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2009-07-09 第171回国会 衆議院 本会議 第45号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十一年七月九日(木曜日)     —————————————  議事日程 第三十一号   平成二十一年七月九日     午後一時開議  第一 保健師助産師看護師法及び看護師等人材確保促進に関する法律の一部を改正する法律案参議院提出)  第二 公職選挙法の一部を改正する法律案(第百七十回国会村田吉隆君外四名提出)  第三 政党助成法の一部を改正する法律案葉梨康弘君外二名提出)     ————————————— ○本日の会議に付した案件  国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案津島雄二君外十二名提出)  日程第一 保健師助産師看護師法及び看護師等人材確保促進に関する法律の一部を改正する法律案参議院提出)  日程第二 公職選挙法の一部を改正する法律案(第百七十回国会村田吉隆君外四名提出)  日程第三 政党助成法の一部を改正する法律案葉梨康弘君外二名提出)  事務総長辞任の件  事務総長選挙     午後一時二分開議
  2. 河野洋平

    議長河野洋平君) これより会議を開きます。      ————◇—————
  3. 谷公一

    谷公一君 議事日程追加緊急動議提出いたします。  津島雄二君外十二名提出国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
  4. 河野洋平

    議長河野洋平君) 谷公一君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 河野洋平

    議長河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、日程第一に先立ち追加されました。     —————————————  国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案津島雄二君外十二名提出
  6. 河野洋平

    議長河野洋平君) 国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案議題といたします。  提出者趣旨弁明を許します。津島雄二君。     —————————————  国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案     〔本号末尾掲載〕     —————————————     〔津島雄二登壇
  7. 津島雄二

    津島雄二君 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合国民新党・大地・無所属の会を代表いたしまして、ただいま議題となりました国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案につきまして、提案趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読をもちまして趣旨説明にかえさせていただきます。  案文を朗読いたします。     国立ハンセン病療養所における療養体制充実に関する決議案   ハンセン病患者は、「らい予防法」を中心とする国の隔離政策により、偏見と差別の中で多大の苦痛苦難を強いられてきた。   国立ハンセン病療養所入所者については、視覚障害などのハンセン病後遺障害に加えて、その高齢化に伴い、認知症、四肢の障害等を有する者が増加している。   国は、平成二十年六月に成立したハンセン病問題の解決促進に関する法律趣旨も踏まえ、国立ハンセン病療養所における入所者療養の質の向上を図り、入所者が良好かつ平穏な療養生活を営むことができるようにするため、その責任を果たす必要がある。   政府においては、国の事務及び事業の合理化及び効率化必要性は理解しつつ、入所者実情に応じた定員の在り方及び療養体制充実に万全を期すべきである。   右決議する。 以上であります。  何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手)     —————————————
  8. 河野洋平

    議長河野洋平君) 採決いたします。  本案可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 河野洋平

    議長河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案可決いたしました。  この際、厚生労働大臣から発言を求められております。これを許します。厚生労働大臣舛添要一君。     〔国務大臣舛添要一登壇
  10. 舛添要一

    国務大臣舛添要一君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  政府としては、ハンセン病患者や元患者方々が強いられてきた苦痛苦難に対し、深く反省し、率直におわびを申し上げるとともに、多くの苦しみと無念の中で亡くなられた方々に哀悼の念をささげるものであります。  国としては、ハンセン病療養所入所者等に対する補償金支給等に関する法律等に基づき、ハンセン病患者であった方々が受けられた精神的苦痛の慰謝と補償、そして名誉回復と福祉の増進などを図るためにさまざまな取り組みを進めてきたところであります。  また、国立ハンセン病療養所入所者方々におかれては、ハンセン病後遺障害に加えて、その高齢化に伴う疾患等を有する方が増加しており、政府といたしましても、ハンセン病問題の解決促進に関する法律に基づき、必要な施策の充実に努めているところであります。  入所者方々が引き続き良好かつ平穏な療養生活を営むことができるようにするための基盤整備は喫緊の課題であるとの認識のもと、政府といたしましては、ただいまの御決議趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。(拍手)      ————◇—————  日程第一 保健師助産師看護師法及び看護師等人材確保促進に関する法律の一部を改正する法律案参議院提出
  11. 河野洋平

