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赤澤分科員 今の
発言、
議事録にも残っていますし、覚えておいてくださいよ。
どういう
会議に出られたのか、本当にそれは
アメリカとの
信頼関係にかかわるものなのかどうかというのは、これは検証できる形できちっとやらせてもらわなければ、それは
血税の
使い方として明らかにおかしいということですから、その点については、そこについて言質をいただいたということです。今の
平野さんの
説明であれば、そこについては
アメリカとの
信頼関係にかかわるようなものだという
お話でありますから、それを事後的に明らかにされた
時点でしっかりと検証させていただかなきゃいけないと思います。
というか、私はもうそれを乗り越えて、どういう
会議に出たのかぐらいが言えない、それが実際に
アメリカとの
信頼関係を損ねる、あるいは何年たっても言えないみたいなことはあり得ないと思うので、そこは、今後ともそれについて伺いたいと思うので、どれぐらいたったら明らかにできるたぐいのものなのか、その辺についてはぜひまとめておいていただきたいというふうに私は思います。
加えて、これは
政治主導確立法案につながっていく話なんですね。まず、その
審議入りには
前提条件があるということは、
平野さん、
理解をしておいていただきたいんです。
それは何かというと、この
政治主導確立法案がもし出るとすれば
内閣委員会でしょう。私どもの
甘利明議員に対する
懲罰動議の問題があるんですよ。
政治主導確立法案を
所管する
内閣委において
公務員制度改革法案の
強行採決が行われた際に、
甘利議員が
三宅雪子議員を転倒させたとする
懲罰動議ですよ。これは、我々は全く事実無根だと思っています。
甘利議員にとって完全なぬれぎぬ、冤罪だと思っています。ネットに流出しているすべての動画が、
甘利議員が
三宅議員に一切接触しておらず、かつ、
三宅議員は
甘利議員が物理的に押した
方向と全くあさっての
方向にダイブしていることは明らかだと私は思っています。
このようなふざけた
動議を取り下げないまま、
甘利議員の所属する
内閣委員会の日程を一歩たりとも前に進めることは我が党としてあり得ませんし、
甘利議員に対する
動議を取り下げない限り、自民党は、
内閣委の開会はもちろん、理事会、理事懇、筆頭間協議、いずれも開催に一切応じませんということです。
甘利議員に対する
懲罰動議を取り下げることが、この法案をもしやるのであれば、
審議入りの第一の
条件だということは強く申し上げておきたいということであります。
あわせて、これもずっと話題になっていますけれども、
国会法改正法案の提出の問題がありますね。
国会法の改正は、これは他の政策マターとは全く性格が異なるんですよ。
国会のルールに関することなんです。今回のように、与党が一方的に
国会法改正法案を提出する、こういうようなことは、相撲に例えれば、横綱が、
自分の都合で、最近若い力士が力をつけてきたので土俵の大きさや形を変えようと言い出すようなものなんですよ。与党がそれをやっては絶対いけないんです。断固として許されることではありません。
私は、この
国会法改正法案は
政治主導確立法案と表裏一体の
関係だと思っているんです。
国会の調査の権能をある
意味弱めようとしているように私には見えるんです。そこは
議論しなきゃいけません。そういう内容の
国会法改正法案と、
政府の権能を強めようとする内容の
政治主導確立法案、この両法案は、車の両輪として、党と
政府の一元化の名のもとに
政府に多くの
国会議員を送り込んで、そこに権力を集中して
政治主導をやっていこうという、まさに
民主党が描こうとしているものを実現するためのものだと私は
理解しています。
したがって、自民党としては、与党が
国会法改正法案の一方的な提出を撤回して、その取り扱いについて与野党で合意に達すること、これも、
政治主導確立法案、車の両輪のもう一方の
審議入りにとって大事な
条件だというふうに
理解をしております。
自民党としては、少なくとも上記二つの
条件が満たされない限り、
政治主導確立法案の
内閣委員会における
審議入りには応じられないという
立場であることは、あらかじめ申し上げておきたいと思います。
その上で、
政治主導確立法案、
国民にわかりやすく
説明するには、
政治主導というのは、この場合、何のことを言っているんですか。