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2010-10-19 第176回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成二十二年十月十九日(火曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員氏名
委員長
水落
敏栄君 理 事
加藤
敏幸
君 理 事
谷岡
郁子
君 理 事
橋本
聖子
君 理 事
義家
弘介
君
大島九州男
君
神本美恵子
君
鈴木
寛君
平田
健二
君
藤谷
光信
君
水岡
俊一
君
横峯
良郎
君
北川イッセイ
君
小坂
憲次
君
中曽根弘文
君
山本
順三
君
草川
昭三
君
西田
実
仁君
江口
克彦
君 自見庄三郎君 ─────────────
委員長
の
異動
十月一日
水落敏栄
君
委員長辞任
につき、その補 欠として
二之湯智
君を議院において
委員長
に選 任した。 ─────────────
委員
の
異動
十月一日
辞任
補欠選任
加藤
敏幸
君 林
久美子
君
谷岡
郁子
君
斎藤
嘉隆
君
平田
健二
君 谷
亮子
君
北川イッセイ
君
鈴木
政二
君
小坂
憲次
君
上野
通子
君
中曽根弘文
君
石井
浩郎
君
山本
順三
君
二之湯
智君
義家
弘介
君 林
芳正
君 十月四日
辞任
補欠選任
鈴木
政二
君
熊谷
大君
林
芳正
君
義家
弘介
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
二之湯
智君 理 事
神本美恵子
君
藤谷
光信
君
橋本
聖子
君
水落
敏栄君 委 員
大島九州男
君
斎藤
嘉隆
君
鈴木
寛君 谷
亮子
君 林
久美子
君
水岡
俊一
君
横峯
良郎
君
石井
浩郎
君
熊谷
大君
義家
弘介
君
草川
昭三
君
西田
実
仁君
江口
克彦
君
国務大臣
文部科学大臣
高木
義明
君 副
大臣
文部科学
副
大臣
鈴木
寛君
文部科学
副
大臣
笹木
竜三
君
大臣政務官
文部科学大臣政
務官
笠
浩史
君
文部科学大臣政
務官
林
久美子
君
事務局側
常任委員会専門
員 古賀 保之君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ─────────────
二之湯智
1
○
委員長
(
二之湯智
君) ただいまから
文教科学委員会
を開会いたします。 議事に先立ちまして、
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 去る十月一日の本
会議
におきまして
文教科学委員長
に
選任
されました
二之湯智
でございます。
委員各位
の御
支援
、御
協力
を賜りまして、公正かつ円満な
委員会運営
に努めてまいりたいと思いますので、何とぞよろしく
お願い
をいたします。(
拍手
) この際、
水落
前
委員長
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
水落敏栄
君。
水落敏栄
2
○
水落敏栄
君 前
委員長
として
一言
ご
あいさつ
を申し上げます。 昨年十月に
委員長
に
選任
されて以来、
委員長
の職責を大過なく全うすることができましたのは、ひとえに
委員各位
の御
指導
、御
協力
のたまものであると深く感謝申し上げる次第でございます。 なお、今後は
理事
として、
二之湯委員長
の下で引き続き本
委員会
の
運営
に力を尽くしてまいりたいと存じますので、今後ともよろしく
お願い
申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
) ─────────────
二之湯智
3
○
委員長
(
二之湯智
君)
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
轟木利治
君、
石井一
君、
松あき
ら君、
加藤敏幸
君、
谷岡郁子
君、
平田健二
君、
中曽根弘文
君、
小坂憲次
君、
山本順三
君及び
北川イッセイ
