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2009-06-16 第171回国会 参議院 文教科学委員会 第15号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十一年六月十六日(火曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員
の
異動
六月十一日
辞任
補欠選任
藤原
良信
君
藤谷
光信
君
鰐淵
洋子
君
山下
栄一
君 六月十五日
辞任
補欠選任
横峯
良郎
君
平山
幸司
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
中川
雅治
君 理 事 佐藤 泰介君 鈴木 寛君 関口 昌一君 水落 敏栄君 委 員 青木 愛君 大石 尚子君
神本美恵子
君 亀井 郁夫君 友近 聡朗君
那谷屋正義
君
平山
幸司
君
藤谷
光信
君 西田 昌司君
山内
俊夫
君
義家
弘介
君
浮島とも子
君
山下
栄一
君
衆議院議員
修正案提出者
牧
義夫
君
国務大臣
文部科学大臣
塩谷
立君 副
大臣
文部科学
副
大臣
山内
俊夫
君
事務局側
常任委員会専門
員 渡井 敏雄君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正す る
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ─────────────
中川雅治
1
○
委員長
(
中川雅治
君) ただいまから
文教科学委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
鰐淵洋子
君、
藤原良信
君及び
横峯良郎
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
山下栄一
君、
藤谷光信
君及び
平山幸司
君が選任されました。 ─────────────
中川雅治
2
○
委員長
(
中川雅治
君)
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
政府
から
趣旨説明
を聴取いたします。
塩谷文部科学大臣
。
塩谷立
3
○
国務大臣
(
塩谷立
君) この度、
政府
から提出いたしました
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
について、その
提案理由
及び
内容
の
概要
を御
説明
申し上げます。
我が国
が現在直面する厳しい
経済情勢
に対処するため、
平成
二十一年四月十日に
政府
・与党において取りまとめた
経済危機対策
では、中長期的な
成長力
を高める
観点
から、
底力発揮
・二十一
世紀型インフラ整備
として
先端技術開発
、
人材力強化
に緊急に取り組むこととしております。 この
法律案
は、このような
観点
から、
現下
の厳しい
経済情勢
に対処するための
臨時
の
措置
として、将来における
我が国
の
経済社会
の
発展
の
基盤
となる先端的な
研究
及び有為な
研究者
の
海外
への
派遣
を集中的に推進するため、
平成
二十一年度の
一般会計補正予算
により交付される
補助金
により、
独立行政法人日本学術振興会
に、先端的な
研究
の総合的かつ計画的な
振興
のための
助成
及び有為な
研究者
の
海外
への
派遣
に係る
業務等
に要する
費用
に充てるための
基金
を設ける等の
措置
を講じるものであります。 次に、この
法律案
の
内容
の
概要
について御
説明
申し上げます。 第一に、
独立行政法人日本学術振興会
は、
平成
二十六年三月三十一日までの間に限り、先端的な
研究
の総合的かつ計画的な
振興
のための
助成等
に要する
費用
に充てるために
先端研究助成基金
を、有為な
研究者
の
海外派遣
に係る
業務等
に要する
費用
に充てるために
研究者海外派遣基金
をそれぞれ設けるものとし、併せて、これらの
基金
の
運用方法
の制限や、
基金
を廃止する際の
残余額
の処理について規定するものであります。 第二に、
文部科学大臣
は、
先端研究助成基金
を
財源
として実施する
業務
に係る
部分
について、
独立行政法人日本学術振興会
の
業務方法書
や
中期計画
の
認可等
をしようとするときは、あらかじめ、
関係行政機関
の長に協議するとともに、
総合科学技術会議
の意見を聴かなければならないものとするものであります。 第三に、
先端研究助成基金
及び
研究者海外派遣基金
を
財源
として実施する
業務
について、それぞれ特別の勘定を設けて経理しなければならないものとするものであります。 第四に、
独立行政法人日本学術振興会
は、毎
事業年度
、
先端研究助成基金
及び
研究者海外派遣基金
を
財源
として実施する
業務
に関する
報告書
を作成して
文部科学大臣
に提出するとともに、
文部科学大臣
は
当該報告書
を国会に報告しなければならないとするものであります。 このほか、所要の規定の
整備
を行うこととしております。 以上がこの
法律案
の
提案理由
及びその
内容
の
概要
であります。 何とぞ、十分御
審議
の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
中川雅治
4
○
委員長
(
中川雅治
君) この際、
本案
の
衆議院
における
修正部分
について、
修正案提出者衆議院議員牧義夫
君から
説明
を聴取いたします。
牧義夫
君。
牧義夫
5
○
衆議院議員
(
牧義夫
君) ただいま
議題
となりました
独立行政法人日本学術振興会法
の一部を改正する
法律案
の
衆議院
における
修正部分
につきまして、その
趣旨
を御
説明
申し上げます。 将来における
我が国
の
経済社会
の
発展
の
基盤
となる先端的な
研究
の集中的な推進について、より適切に位置付けるため、
改正案
の附則第二条の二第一項から、
現下
の厳しい
経済情勢
に対処するための
臨時
の
措置
とする文言を削除するものであります。 何とぞ、御
審議
の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
中川雅治
6
○
委員長
(
中川雅治
君) 以上で
趣旨説明
及び
衆議院
における
修正部分
の
説明
の聴取は終わりました。
本案
に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十時五分散会