○松あきら君 公明党の松あきらでございます。
この度のことは、どんな言葉をもっても表すことはできません。亡くなられた
皆様の御霊が安からんことをと、そして一刻一秒でも早い
復興のための
支援策が、私は
被災された
皆様へのお
見舞いであるというふうに思っております。
本日、朝テレビを付けておりましたら、自分は
被災したんだけれども、
地震保険に入っていると。これだけ広範囲な場所でのことになると、保険会社が支払ってくれるのかという、こういう質問に対して答えていたのは、もちろん
皆様からいただいた保険料を積み立てておりますから大丈夫ですが、もしものときは再保険ということで国が保険をカバーしてくれます、国の再保険制度があります、
安心してくださいとおっしゃっておりましたが、御存じのように、事業仕分で再保険特会は廃止になりました。
このときに蓮舫さんがおっしゃったことは、数百年に一回のことのためにこの特会はできない、廃止だとおっしゃった。どう
考えているのかと、私は今朝テレビをつけていて非常に頭にきました。
頭にくることはいっぱいあるんです。私は六分ですから、しゃべっていたら全部それで終わっちゃいそうですけれども。でも言いたいですよ、私は。
昨日、三名の
作業員の方が被曝をされました。日にちもたって言葉に表せないほどの疲れが出ている。これは分かります。疲れがたまっていると思う。気の緩みもあったかと思う。二十代から三十代の方ですよ。現場で働く危険な仕事の大部分は、実は企業の下請、孫請、ひ孫請、そういう人々が働いていると、こう言われているんですよ。
状況は日々変わるんです。現場のきちんとした、当日のですよ、放射線量も測られてはいなかったそうじゃないですか。防護服や靴も与えられているんですか。靴は、長靴とか短靴とか、ちゃんと与えられていないんじゃないかと。どうして被曝しなきゃならなかったのか。線量計は持たされていたのか。アラームは鳴らなかったのか。
作業環境手順のマップを作って注意を促すと。
私は、
経済産業省の政
務官も副
大臣もさせていただきました。安全というのはもちろん大前提なんです。けれども、日本の基幹電力である
原子力というものを大切に思ってきた者の一人としてざんきに堪えません。幾ら災害とはいえ心が痛いです。
今回のことは、東電、保安院、もちろん経産省を始め、本当に原点に戻って私は出発をし直さなければいけないと。これは、災害であるのとともに、人災も重なっていると言われているんですよ。これを是非お願いをしたいと思います。
先ほどから
中小企業の
支援のいろいろ御質問や答弁も出ております。三月末に期限切れとなる緊急保証制度、我が党としても延長をお願いしてきました。これ、延長決定は、率直にこれは評価したいと。大変な
状況であります。
中小企業、もちろん小規模企業、資金繰りや
経営相談などの相談する窓口、この
整備が早急にされることをお願いしたいと思いますし、また、
政府系金融機関や
地域の信金、信組、多くが再開できていないと。
被災地における金融機関の
状況をどのように把握しているのかということが一点。
中小企業の
被害は、直接的な方たちもいらっしゃいますし、離れていても、この部品の
一つが来ないからできないという、こういう間接
被害もあるし、こうした
状況で多くのホテルや旅館や観光業も、外国からもキャンセルが相次ぎ、
国内からもキャンセルが相次ぎ、飲食業も含めて、こうした例えば雰囲気
被害というものもあるんですね。こうした
状況を全体的に底支える仕組みとしてセーフティーネット、重要であるんです。それぞれの
状況に応じた資金繰り
対策を講ずるべきと思いますけれども、あるいはリスケですね、これに対して御答弁、手短によろしくお願いいたします。