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
藤谷光信
君、
横峯良郎
君、
草川昭三
君、
林久美子
君、
斎藤嘉隆
君、
谷亮子
君、
石井浩郎
君、
上野通子
君、
熊谷大
君及び私、
二之湯智
が
選任
されました。 ─────────────
二之湯智
4
○
委員長
(
二之湯智
君)
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が三名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
二之湯智
5
○
委員長
(
二之湯智
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
神本美恵子
君、
藤谷光信
君及び
水落敏栄
君を指名いたします。 ─────────────
二之湯智
6
○
委員長
(
二之湯智
君)
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
教育
、
文化
、
スポーツ
、学術及び
科学技術
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
二之湯智
7
○
委員長
(
二之湯智
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
二之湯智
8
○
委員長
(
二之湯智
君) この際、
高木文部科学大臣
、
笹木文部科学
副
大臣
、
鈴木文部科学
副
大臣
、
笠文部科学大臣政務官
及び
林文部科学大臣政務官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
高木文部科学大臣
。
高木義明
9
○
国務大臣
(
高木義明
君) この度、
菅内閣
において
文部科学大臣
を拝命いたしました
高木義明
でございます。 第百七十六回
国会
において各般の
課題
を御審議いただくに当たり、
一言
ご
あいさつ
申し上げます。 昨年九月の
政権交代
から約一年が経過いたしました。この間、
文部科学政策
は、
委員
の
皆様方
の格別の御
指導
と御
協力
により、着実に
改革
の歩みを進めてまいりました。昨年、マニフェストで
国民
の
皆様
にお約束をした
高等学校
の
実質無償化
を
実現
し、さらに、
教員
の質と数の
充実
、
幼保一体化
、
大学
や
研究機関
の
教育力
、
研究力
の
向上
、
スポーツ
、
文化
の
振興
といった
重要政策課題
について
改革
や
検討
を進めつつあります。 私の使命は、これらの
改革
をいかに実行し、
成果
に結び付けるかであると考えます。
菅総理
は、先般の
所信表明演説
において、有
言実行内閣
の出発であると述べました。私も
内閣
の一員として、諸
課題
の
解決
に
全力
で取り組んでまいります。
我が国
を取り巻く
環境
は、
経済状況
を始め大変厳しさを増し、また大きく変化しつつあります。
グローバル化
が進展し、
知識基盤社会
への移行が進む中で、
資源
の乏しい
我が国
が引き続き
世界
をリードしていくためには、人と
知恵
の力、言わば
ソフトパワー
をより一層
強化
していくことが必要です。また、
少子高齢化
が進む中、
国民
一人一人の
潜在能力
を最大化し、それを最大限に発揮できる場につなげることが、
我が国
を新たな
成長
のステージへと導き、元気な
日本
の復活につながるものと考えます。このような中、私も
未来
への
先行投資
である
文部科学行政
の
充実
に力を尽くす
所存
であります。
教育
は
社会
の
基盤
です。
幼児教育
を始めとした
初等中等教育
から
高等教育
までを通じて、自立し、自己主張できる
人間
の
形成
、あるいは自然との共生、他人への思いやりや協調の精神の醸成が必要です。また、最近の
日本人
は内向きとの指摘があります。高い
国際感覚
を備え、
国際社会
をリードする
人材
を
育成
することが私の大きな仕事だと考えます。 そのためには、
教育
の中身の
充実
はもとより、
