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国務大臣(
千葉景子君) 日本の中で、
司法というのはこれまで
本当に小ぢんまりした
体制でしかなかったのではないかというふうに思っています。
そういう
意味では、三権の中で、そして一人一人のやはり人権を守り、そして正義をきちっと法の支配という名の下に確立をしていくということになれば、やはり
司法の役割、もう大変大きいわけですので、その
体制を三権の中でほかに劣ることのないような形でやはりきちっと確立をしていくということは大変重要なことであろうというふうに私は思っております。
司法制度改革の中でも、やっぱり
司法というものをもっと大きく、そして力強いものにしていくということが指し示されておりまして、私も、
是非そういう
方向に向けて日本の
司法を育てていくことができたらと、こう思っております。
そういう中で、当然のことながら財政も充実をしていかなければいけません。
法律扶助につきましては、その国際比較をどういうふうにしていくかということはあるんですけれ
ども、現状でも
法律扶助の予算がもう大分枯渇をするおそれもあるというところまで来ております。これは社会の情勢、これだけ雇用情勢が悪くなり、あるいは多重債務が増え、そして貧困というか格差が増えている、こういう中で大変な事態になっているわけで、これも
最後のやっぱり権利
保障のセーフティーネットということになりますので、この
法律扶助のやはり予算につきましても今後しっかりと確保することができるように頑張っていく決意でございますので、どうぞまた応援方をよろしくお願いをしたいと
思います。