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2008-01-11 第168回国会 衆議院 本会議 第19号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十年一月十一日(金曜日)
—————————————
平成
二十年一月十一日 午後一時 本
会議
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
憲法
第五十九条第二項に基づき、
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
の本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
(
大島理森
君外百三名
提出
)
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
、本
院議決案
午後一時三分
開議
河野洋平
1
○
議長
(
河野洋平
君) これより
会議
を開きます。 ————◇—————
河野洋平
2
○
議長
(
河野洋平
君) 本日、
参議院
から、本
院送付
の
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
は否決した旨の通知を受領するとともに、返付を受けました。 ————◇—————
憲法
第五十九条第二項に基づき、
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
の本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
(
大島理森
君外百三名
提出
)
河野洋平
3
○
議長
(
河野洋平
君)
大島理森
君外百三名から、
憲法
第五十九条第二項に基づき、
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
の本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
が
提出
されております。 本
動議
を
議題
といたします。
討論
の通告があります。順次これを許します。
仙谷由人
君。 〔
仙谷由人
君
登壇
〕
仙谷由人
4
○
仙谷由人
君
民主党
の
仙谷由人
でございます。 私は、
民主党
・
無所属クラブ
を代表して、
内閣提出
のいわゆる
テロ新法
を
憲法
五十九条二項により再
議決
すべしとの
動議
に対し、
反対
の
討論
をいたします。(
拍手
) 同条項には、確かに、
参議院
が
衆議院
が可決した
法案
につき異なる
議決
をした場合に三分の二以上の多数で可決できるとの
法律成立
の
例外規定
を置いています。しかし、
我が国
の
憲法体系
では
国会
が
二院制
をとっていること、
憲法
五十九条一項の、
両院
で可決したときは
法律
となるとの
規定
が本則であること、また、
国会
では一事不再議の原則が貫徹しなければならないことなど、五十九条二項を使って
法律
を
成立
させようとすることは極めて
異例
であり、その前に同条に定める
両院協議会
における
協議
や次
国会
での再
提出
などの丁寧な
審議
が前置されるべきで、しゃにむに数の力で押し切るなどという乱暴な運営は努めて回避すべきであります。五十九条二項はあくまで
例外的規定
なのです。例外的な
権限
を行使するためには、それを正当化するに足りる
理由
が必要であることは疑う余地がありません。 すなわち、
参議院
の
意思
を否定してまで
衆議院
の多数で強引に
法律
とする
緊急性
、及び、これをしなければ
国家
と
国民
に回復しがたい危険が発生し、かつ損害を与えるというような具体的な事由がなければ、それは単に形式的に付与されている
権限
を濫用しているにすぎないものであって、
憲法
上も極めて疑義の大きいものというべきであって、少なくともその
政治責任
が厳しく問われなければなりません。 つまり、
内閣
は
参議院
に対しては
解散権
を持っていませんから、
参議院
の異なる
議決
が、
内閣
と
与党
にとって、
参議院
を
解散
したいぐらいだけれども
制度
上はそれはできないという程度の
重要性
があって初めて再
議決
が正当化されると考えます。 わずか六カ月前の
参議院選挙
において、
給油継続
を掲げた
自民党
、
公明党
は歴史的な敗北をいたしました。
安倍内閣
のもとで、思い込みの強い
法案
を、
国会審議
を空洞化させながら次々と
強行採決
をしたことに対する
国民
の
ノー
という
意思表示
でございます。
国民
は、
給油継続
についても
ノー
という
意思
を示したのです。 さらに、その結果、