子供
や
若者
が
教育
を受ける
機会
を
確保
し、また
成長
した後に自らの力を
社会
で存分に発揮できるようにすることが必要です。 とりわけ
若者
の
就業機会
の
確保
は喫緊の
課題
です。
就職
が決まらないまま卒業する者が約七万五千人に上るなど、極めて深刻な
状況
が続いています。また、
就職採用活動
の
早期化
、
長期化
が進み、
学生
が
学業
に十分専念できないという問題が生じています。
雇用
の問題は、
経済界
、
労働界
、
教育界
が一体となって取り組むことなしに実効ある
解決
は不可能です。私は、先般、
主要経済団体
に赴き、
採用枠
の拡大、卒業後三年以内の
新卒者扱い
、
就職採用活動
の
早期化
、
長期化
の
改善
を
お願い
するとともに、
厚生労働大臣
、
経済産業大臣
とともに文書で
要請
をいたしました。
経済界
においてもこれらにこたえる動きがあり、今後の
改善
が期待されます。引き続き、
キャリアカウンセラー
の
配置
を
充実
し、在
学生
や卒業生の
相談
にきめ細かく対応するとともに、
就職採用活動
の
適正化
に取り組みます。 一方、
若者
の非
正規雇用
や
新卒者
の
早期離職
といった
課題
もあります。
学校側
としても、
キャリア教育
、
職業教育
を
充実
し、
社会人
、
職業人
として必要な
能力
を身に付け、
勤労観
、
職業観
を確立した
人材
を
育成
しなければなりません。このため、
大学
において
産業界等
と
連携
をし
就業力
の
育成
を
推進
いたします。さらに、生涯にわたり
職業
に必要な
知識
、
技能等
を習得する
機会
を
充実
する新しい枠組みについて
検討
を進めます。 意欲ある
子供
や
若者
が自らの
能力
を高め、また
人間性
を豊かにする
環境
をつくることは
大人
の責務です。親の
経済力
によって
子供
の
教育
に支障が及ぶことがあってはならないと考えます。しかしながら、昨今の厳しい
経済状況
の下で、
子供
が親の
失業等
により
学業
を断念するという憂慮すべき
状況
が生じています。
教育
は
社会
全体の発展と
活性化
を
実現
するものであり、その
経済的負担
は
家庭
だけではなく
社会
全体として支え合うことが必要です。 このため、今年度
実現
をした
高等学校
の
授業料実質無償化
を着実に進めるとともに、
高校段階
の
授業料
以外の
教育費負担
の軽減や
大学
の
授業料減免
、無
利子奨学金
の
拡充
など、
国際人権A規約
における
漸進的無償化条項
の
留保撤回
も視野に、
経済的支援
の
充実
に努めてまいります。
授業
の内容が
質量共
に
充実
した新
学習指導要領
が来年度から
本格実施
となります。また、いじめや不登校、
暴力行為
といった
生徒指導
上の問題のほか、障害のある
子供
や
定住外国人
の
子供
が増加する傾向にあります。こうした
学校現場
が抱える
課題
に対応しつつ、
世界トップレベル
の
教育
を目指すためには、
教員
の質と数を
充実
することが急務です。 このため、先般、
教員
が
子供
と向き合う時間を
確保
し、
子供たち
一人一人にきめ細かな
教育
を行えるようにすることを目指し、小中
学校
の三十五・三十人学級の
段階的実現
を柱とする新・
教職員定数改善計画案
を公表しました。その
実現
に向け
全力
を尽くします。 また、
教員
の質については、
養成
、
採用
、研修の各
段階
を通じた総合的な
向上方策
が必要です。
中央教育審議会
の
審議状況
を踏まえ、
教員
の質の
向上
に取り組みます。あわせて、
スクールカウンセラー
やスクールソーシャルワーカーの
配置等
による
教育相談体制
の
充実
を始め、
外部人材
の積極的な
活用
や、
学校
と
関係機関
、
団体等
との
ネットワーク構築
を進めます。
学びや学校
の
在り方
も変えていかなければなりません。自然や
社会
に触れ、その中で友達と切磋琢磨し互いに
学び
合うことで、
子供
は大きく
成長
し、また周りの人を思いやる気持ちもはぐくまれてまいります。
学校内外
を問わず、
自然体験学習
や
