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水野賢一君 みんなの党の
水野賢一です。
ただいま
議題となっております
同意人事について一言申し上げます。
私たちみんなの党としては、先日
政府から提示をされたうち、本日
議題になっております九機関二十二名の人物、
適格性について大きな問題があるとは考えておりません。よって、賛成をいたします。
ただ、
日銀政策委員会審議委員については、
前任者の
野田忠男氏が旧
第一勧業銀行出身者で、新たに提示された
石田浩二氏が旧
住友銀行出身者と、四代続けて
銀行出身者となっております。あたかも
銀行の
固定枠のような形になっていることには注意を喚起しておきたいと思います。
なお、再
就職等監視委員会については、
政府が
人事案を提示してきたことに対しては率直に評価したいと思います。
民主党政権が長い間、案さえ示さなかったことについて、
菅首相は三月七日の
予算委員会で、「ある意味申し訳なく思っております。」と述べています。どういう意味で申し訳なく思っているのか、もっとはっきり明言すべきだとは思いますが、案が提示された以上、その五名の
人事案も早めに
採決すべきと考えます。そうでないと、天下りの
監視さえできないという状況が継続することになってしまうことを懸念いたします。
以上、
意見表明といたします。