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2010-12-03 第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
平成二十二年十二月三日(金曜日) 午前十一時十四分
開議
出席委員
委員長
田中けいしゅう
君
理事
北神
圭朗
君
理事
楠田 大蔵君
理事
後藤 斎君
理事
近藤
洋介君
理事
平 智之君
理事
谷畑 孝君
理事
西村
康稔
君
理事
佐藤 茂樹君
池田
元久
君
緒方林太郎
君 笠原多見子君 川口 博君 木村たけつか君
櫛渕
万里君 熊田 篤嗣君 斉木 武志君 柴橋 正直君 白石 洋一君
杉本かずみ
君
田嶋
要君 高松 和夫君
中山
義活
君 橋本 勉君 花咲
宏基
君 皆吉 稲生君 森山 浩行君 山本
剛正
君 吉田おさむ君
金子
恭之
君
近藤三津枝
君
柴山
昌彦
君 新藤 義孝君 高市 早苗君 橘 慶一郎君
西野あき
ら君 稲津 久君
吉井
英勝
君 山内 康一君 …………………………………
経済産業大臣
大畠
章宏君
経済産業
副
大臣
池田
元久
君
経済産業大臣政務官
田嶋
要君
経済産業大臣政務官
中山
義活
君
経済産業委員会専門員
綱井 幸裕君
—————————————
委員
の異動 十二月三日
辞任
補欠選任
梶山
弘志
君
金子
恭之
君
額賀福志郎
君
柴山
昌彦
君 同日
辞任
補欠選任
金子
恭之
君
梶山
弘志
君
柴山
昌彦
君
額賀福志郎
君
—————————————
十一月二十九日
中小業者
の暮らしと
経営
を守ることに関する
請願
(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第五二四号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第五二五号) 同(
吉井英勝
君
紹介
)(第五二六号)
原子力発電等
に関する
請願
(
村上誠一郎
君
紹介
)(第七三一号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した
案件
閉会
中
審査
に関する件
中小企業対策
の
抜本的強化
に関する件 ————◇—————
田中けいしゅう
1
○
田中委員長
これより
会議
を開きます。
経済産業
の
基本施策
に関する件について調査を進めます。 この際、
中小企業対策
の
抜本的強化
に関する件について
決議
をいたしたいと存じます。
本件
につきましては、
理事会等
におきまして、各会派間で御協議願っておりましたが、その協議が調い、
案文
がまとまりました。 便宜、
委員長
から
案文
を朗読し、その
趣旨
の説明にかえたいと存じます。
中小企業対策
の
抜本的強化
に関する件(案)
我が国
の現在の
経済状況
は、リーマン・ショック以降、実施してきた数々の
政策効果
もあって回復の兆しが見えていたところであるが、昨今の
円高
・デフレの進行に伴い、先行きの不透明さは増すばかりである。とりわけ
中小
・
小規模企業
については、
我が国経済
の基盤を支えるかけがえのない存在であるとの思いを新たにし、年末及び年度末の
金融対策
も含め、その
経営環境
の
改善
には、万全な上にも万全を期すことが必要である。 よって政府は、こうした情勢を踏まえ、
中小企業
の
活性化
を図るために、次の事項について最大限の努力をすべきである。 一
中小企業経営
の命綱でもある
中小企業金融
にかかる
景気対応緊急保証
、
セーフティネット貸付
、
中小企業金融円滑化法
及び
小規模事業者経営改善資金
(
マル経
)
融資制度
について、その
政策効果
を検証しつつ、
制度
の継続や内容の更なる
改善
について真摯に検討し、
中小企業
の
資金繰り支援
に万全の
体制
を取ること。 二
下請代金支払遅延等防止法
の厳格な執行などにより、大
企業
による
下請けいじめ
を防止し、
下請け取引
の一層の
適正化
を行い、
企業規模
間や
業種別格差
の是正を図るなど、公正な
市場環境
を整備すること。 三
中小企業
の
能力向上
のため、
ものづくり
を支える
中小企業
の
技術開発支援
や
若手人材
の
雇用ミスマッチ解消
など
中小企業
の
人材
の
確保
・育成に引き続き積極的に取り組むこと。 四
中小企業
も、
国内市場
にのみ
活動
の場を限定するのではなく、
海外
の需要を取り込むなど多角的な
経営
が必要となっていることに鑑み、
中小企業
の
海外展開
を積極的に推進すること。 五
中小企業
の
地域経済
における
重要性
に鑑み、
農商工連携
や
地域資源
の活用、
地域
の
商店街
の
活性化
への
支援
に引き続き積極的に取り組むこと。 六
中小企業
の
経営支援