社会体験学習
、
読書活動
を
充実
させるとともに、
コミュニケーション能力
を高める
教育
を進めます。 また、
情報通信技術
も最大限
活用
し、
子供
一人一人の
能力
、特性に応じた
学びや
、
子供同士
の教え合い
学び
合いなどを
実現
する
学び
の
イノベーション
に取り組みます。 すべての
子供
がどこに生まれても質の
確保
された
幼児教育
や保育が受けられるよう、
幼保一体化
を含めて、
子供
や
子育て家庭
の
視点
に立った
制度改革
を進めます。 これからの
学校
の
在り方
については、
保護者
、
地域住民
の
学校運営
への参画、様々な
地域
の
大人
や企業、NPO、
大学
など
学校外
の力との
協働
、
学校
の力を生かし
地域力
を
向上
させる共助による新しい
公共型学校
の
モデル構築
を図ります。
子供たち
が一日の大半を過ごす
活動
の場であり、
非常災害
時には
地域住民
の
応急避難場所
となる
学校施設
の
安全性
の
確保
は重要です。今後、
耐震化
の
ニーズ
がピークになることも踏まえ、
地方公共団体等
の要望に沿った
耐震化
、
老朽化対策
、
エコスクール化
に取り組みます。
成長
の原動力である強い
人材
を
育成
するためには、
我が国
の
大学
の
機能
を
強化
していくことが不可欠です。今後、新たな
成長
につながる
教育研究活動
の土台を
構築
するとともに、
大学
の
世界展開力
を
強化
し、
世界
の知が集積する魅力的な知の拠点を
構築
する必要があります。 このため、アジアや米国の
大学
を中心として
学生
の
双方向交流
を大幅に
拡充
するほか、
単位相互認定等
を
推進
します。また、
世界
を牽引するリーダーを
養成
する
リーディング大学院
の
構築
など、
世界トップレベル
の
大学院
を
形成
するとともに、
大学教育
の
質向上
や
社会人
の
学び直し
の
支援
、
大学間連携等
を通じた
地域活性化
への貢献を
推進
します。
医師不足解消
や新
成長戦略実現
のための医学部の
入学定員
の増員や、
社会
の
要請
にこたえる優れた
医療人
の
養成
、
地域医療
において中核的な
機能
を担い、
高度医療
を
開発
、提供する
大学病院
の
機能
の
充実
に努めます。さらに、
口蹄疫等
の
家畜伝染病
に対応した
獣医師
の
養成強化
に努めてまいります。 これらの前提として、これまで削減をされてきた
国立大学法人運営費交付金
や
私学助成等
の
確保
が重要です。これらは
大学教育
を支える
基盤的経費
であり、
必要額
を
確保
しつつ
充実
に努めます。また、
国立大学法人等
の
施設整備
について、新たな五か年
計画
の策定に向けた
検討
を進めつつ、
老朽化
、
狭隘化
の
解消
と戦略的な質の
向上
に取り組みます。 本年は、
根岸英一
氏及び
鈴木章
氏の二人の
日本人研究者
が
ノーベル化学賞
を受賞するとともに、「はやぶさ」が幾多の困難を乗り越え、七年の月日を掛け地球に帰還するなど、
我が国
の
科学技術力
の高さを示すことができました。また、これらのニュースは、
国民
にとって大きな誇りと励みになるとともに、
科学技術
を志す
若者
にも勇気と希望を与えてくれました。 こうしたことを踏まえ、引き続き
科学技術
の
振興
に積極的に取り組み、
我が国
が
国際競争力
を維持し、活力ある
社会
を
実現
できるよう
努力
していきます。
科学技術
の
振興
を図る上で、まず重要なのは優れた
人材
の
育成
、
確保
です。このため、
若手研究人材
の挑戦を
資金
と
環境
の両面からサポートし、そのポテンシャルを最大限
活用
します。また、理科や数学が好きな
子供
のすそ野を広げ、その才能を伸ばす
環境
を提供するなど、
初等中等教育段階
から
連続性
を持った
取組
を総合的に
推進
していきます。さらに、
研究者
が
研究
に専念できるよう、
知的財産等
の管理、
活用等
を行う
サポートスタッフ
の
育成
も進めます。 次に、優秀な
人材
を引き付け、その実力を遺憾なく発揮できる
環境
の
整備
に努めます。
研究者
