○小野寺
委員 自由民主党の小野寺五典です。
きょうは、このような連合
審査、ありがとうございます。連合
審査の大きな理由は、恐らく、これは領土問題を含めた
外交案件にかかわってくるから、このような
外交ということで
外務委員会との連合ということになったんだと思います。
冒頭、一点
確認したいと思います。副
長官、どうもありがとうございます。
まず、今月十五日、ロシアの副首相初め十
省庁の代表が、何と択捉、国後を訪問したということがありました。
外務大臣はこのことに関して
抗議をされたと伺っておりますが、メドベージェフ以降、何度も何度も
日本の北方四島にロシアの枢要な方が来られるということをなかなか防ぎ切れていない。
このような
状況を見てかどうか、実は
韓国でも同じような動きが今起きつつあります。例えば、今月の二十四日に、二十二日に出発して二十四日に
韓国の国会議員三名が北方領土の国後島を訪問する予定であるということが現実に発表されました。この国後島を訪問する
韓国の国会議員はどういう立場の方かといいますと、独島領土守護対策特別
委員会。ですから、これは
竹島について実効支配を強めていこう、そして、ロシアと共同していこう、北方領土についてロシアが強めている
状況を見ていこう、恐らくこのような動きだと思っております。
我が国としては、決して許せない、見逃せない事案だと思っております。
まず
外務大臣にお
伺いをし、そして官房副
長官にもお
伺いしたいと思いますが、このような
韓国の国会議員が国後に行くということ、しかも、ロシア
政府からビザを発給してもらって行くということ、これは絶対にさせてはいけないと思いますが、今後どのような
外交ルートでこの
抗議をしていくのか。そして、官房副
長官には、この二十二日には
日中韓の首脳会談があるということを伺っておりますが、この首脳会談の最中に
韓国の国会議員が国後に向かって旅立つということ、これを決して許してはいけないと思いますが、この首脳会談の中で
日本政府の強い懸念ということでこのことについて触れるかどうか、お
伺いしたいと思います。
〔田中
委員長退席、小平
委員長着席〕