○藤末
健三君 私、今もういろんなところを回りまして、
中小企業の
方々のお話をお聞きするんですよ。それで、一番皆様がお困りなのはやはり
資金の調達というところは聞かせていただきます。
そして、もう
一つここでお伝えしたいのは、やはり労働基準監督局の監視というか
規制、これもまた聞くんですよ。ですから、何が起きているかというと、労働基準監督局が
規制を掛けますよと、これはもう最後に申し上げておりますので
是非お考えいただきたいんですよ。労働基準監督局が一生懸命仕事されますと。今、どういう
状況かというと、もう新規に人を雇うだけの余力がないんですね、
中小企業、特に小さい
企業は。そうすると、みんなそろって、やはりもう働いて働いてやっと
会社を維持していると。そこに労働基準監督局の
方々がやってきて、いや、あなた
たち、これは基準違反じゃないんですかと、もう仕事はこれ以上やらないでくださいという話をされているということがもう何回も起きているんですね。じゃ、私
たちにはつぶれろということですかっていう話をすると、その役所の方は何とおっしゃったかというと、ルールは守ってくださいと、つぶれるかどうかはあなたの経営次第ですということを答えられたという話を、私、ちょうど三日前ぐらいに聞いてきましたよ。四国です、場所は。高松、もうここまで申し上げます。それは何なんだっていう話は、もう本当に私
たちは雇用を守るために頑張ってきていて、なぜ労働基準監督局の人間にそういうことを言われなきゃいけないんだって怒った方がいた。
ただ、この声は恐らく労働基準監督局には届かないですよ。私
たち政治家が届けるか、若しくは
中小企業であり
小規模企業を所管している組織がきちんと役所と役所との間でやっぱり伝えていただかなければこれは伝わらないと思います。
是非、私
たちが本当に政権を取らせていただいた一番大きな変化は、やっぱり
現場の声を届ける、集めてそして変えていくことにあるんではないかと私は思いますので、
是非ともとにかく、
先ほどの
貸金業法もそうですし、この労働基準監督局の活動もそうですが、
現場の
方々がどれだけ苦労をしているかということに対する声を拾い、そして他
省庁の仕事であってもやはり
中小企業庁、
経済産業省がどんどんどんどん
政策を変えていくように
是非ともお願いしたいと思います。特にこの
リースの話は、もう動いていただいていますけれど、僕は新しい
中小企業に対する
資金の
供給の源になると思いますので、
是非お願いしたいと思います。
続きまして、いろいろございますが、
中小企業の
物流の話に移らさせていただきたいと思います。
私、
先ほど申し上げましたように、特に先週は九州と四国のいろいろ
中小企業の
方々にお会いしてきました。その中でやはり御意見をいただきますのは、
中小企業にとって、特に製造業にとって
物流というものがいかに大事か、
物流をきちんと整備することが地域の
企業の繁栄につながるということでございますが。
一つございますのは、
高速道路の料金の発表があったわけでございますが、ちょうどそのとき私、高松や坂出というちょうど香川県に行かせていただきまして、その話でもう持ち切りでございました。何で本四連絡橋の料金が値上げになるんだ、この景気が悪いのにと。もう逆に、四国の
経済考えたら、あの橋は無料にするぐらいのことをしなきゃいけないんじゃないのと、なぜ料金が上がっておれ
たちの
経済を苦しめるようなことをするんですかという話私は直接聞かせていただいておりますが、その点、
国土交通省はいかがでございましょうか。