ、行政の仕事だと思います。
文部科学省の方、話をすると、そんな細かいところまで面倒見れないよとありますけれども、やっぱり一番子供の安全ということを
考えてやらないといけないというふうに思います。これについては鈴木副
大臣を
中心になってやられると思いますけれども、今後ともやっていただきたい。
時間の
関係で、最後に一問だけ防衛省にお伺いします。
今回、この財政
措置、これは今回
法律が成立します。ただし、次の財政
措置の
関係で国家公務員の給与を一割削減するという報道があり、官房
長官も今後
政府内で検討するという話をされました。
今、
現場の方では、海上保安庁、自衛隊始め、あるいは
政府の職員の
方々も本当に不眠不休で頑張っておられるということを
考えると、本当に全部一律に一割削減というようなものを出していいのかどうか。私のところにも問合せが
現場からあります。防衛省の今のお
考えを最後に聞きたいと思います。