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川合孝典君 役所の理屈としてはそういうことになるんだろうなというふうに思いますが、今問題となっていますのは、
一般財源化ということはフリーハンドで何にでも使えるお金ということですよね。少なくとも
国民はそう
皆さん思っておられるわけでありますので、そういう
意味でいくと、使途が結局のところ八割近くは
道路整備だということであれば、それは
一般財源化という看板を掛け替えただけというふうに言われても仕方がないんではないかなというふうに思います。だからこそ、マスコミの報道も
一般財源化が骨抜きだというふうな
指摘があるわけですよね。
今、政治のリーダーシップですとか指導性というものが非常に強く問われている
状況の中で、あえてこういう分かりにくい、事実を糊塗するかのごときやり方をするということは非常に憤りを私感じておるんですけれ
ども、そのことも含めて、今
予算編成の時期ということでもありまして、これから、来年、年が明けたらこの問題については
民主党としては徹底的に追及をしてまいりたいというふうには思っておりますけれ
ども、そのことは
是非とも申し上げたいと思います。
あと、それと自由に使えるから問題はないんだという
お話、今国交省の方から
お話ありましたけれ
ども、私調べてみましたところ、
与党の
税制改正大綱の中でこの
道路特定財源の取扱いについてこう書かれているんですよね。
自動車取得税の市町村に対する交付及び
軽油引取税の指定市に対する交付並びに
地方揮発油譲与税、仮称ですね、これは、それから石油ガス譲与税及び
自動車重量税の都道府県、市町村に対する譲与については、引き続き
道路の延長、面積を基準として行うというのが
与党の
税制改正大綱の中へ入っているんですね。
フリーハンドだという話になっているんですけれ
ども、結局、これは
道路を造る若しくは計画すると、造ることを前提としなければお金は出さないよということになっているとしか読めないんですけれ
ども、これ、申し訳ありません、通告はしておらぬのですけれ
ども、この点について国交省はどのようにお考えでしょうか、お答え願います。