○馳
委員 大変前向きな答弁をいただいたと思います。面接交渉、私は本当にこれは必要だと思っています。改めてこのことを強調して、では次の
質問に移らせていただきます。
けさ、日刊スポーツを読みました。びっくりしました。本日の日刊スポーツの
記事にこうあります、「オウム真理教麻原
原理派は十五年前そっくり」「前
代表野田氏「警告本」出版」。私も早速、出版されたならば取り寄せて読みたいと思っています。
団体規制法によって観察処分を継続していただいたこと、改めて
大臣にはお礼を申し上げます。また、公安
調査庁の諸君は立入
調査を行い、大丈夫なのかなと、観察処分に従って対応しておるということにもお礼を申し上げます。
しかし、全国に三十カ所近くありますオウム真理教関連、後継
団体と言われているアレフ、ひかりの輪周辺住民にとっては、けさのこの
新聞記事は極めて極めて心配な
記事であります。ほら、おれたちの言っていたとおりだろう、我々の、施設周辺住民の暮らしを、あなた方は、国
会議員は、あるいは公安
調査庁や
法務省はちゃんと守ってくれるのかね、こんな不満がせり出してくるけさの
記事でありました。
そこで、急遽私は、けさ
法務委員会で
質問の時間をいただいておりましたので、
質問をさせていただきます。
記事の内容をちょっと
指摘させていただきたいと思います。
最近の教団内部
事情について「警告」している。同書によると〇二年ごろから、松本智津夫死刑囚(教祖名・麻原彰晃)の一部近親者が教団運営に口を出すなどし「裏支配体制」がスタート。内部が分裂するなどしたという。
最近では、松本死刑囚への帰依を続ける「
原理派」が実質的に運営しているといい、野田氏は同書で「現在の
原理派連中がたどっている道は、九五年までの教団武装化の過程とまったく同じです。グル(師)麻原の絶対性を妄信し、外敵を作りながら、独善的な世界に閉じこもっていく道です」と
指摘。「私が言えた立場ではありませんが、外から見ると「カルトって怖い」というのが本音です」と続けた。
野田氏は日刊スポーツに対し「「麻原を処刑せよ」という気持ちは変わらない。現在の「麻原
原理派」はかつてと同じ道をたどっており危ない。麻原絶対視の姿勢は、社会との摩擦を起こすでしょう」
こういう警告をしております。
私も外敵の一人に入るかもしれません。なぜなら、私は、
団体規制法の見直しをし、より一層内部のことが明らかにされるような法改正が必要だと言い、同時にそのための議員立法も準備しているということを公言しているからです。
そこで、実は私は、この
質問をお願いしようと思ったのがもう時間が過ぎておりましたので、公安
調査庁からは直接答弁をいただくことはできませんが、
大臣からかわりにお願いしますというふうにしてあります。
現状、立入
調査をし、また、金沢方式によって住民にもその一部、立入
調査の情報が知らされております。現状、公安
調査庁として、オウム真理教の後継
団体の各
地域にある施設についてどういう
認識を持っておるのかをまずお示しいただきたいと思います。