参議院
では、
民主党
を比較第一党として
野党
が
過半数
を占めるに至りました。
政権
の
基盤政党
と異なる
政治勢力
が
国会
の片方で多数を占めるという
事態
は初めてではないとはいえ、
日本
の
政治史上
新しい段階に入ったという
認識
を持つべきであります。 しかし、
自民党
、
公明党
で
政権
を握り、
政権
を自己目的化し、
政権
を維持することだけを
存在理由
としてきた
与党
の方々は、従来の癖と惰性で、たまたま二年四カ月前、
衆議院
三分の二以上の
議席
を調達していたことを奇貨として、単に数の力を頼んで、
インド洋上
における
給油
は
継続
ではなく考え直した方がいいという
国民
の現在の
政治意思
に明確に反することを今行おうとしている、それが本
動議
であります。 二十一世紀に入って、
先進国
、
中進国
を問わず、
政権交代
を核としながら、
公開
と
説明
を使命とする
議会
をつくらなければならない、すなわち熟議の
民主主義
あるいは
民主主義
の
民主化
を各国は追求してきました。
官僚内閣制
と言われる我が
日本
の
議院内閣制
、
与党
の
皆さん
、
与党
の
皆さん方
が
官僚
に
政策立案
、
法案作成
をゆだね、
与党内部
における
事前審査
という内輪の
議論
が済めば、
国会
では質問をできるだけしないで一刻も早く
議決
することに奔走するという、このやり方がいわば
国会
を
官僚作成
の
法律案
の追認、
製造機関
におとしめようとするものであることに、
与党
の
皆さん方
は何の後ろめたさも時代おくれであることをも感じていらっしゃらないんですか。
皆さん方
は、
官僚
のたなごころの上で踊りを踊ることで
国民
の負託にこたえていると胸を張ることができるんでしょうか。 例えば、
建築確認申請
についての
建築基準法
の改正、
障害者自立支援法
、
高齢者医療制度
の
高齢者
の支払うべき
保険料
やリハビリテーションの期間など、
実態
を無視した机上の空論のような
法律案
を次々と強行可決したものの、施行されてみると
国民
の悲鳴と不満が噴き上がって、慌てふためいて手直しするなどという
事態
が続出しているのではありませんか。
防衛省
の連続する不祥事、こんなにひどいとはわからなかったなどと弁解がましく大臣に述懐させた社会保険庁、
直近
では、ついに
政治
決断できず
議員立法
に逃げ込んだ
薬害肝炎患者
との
和解
など、
国会
、
委員会
での
野党
の
問題点指摘
や
提案
、あるいは有識者や
現場実務者
の
参考人
としての
意見
を真摯に謙虚に
検討
し、
議会
での
合意形成
を図るという
政治姿勢
があれば、
官僚
の厚い壁に煮え湯を飲まされ続け、
与党
の
統治能力
の欠如があらわになるというような、現在のような
事態
はあらわれていなかったと思います。
与党
は何ゆえに、
国会
の本
会議
や
委員会
の表舞台で堂々たる
議論
を重ね、
国民
によく見え、よくわかる仕方で止揚された結論や
妥協点
を探るという新たな
政治
をつくろうとしないんでしょうか。時代はそのことを要請しているんです。ましてや、今、
国会
は、
参議院
の
過半数
が
野党
に握られたのでありますから、今こそ、粘り強い、見える
議論
と、それに基づく新しい
合意形成
に向けた
努力
が求められていたのです。 現に、動かない
国会
と言われながらも、
委員会
での
議論
の結果、
民主
、自民、公明三
党共同提案
の一件、
委員長提案
九件、
野党
の
修正要求
を受け入れたもの三件の
法律
が
成立
をいたしました。
参議院野党
多数の
事態
が後押ししたことによる新しい
合意形成
の萌芽も生まれています。 しかし、
与党
は、この間、二度、六十六日間も
国会
を延長したにもかかわらず、ほとんどの
委員会
を
開店休業状態
に置き、
民主党
が
委員会
を開くよう要求しても、
与党側
がこれを拒否しています。特に、
民主党提出
の
議員立法
である
年金保険料流用禁止法案
、
農業者戸別所得補償法案
、
イラク特措法廃止法案
、及び
国民新党
との
共同提案
による
郵政株式会社等
の
株式処分停止等法案
が
参議院
において可決され、
衆議院
に送付されているにもかかわらず、
政府
・
与党
は一向に
審議
に応じようとしません。
肝炎医療費助成法案
についても、
与党
はたなざらしにしたままです。
国会
を堂々たる
議論
の場にすることに背を向けているのです。 本
動議
は、
憲法
五十九条二項をあえて行使する
条件
がないのに、
テロ新法
の
成立
を自己目的化し、数の力で力任せに再
議決
をもくろむものです。
給油
を
継続
すれば
日米同盟
は安泰だと無邪気に信じ込んでいるようでありますが、全く
国際政治
