○有村治子君 ありがとうございます。
先ほど申し上げました七十四億円と
準備書段階で掛かっている。しかも、それは、鳩山
大臣がこだわられる、一本のくいも打てなかったじゃないかとクエスチョンタイムで有名なフレーズが出ましたけれども、くい一本打つ前にこれだけの費用が掛かって、それをしてでも
環境配慮をしていこうという中でございますから、どのような政治意思決定をされても、
環境と何とか両立するような国民益、子々孫々に美しい沖縄あるいは内外が残っていくような御
努力を引き続きされることを私も願っております。
同時に、安全保障というのは国民の生存を確かにするための極めて大事な国政の側面でございますから、そのバランスの中でより妥当性のある意思決定をなされることを国民としても願っております。
最後にお
伺いをさせていただきます。
今回の法案審議に関して、いろいろな立場の
方々とできるだけ可能な限り、時間は制約されますが、お話を
伺いました。その中で、最後に
大臣の御感想を聞きたいんですけれども、
環境アセスメントというとどうも
事業者にとっては
負担で、経営戦略としても、数億円、数年間の期間が掛かる、まさに重圧との闘いであるということを私も分かりました。
環境アセスメントを実際にやっていらっしゃるコンサルの方、協会の
方々にもお話を昨日お
伺いさせていただいたんですけれども、その
方々の提案として、これをやったか、あれをやらないかというネガティブなことで
環境に
影響をいかに少なくするかというだけではなくて、その
事業者が
環境に対していいことをやっていく、例えばここにプラントを建てるのであればそれ以外のところに植樹をやっていくとか、その
代替的に
環境にいいプラスの側面をした場合はそれも積極的に認めていくような、ポジティブな、
事業者にとってもウイン・ウインになるような、しかもそれが
環境を改善していくという前向きな
アセスメントになるのであれば、それは大いに
検討してほしいという御
意見がありまして、私もこれは極めて前向きな
意見だというふうに思いましたが、これは通告もしておりませんし、
大臣の感想というところで有り難いと思います。
非難をするということ、責任の所在を明確にするって極めて大事でございますが、それと同じぐらいに、いいことをしていく取組をしっかりとたたえて、そのモデル
ケースをどんどん広げていくというところに同じぐらいのエネルギーを掛けても、私は極めて前向きな
環境行政の進展になると私自身
考えましたが、
大臣、いかがでしょうか。このことに、やっていただく、
検討していただく、是非も含めてコメントをいただきたいと思います。