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政府参考人(
石井博史君) お答え申し上げます。
今申し上げた年金受給者約二万件に対する戸別訪問の
状況でございますけれ
ども、昨年十月から始めまして、十二月二十一日までに一万五千五百二名の方に実施したところでございます。
それで、一万五千五百二名の取りあえず一回目当たった回答内容を拝見しますと、御覧いただいた年金記録が事実と相違しているかどうかは不明であるというような御回答とか、あるいは、年金記録が自分の記憶と違うと思うというふうにおっしゃった方の場合でも、訂正の申立てをするかどうかちょっとまだ未定だというような御回答が少なからずございましたものですから、改めてそういうような御回答について御本人の意思をその後確認しておりまして、確認作業を反映した本年一月十三日現在の
状況というのが
直近で先日公表させていただいたものでございます。
中身でございますけれ
ども、まず、遡及訂正処理が行われた期間における
事業所でのお立場、当時のお立場ですが、約一万五千人のうちの五二%に当たる八千名余りの方が
事業主であったと、こういうふうにおっしゃっています。それから、同じく
役員であったというふうにおっしゃっている方が三千二百五十名余り、二一%。それから、従業員であったと回答されている方が三千八百八十五名、二五%と。それから、当時の立場はよく覚えていない、分からないとおっしゃっている方が三百一名、二%というふうになってございます。
記録の確認
状況でございますけれ
ども、私
どもが提示して御確認いただいた年金記録について、事実との相違はないというふうなお答えをなさっている方が約五千人、三二%。それから、事実と相違しているのではないかと思うという趣旨の御回答をいただいている方が八千四百八十二名、五五%。それから、分からない旨の御回答の方が二千名余り、一三%というふうになっています。
そして、事実と相違している旨の回答をされた方について、私
どもの方から記録訂正のお申立ての御意思があるかどうかお尋ねをしているわけでございますけれ
ども、お申立ての意思を持っているという御回答の方が四一%、三千四百八十五名。それから、そういう御意思はないという御回答の方が三千六百七十二名、四三%。それから、未定であるというふうに回答された方が千三百二十五名、一六%と、こういう
状況でございます。