が独創的で優れたアイデアを追求できるよう、
研究資金
の
拡充
を図るとともに、
研究費
の
複数年度使用
を可能とする等の
制度改善
に取り組みます。 画期的な
成果
の
創出
のためには、国内外の優秀な
研究者
と切磋琢磨することが不可欠です。積極的に
若手人材
を
世界
に送り出すとともに、最先端の
研究基盤
の
整備
とその
利用支援体制
の
充実等
により、
世界
の卓越した
人材
を
我が国
に引き付け、
世界
の
頭脳循環
の中で
存在感
を発揮していきます。さらに、
世界トップレベル
の
競争力
と、機動的で弾力的な
運営
を可能とする
国立研究開発機関
(仮称)
制度
の
早期
の創設に向けて、
関係
府省とも
連携
を図りつつ準備を進めます。 さらに、
基礎研究
の
成果
を
成長力
に結び付けるため、
基礎研究段階
から産学の
協働
による
課題解決
の
取組
や
研究段階
から
経営視点
の導入と
民間資金
の
活用
を進め、
研究成果
の更なる
実用化
を図ります。
我が国
の強い
経済
を
実現
するため、
科学技術力
を
活用
し、
需要創出
のかぎである
課題解決
型の
国家戦略
に積極的に取り組んでまいります。 具体的には、
ライフイノベーション
として、
再生医療
の
研究開発
など、
我が国
が強みを有する
社会的ニーズ
の強い
分野
の
研究開発
を加速し、がんや
認知症
、うつ病の克服により
健康社会
を
実現
するとともに、医薬品、
医療機器
の
海外市場
への
展開
を促進します。
グリーンイノベーション
では、
温室効果ガス
を削減する
革新的技術開発等
を加速します。また、
高速増殖炉サイクル技術
や
核融合
の
研究開発
を進めるとともに、グローバルな核不拡散・
核セキュリティー体制
の
強化
を
支援
します。さらに、レアアースやレアメタルの
確保
に向け、
海洋鉱物資源
の探査に必要な
技術開発
や
代替元素
の
研究開発等
を
推進
します。 また、これら二大
イノベーション
を支える
研究基盤
として、
次世代スーパーコンピューター
「京」を中核としたハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラの
整備
を着実に進めます。 さらに、
我が国
の
成長
に貢献する
宇宙
、
海洋
などの
フロンティア分野
の
研究開発
や地震、防災など、
国民
の安全、安心の
向上
に資する
研究開発
を進めます。また、
宇宙
や
原子力等
の
分野
における
我が国発
の
人材
、
技術
の
海外展開
を
関係
府省と
連携
して進めます。 地道な
研究活動
はすぐには
成果
が見えないものです。
我が国
の将来に欠かせないものです。それを
国民
に理解していただく
努力
を積み重ねながら、
未来
への
投資
として、予算の
確保
を含め戦略的、継続的に
科学技術
の
振興
を図っていきます。
スポーツ
は、
人格形成
や
健康長寿
の礎であるとともに、
地域活性化
の重要な
資源
となります。本年八月に策定した
スポーツ立国戦略
を踏まえ、
地域スポーツ
、
学校体育
の
充実
の一体的な
推進
と、
世界
で競い合うトップアスリートの
育成強化
などの
施策
を総合的に
推進
するとともに、
スポーツ基本法
の制定に向け
努力
をいたします。さらに、二〇二二年の
ワールドカップサッカー大会
の招致を積極的に
支援
してまいります。
文化芸術
が人々を引き付ける魅力や
社会
に与える
影響力
、すなわち
文化力
が国の力であることは
世界
で共通した認識です。また、
観光振興等
の
経済活動
において新たな
需要
や高い
付加価値
を生み出す源泉でもあります。今こそ
文化芸術
を
国家戦略
として
振興
していくことが必要であり、今後、
文化審議会
の
審議状況
を踏まえ、今年度中に新たな
基本的方針
を策定し、
文化芸術立国
の
実現
を目指します。また、
展覧会
のために借り受けた
美術品
の損害を政府が補償する
制度
を創設することにより、
展覧会
の開催を
支援
し、
国民
が優れた
美術品
を鑑賞する
機会
を
充実
いたします。
文部科学行政
