○馳
委員 伴野副
大臣、お帰りいただいて結構ですので。ありがとうございました。
これは国際結婚だけの問題じゃないということは御理解いただいていると思います。と同時に、これは、私は
法律の専門家ではないので僣越ではありますが、家裁における離婚の調停が長引く要件というのは、多分
子供が絡んだ問題が一番多いと思うんですよ。
小川さんもうなずきながら聞いておられますが。
したがって、一定のルールを設ける、そして第三者、まさしく家裁あるいは調停するような機関、こういったものが入らないといつまででも解決していけない、その間にも
子供はやはり成長する、このことを看過していてはいけない。だからこそ、我々はやはり
国会議員として、
議員立法というふうな形で、こういうのはいかがでしょうか、こういう論点はいかがでしょうかといったことをまさしく提示し続けていきたいと思いますし、最終的に
皆さんの御意見がまとまれば、
議員立法として
委員長提案で
提出できればベストだとも思っているんです。
法務省は、多分、私どもの方に要請をいただく団体は、いわゆる
共同親権を旗に掲げている
方々も多くおられます。まさしく民
法改正にかかわります。民
法改正というと、私は十年間
児童虐待の問題に取り組んでまいりましたから、
親権の
制限について、一時・一部
制限の問題についてようやく動き始めて、来年にも
方針が示されることになっているということも存じております。それほど、五年、十年かかる問題だということをわかっているがゆえに、我々が
議員立法として、まさしく
国民生活にかかわる大きな問題になっているということの認識を、まず政務三役の
皆さんには御理解をいただきたいということです。
この問題については、ここでひとまずおいておいて。
それから、
柳田大臣、拉致担当
大臣も兼ねておられるということで、
答弁できるかどうかは、
判断はあなたにお任せしますが、実は私は、けさ十時から十一時まで文部科学
委員会で高木文部科学
大臣に
質問をしておりました。
高校無償化法に基づいての朝鮮高校に対する
支援金を拠出するかどうかという最後の詰めの議論をしてまいりましたときに、高木
大臣、あなたは
柳田拉致担当
大臣とこの問題について話し合いましたか、
柳田さんは反対の意向を示しておられますよ、九月二十二日の拉致被害者家族会との意見交換会でも、私の主張をはっきり申し上げますと言っておられます、それについて意見交換されましたかと聞いたら、しましたとちゃんとはっきりおっしゃいました。
柳田さんの意見も踏まえて、最終的に教育的な課題として私は
判断する、こういうことでありました。同時に、最終的には、菅総理がやはり最終的な
判断を下すことも当然でありますね。
その上で、もし、今あなたの
立場で、教科書の記述の問題、拉致問題を抱えておって、経済制裁について
日本はちょっと緩めてきたんじゃないかという間違ったメッセージを北朝鮮本国に送りかねない、やはりこういうふうな懸念がされていて、
民主党における部門
会議においても留意
事項がつけられているんですね、やはり教育
内容については慎重にしなければいけないと。
先ほど、高木
大臣は改善を促すということをはっきりとおっしゃいました。こういう現状を踏まえて、
大臣として今後どのようにこの問題に
対応されますか。また、高木
大臣の
判断に最終的には従いますか。所見をお聞かせいただきたいと思います。