を充実するため、
融資相談
・
経営相談
・
再生支援
など
中小企業各種相談窓口
を強化し、
広報活動
を含め
体制整備
を図ること。 七
中小
・
小規模企業
の
仕事創出
のため、
公共事業
の大幅な
前倒し発注
や
分割発注
の
推進等
により、
官公需
の
中小企業
の
受注比率
の
向上
を図るとともに、
中小企業対策
について、
地域
の実情に応じて効果的に実施できるよう、
地方
との
連携
を強化すること。 八
中小企業対策
のための予算の
確保
及び
税制措置
について万全を期すこと。 右
決議
する。 以上であります。 何とぞ
委員各位
の御賛同をお願いいたします。 お諮りいたします。 ただいま読み上げました
案文
を本
委員会
の
決議
とするに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
田中けいしゅう
2
○
田中委員長
起立総員
。よって、
本件
は本
委員会
の
決議
とすることに決しました。 この際、
大畠経済産業大臣
からただいまの
決議
に対し発言を求められておりますので、これを許します。
大畠経済産業大臣
。
大畠章宏
3
○
大畠国務大臣
ただいま御
決議
をいただきました件につきまして、その
趣旨
を尊重し、私としても
中小企業対策
に万全を期してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
田中けいしゅう
4
○
田中委員長
お諮りいたします。 ただいまの
決議
についての
議長
に対する報告及び関係各方面への
参考送付
の
取り扱い
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中けいしゅう
5
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
田中けいしゅう
6
○
田中委員長
この際、御報告申し上げます。 本
委員会
に付託されました
請願
は二十六件であります。各
請願
の
取り扱い
につきましては、先ほどの
理事会
において協議いたしましたが、
委員会
での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。 なお、お手元に配付いたしてありますとおり、本
委員会
に
参考送付
されました
陳情書
は九件であります。 また、本
委員会
に
参考送付
されました
地方自治法
第九十九条の規定に基づく
意見書
は三十六件であります。 念のため御報告申し上げます。 ————◇—————
田中けいしゅう
7
○
田中委員長
次に、
閉会
中
審査
に関する件についてお諮りいたします。 まず、第百七十四回国会、
内閣提出
、
私的独占
の
禁止
及び
公正取引
の
確保
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
につきまして、
議長
に対し、
閉会
中
審査
の
申し出
をするに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
田中けいしゅう
8
○
田中委員長
起立
多数。よって、そのように決しました。 次に
経済産業
の
基本施策
に関する件
資源エネルギー
及び原子力安全・保安に関する件 特許に関する件
中小企業
に関する件
私的独占
の
禁止
及び
公正取引
に関する件
鉱業等
に係る
土地利用
の調整に関する件 以上の各件につきまして、
議長
に対し、
閉会
中
審査
の
申し出
をいたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中けいしゅう
9
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
閉会
中
審査案件
が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、
閉会
中、
参考人
から
意見
を聴取する必要が生じました場合には、その
出席
を求めることとし、日時、
人選等
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中けいしゅう
10
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
閉会
中、
委員派遣
を行う必要が生じました場合には、
議長
に対し、その
承認申請
を行うこととし、
派遣委員
の
人選
、
派遣期間等
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中けいしゅう
11
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二十三分散会