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佐藤正久君 どう考えても私は納得いかないのは、別に、赤坂宿舎でしょう、おられたのは。であれば、赤坂宿舎じゃなくて、やっぱりいろんな情報が集まる、しかもいろんな機器がある、テレビ
会議もできる、そういう機能を備えた官邸のそういう
対策室なり
内閣府の方にいた方が通常いいわけで、もう分かっているわけですから。当然、八時半に官邸の方で
対策室と。これ、本当指揮所ですから、そこに肝心かなめの
大臣がいないということ自体が私はおかしな話であって、これは率直に反省すべきだと思いますよ。そういうところに
官房長官とかみんな来ていて、先ほど九時四十分にもう危
機管理監もとにかく公邸の方に行っていろいろ説明をされている。外務
大臣も入っているんですよ、公邸の方に、首相動静見たら分かるように。それを、宿舎の方でいればいい、それでいろいろやり取りしていたと。それは政
務官との電話のやり取りが大事ではなくて、やっぱり
大臣は全般の、全般の指揮を執る方が大事であって、いかに
官房長官あるいは総理をそこでお支えするかというところが私は筋だと思います。
また、先ほど
質問にもあったように、
津波があったときに、
大臣は
東京シティーマラソンについてやっぱり苦言を、実際記者会見でも……(発言する者あり)苦言じゃないですか、あれは。
東京マラソンにおいても、本当やっていいのかなと。今ここにその記者会見の議事録ありますけれども、やはりそのゴール地点の
東京ビッグサイトは非常に海に近い、またその
警報という観点でも本当にマラソンをやっていいのかということを言われています。そういうことを、まさに二十八日というのはマラソンやった日なんですよ。そういうときに宿舎の方にいて、宿舎の方にいていろいろ指揮をするというのは、やっぱりこれは不自然ですよ。そういう
東京マラソン、そういう懸念を持っているのであれば、やはりそういう自分の指揮所の方におられて、そこで
東京都といろいろやり取りするなりすべきだと思いますよ。
これは事後の
対応というよりも、やはり指揮官というのは、指揮する人間は一番指揮しやすい場所にいないといけないわけで、これはもう原則ですよ。一番、総理あるいは
官房長官の補佐のしやすいところ、あるいは自分の部下等に対して指揮をしやすい場所にいる、これは原則中の原則であって、これは別に普通の国
会議員であれば当たり前に考える。ましてや
防災のプロですから、
大臣は。だったら、今どこにおれがいた方が一番いいんだと、どこにいるべきなんだと考えたら、だれが考えたって、二十八日、二十七日の夜からこういういろいろな動きをやっている。いよいよ
内閣府の方から機能を官邸の方に移管するというのが二十八日の八時三十分なんですよ。そういうときにいない。で、宿舎の方にいる。
官房長官とか、あるいはほかの危
機管理監も、あるいは外務
大臣も午前中に公邸の方に行っていろいろ報告をされている。私は、これはおかしいと思いますよ。
命を守りたいというんであれば、やっぱりそれはそれなりの
対応を取らないと、いざというときのことを考え
対応を取らないといけない。そういう面では、着替えを準備をしてそれで宿舎にいると、これはちょっと優先順位が違うなと私は思います。いかがでしょうか。