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蓮舫君 いいえ、違うんですよ。
平成九年にねんきん
特別便と同じようなことをやって何の効果もなくて、ずっと五千万件が宙に浮いてきている。今回新たにやるのであれば、思い出せなかったであろうあなたのものかもしれない
記録をしっかりと御提示をして、そこで初めて記憶を喚起してくださいというのだったら
意味が分かるんです。
同じ税金を使って、百億でしたか、ねんきん
特別便をお出しするのであれば、そこは親切丁寧に、必ず回答率が高くなるような工夫をしなければいけないものを、全然工夫をしていないところに私は問題がある。
それともう
一つは、
大臣は
先ほど、今、丁寧に答えていただきましたが、私は、どうも
大臣の
言葉というのが最近この
年金に限っては信用がなかなかできない。それはなぜか。
就任されたときには、
最後のお一人まで、
最後の一円まで確実にやる。これ、期待した方はおられたでしょう。それまで、どんなに窓口に行っても門前払いを食らっていた。
自分で立証してくれと言われて帰れと言われていた。なけなしの
年金をもらうためにどれだけの御努力を払われた方がいたか。
大臣が登場して、一円までやる、一人までやる、期待した方がおられたでしょう。
ところが、その後、十一月になると、これは五百二十四万件の
名前のない等のデータが明らかになったときには、今度は、意気込みでやるということにトーンダウンしました。そして今日、新たに五千万件の
名寄せの中で千九百七十五万件が本人の特定が難しいという新しい情報が出てきたら、今度は町村官房長官ですよ。町村官房長官が言ったのは、
最後の一人まで三月末までにやるというわけではなく、
選挙なので年度末まですべてと縮めて言ってしまった、
統合作業の完了時期に関しては分からない。さらに、総理
大臣は何と言ったか。今日の昼、
最後の一人まで調べ上げる気持ちで取り組みたい。どこまで後退するんですか。
政府・
与党の
言葉の軽さというものを私は今本当に愕然とします。
今年の夏、参議院議員
選挙、
自民党の出したマニフェスト、ビラ、
最後の一人まで一年後に完了します、全部完了すると言っている。
自民党のマニフェストにも、一年以内に五千万口すべての
名寄せを完了すると言っている。
公約ですよ。
公約が意気込みとか気持ちとか縮めちゃったとか、こういうことでは納得できません。何か所感ありますか。