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大畠委員 私の地元に
日本一の国民宿舎があるんです、鵜の岬という国民宿舎。予約するのがなかなか大変なんですが、ここの支配人の心構えは何かというと、従業員に対して、あなた方のお父さんとお母さんが泊まりに来たと同じような、たまに訪ねてきて、自分のうちに来たと同じような心で接しなさいと。そういう心持ちでやったら非常に
評価がよくて、たくさん来るようになったという話なんです。先ほどの交番の
対応の仕方についても、お父さんとお母さんが交番に訪ねてきて、息子よ、ここがどこだか教えてくれというときに、
携帯電話を持っているんだろう、おやじ、自分でかけて調べろなんて言いませんから、
一つの心構えとしては、自分の両親あるいは兄弟が訪ねてきたときと同じように接しなさいというようなことも
一つかもしれませんね。
それから、
秋葉原事件のときには、むしゃくしゃしたと。土浦でも荒川沖で八人を切りつけて一人が犠牲になってしまったんですが、むしゃくしゃしたとかだれでもよかった、秋葉原のときも、生活に疲れ、殺すために秋葉原に来た、だれでもよかった、こういう
背景を持つ社会を、こういう
事件をなくすためには、もう一方では対策が必要だと私は思うんですね。
だから、麻生
内閣のもとで、閣議のときでも、国家公安
委員長としても頑張るけれども、
関係諸氏もこういう人が出ないようにぜひ努力してくれ、あるいは麻生
内閣を挙げてやろうじゃないかというぐらいのこともやらないと、
銃規制とその社会的な
事件の
背景、これは非常に難しい
関係にもなりますから、そういうことはぜひ御努力をいただきたいと思います。
もう
一つ、ちょっと時間がありますのでお伺いしたいんですが、私は、今回の
警視庁の幹部の酔っぱらい運転については、これは非常に問題ですね。
というのは、一罰百戒の逆の話でありますが、これは全国民に対してどういうメッセージを出しちゃったか。
取り締まりをやっている人みずから法を犯したわけですよ。だから、これはぜひ、国家公安
委員長、何らかの新たな措置をしないといけません。
日本の総理
大臣が漢字が読めないというのも問題だと思うんですよ、やはり全国の子供たちが学校で漢字の勉強をしているんですから。だから、やはり率先垂範する、リーダー的な者はその自覚を持ってもらわないといけないと思いますが、これについて
大臣の御所見はいかがですか。