    議長河野洋平君) 日程第一、保健師助産師看護師法及び看護師等人材確保促進に関する法律の一部を改正する法律案議題といたします。  委員長報告を求めます。厚生労働委員長田村憲久君。     —————————————  保健師助産師看護師法及び看護師等人材確保促進に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書     〔本号末尾掲載〕     —————————————     〔田村憲久登壇
  12. 田村憲久

    田村憲久君 ただいま議題となりました保健師助産師看護師法及び看護師等人材確保促進に関する法律の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、看護師等の資質及び能力の一層の向上を図るため、看護師等国家試験受験資格を改めるとともに、看護師等研修等について所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、  第一に、保健師及び助産師国家試験受験資格について、修業年限を現行の六月以上から一年以上に延長すること、  第二に、看護師国家試験受験資格について、大学において看護師になるのに必要な学科を修めて卒業した者を法律上明記すること、  第三に、看護師等研修等について国等の責務を法律上明記すること 等であります。  本案は、参議院提出に係るもので、去る七月七日本委員会に付託され、昨日参議院厚生労働委員長から提案理由説明を聴取し、採決の結果、本案全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと議決した次第であります。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  13. 河野洋平

    議長河野洋平君) 採決いたします。  本案委員長報告可決であります。本案委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 河野洋平

    議長河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案委員長報告のとおり可決いたしました。      ————◇—————  日程第二 公職選挙法の一部を改正する法律案(第百七十回国会村田吉隆君外四名提出)  日程第三 政党助成法の一部を改正する法律案葉梨康弘君外二名提出
  15. 河野洋平

    議長河野洋平君) 日程第二、公職選挙法の一部を改正する法律案日程第三、政党助成法の一部を改正する法律案、右両案を一括して議題といたします。  委員長報告を求めます。政治倫理確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長河本三郎君。     —————————————  公職選挙法の一部を改正する法律案及び同報告書  政党助成法の一部を改正する法律案及び同報告書     〔本号末尾掲載〕     —————————————     〔河本三郎登壇
  16. 河本三郎

    河本三郎君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、政治倫理確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会における審査経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、村田吉隆君外四名提出公職選挙法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、近年における選挙実情にかんがみ、選挙運動用自動車規格制限緩和等候補者選挙運動用ポスター規格の統一、選挙運動費用収支報告書提出期限延長等供託金の額及び没収点の引き下げ並びに投票をした旨を証する書面の交付禁止等を図ろうとするものであります。  本案は、第百七十回国会提出され、継続審査となっていたもので、去る二日に提出者村田吉隆君から提案理由説明を聴取し、質疑に入り、昨八日に質疑を終局し、討論採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、葉梨康弘君外二名提出政党助成法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、政党解散時における政党交付金の返還を免れる脱法行為を防止するため、政党解散等を決定した日後は、政党交付金による支出として寄附をすることができないこととするものであります。  本案は、去る二日本委員会に付託され、同日提出者葉梨康弘君から提案理由説明を聴取し、質疑に入り、昨八日に質疑を終局し、討論採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————
  17. 河野洋平

    議長河野洋平君) これより採決に入ります。  まず、日程第二につき採決いたします。  本案委員長報告可決であります。本案委員長報告のとおり決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  18. 河野洋平

    議長河野洋平君) 起立多数。よって、本案委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、日程第三につき採決いたします。  本案委員長報告可決であります。本案委員長報告のとおり決するに賛成諸君起立を求めます。     〔賛成者起立
  19. 河野洋平

    議長河野洋平君) 起立多数。よって、本案委員長報告のとおり可決いたしました。      ————◇—————  事務総長辞任の件
  20. 河野洋平

    議長河野洋平君) お諮りいたします。  事務総長駒崎義弘君から、事務総長を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 河野洋平

    議長河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、許可することに決まりました。      ————◇—————  事務総長選挙
  22. 河野洋平

    議長河野洋平君) つきましては、これより事務総長選挙を行います。
  23. 谷公一

    谷公一君 事務総長選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
  24. 河野洋平

    議長河野洋平君) 谷公一君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 河野洋平

    議長河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決まりました。  議長は、事務総長鬼塚誠君を指名いたします。     〔拍手〕      ————◇—————
  26. 河野洋平

    議長河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。     午後一時十六分散会      ————◇—————  出席国務大臣        総務大臣  佐藤  勉君        厚生労働大臣  舛添 要一