においては、以上申し上げました
課題
のみならず、様々な
課題
が山積しております。私は、
文部科学行政
の責任を担う者として、熟議の
取組
などを通じ、
専門家
の
方々
はもとより
現場
の
方々
の意見を十分酌み取りながら、また
客観的根拠
に基づく
政策展開
により効果的、効率的な
施策
を
推進
するため、
政策
のための
科学
の
強化
を図り、諸
課題
の
解決
に
全力
で取り組む考えです。 引き続き、
関係各位
の御
指導
と御
鞭撻
をいただきますよう、心から
お願い
を申し上げます。よろしく
お願い
します。 ありがとうございました。
二之湯智
10
○
委員長
(
二之湯智
君)
笹木文部科学
副
大臣
。
笹木竜三
11
○副
大臣
(
笹木竜三
君) この度、
文部科学
副
大臣
を拝命いたしました
笹木竜三
でございます。 副
大臣
として、
大臣
をよく補佐し、
基礎研究
の
振興
、そしてこの
政権
の最
重点課題
である
グリーンイノベーション
、
ライフイノベーション
、それをしっかりと
推進
してまいりたいと思います。そして、
科学技術創造立国
の
実現
のために
全力
を尽くしてまいります。 また、
文化芸術
を
国家戦略
として
振興
し、
ソフトパワー
としての発信にも取り組んでまいりたいと思います。あわせて、
文化芸術
の
基本的施策
の
在り方
についても
検討
を進めてまいります。 今後とも、
委員長
を始め
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
いたします。
二之湯智
12
○
委員長
(
二之湯智
君)
鈴木文部科学
副
大臣
。
鈴木寛
13
○副
大臣
(
鈴木寛
君) この度、
文部科学
副
大臣
を拝命いたしました
鈴木寛
でございます。 副
大臣
として、
大臣
をよく補佐し、二十一世紀を
日本
が生き抜いていくために必要な
ソフトパワー
の増進のため、
教育
、
スポーツ
の
振興
に
全力
を尽くしてまいります。 今後とも、
委員長
を始め
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。
二之湯智
14
○
委員長
(
二之湯智
君)
笠文部科学大臣政務官
。
笠浩史
15
○
大臣政務官
(
笠浩史
君) おはようございます。 この度、
大臣政務官
を拝命をいたしました
笠浩史
でございます。 人づくりなくして
国づくり
なし、まさに人への
投資
こそが
未来
への
投資
であるという信念の下、
大臣
、副
大臣
とともに、
教育
はもちろん、
スポーツ
、
文化
そして
科学技術
の
振興
、
文部科学行政
の
推進
に
全力
で取り組んでまいりたいと思います。
委員長
そして
委員
の
皆様方
の今後とも御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、
お願い
を申し上げたいと思います。 よろしく
お願い
いたします。
二之湯智
16
○
委員長
(
二之湯智
君)
林文部科学大臣政務官
。
林久美子
17
○
大臣政務官
(
林久美子
君) おはようございます。 この度、
文部科学大臣政務官
を拝命いたしました
林久美子
でございます。 私は、
大臣政務官
として、特に
幼保一体化
を含む子ども・
子育て
新システムの
構築
に取り組むのとともに、
若手研究者
の
支援
を始めとして、
知恵
と
人材
を生かした
科学技術
による
成長力
の
強化
、
文化芸術立国
の
実現
などに
全力
を挙げて取り組んでまいりたいと思います。 今後とも、
大臣
、副
大臣
とともに
文部科学行政
の
推進
に力を尽くしてまいる
所存
でございますので、
委員長
を始め
委員
の
皆様方
の一層の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますようによろしく
お願い
を申し上げます。
二之湯智
18
○
委員長
(
二之湯智
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十六分散会