の動向に無自覚、無感覚です。まことに哀れで情けない。オーストラリアでは
労働党政権
が登場し、
イギリス
ではブラウン氏が
政権
について
イラク南部
からの撤兵を開始し、
アメリカ大統領予備選挙
での
議論
を見ても、
イラク撤退
を
前提
にした
中東和平
と
アフガニスタン
の
治安
の
確保
、民生の安定について新しい構想がつくられなければならないことが
共通認識
にあるとき、
日本
が油を提供しようがすまいが、全く取るに足りない問題であります。 そして、この半年間、
政府
・
与党
は、
給油継続
がすべてに優先するお国の一大事であるかのような大騒ぎをし、今また
異例
で例外的な再
議決
をもくろむ、それが本
動議
であります。愚かと言うほかはありません。 このように、
テロ新法
は、再
議決
に付すような
緊急性
もなければ
重要性
もなく、これが可決しなければ
国家
や
国民
に重大な危険を発生させるという
事態
は全く存在しないことは明らかであります。
与党
と
福田内閣
は、二年半前に他の
内閣
が得た
議席
の数を悪用して、その要件を欠く再
議決
という挙に出る。
国民
がこれを支持することに自信をお持ちなら、今再
議決
を企図するのではなく、
国民
に信を問う、すなわち、
テロ新法
の
成立
を掲げ、改めて
衆議院
で三分の二の
議席
を得るために
解散
・総
選挙
を行うべきであります。 このことを要求して、本
動議
に対する
反対討論
といたします。(
拍手
)
河野洋平
5
○
議長
(
河野洋平
君)
小坂憲次
君。 〔
小坂憲次
君
登壇
〕
小坂憲次
6
○
小坂憲次
君
自由民主党
の
小坂憲次
でございます。 私は、
自由民主党
及び
公明党
を代表して、ただいま
議題
となりました
憲法
五十九条第二項に基づき、本
院議決案
を
議題
とし、直ちに再
議決
すべしとの
動議
について、
賛成
の立場から
討論
を行います。(
拍手
) 昨年十一月十三日に
衆議院
で可決し、
参議院
に送付されました
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
は、本日、
参議院
において否決され、本院に返付されてきました。 今、
国際社会
は、
テロ
との
闘い
に一致団結して取り組んでおります。
我が国
も、
テロ
との
闘い
に主体的に取り組むべく、
我が国
の持てる
能力
と
憲法
の範囲内で、何ができるかについて真剣に
検討
し、旧
テロ対策特別措置法
に基づき、
民主党
の
賛成
も得て、派遣承認し、
補給活動等
を
実施
してまいりました。
国連安保理決議
第一七七六号にも示されているとおり、この
補給活動
は、
国際社会
に高く評価され、
米国
や
イギリス
、
アフガニスタン
、
パキスタン
、フランスといった
国々
や
国連
を代表する
潘基文国連事務総長
がさまざまな機会にこの
活動
に謝意や評価を表明しており、
我が国海上自衛隊
による
高品質
かつ安定的、
継続
的な
補給活動
は、
テロリスト
に
インド洋
を自由にさせないという意味で、極めて重要な
海上阻止活動
の
基盤
となっていたのであります。しかし、まことに残念ながら、昨年十一月一日、旧
テロ対策特別措置法
の失効に伴い、やむを得ず
我が国
は
補給活動
を中断しましたが、その際、多くの
国々
が、
活動
の中断は残念であるとし、
早期
の
再開
に強い
期待
を寄せております。 こうした
国際社会
の大きな
期待
にこたえるためにも、
我が国
は、
補給活動
を可能な限り
早期
に
再開
することにより、引き続き、みずから積極的に
テロ
との
闘い
において
役割
を果たし、
国際社会
からの信頼を確固たるものにすべきであります。 また、この
補給支援活動
は、結果として、
インド洋
の
海上交通
の
安全確保
に寄与し、
石油資源
の大部分を
中東地域
からの
海上輸送
に依存している
我が国
の国益にも大きく貢献するものであることを忘れてはなりません。
民主党
からは
会期
が残りわずかとなった昨年末になってようやく
対案
が出され、本
法案
の
採決
は
国会閉会直前
となるなど、
国会戦術
に偏った
対応
ではないかと疑問を感じざるを得ません。しかし、
民主党
の
対案
には今後の重要な
検討課題
として
議論
すべき
内容
も含まれているものと考えており、今後、こうした点については、
民主党
を初め
野党
の
皆さん
とも緊密に
協議
し、
自衛隊
の
海外派遣
に係る
恒久法
の
制定
につなげていくべきであると考えております。
証人喚問
、
参考人質疑
、
集中審議
も含め、
衆議院テロ
・
イラク支援特別委員会
では約四十一時間、
参議院外交防衛委員会
では約四十五時間の時間を割いて
審議
が行われてまいりました。活発な
審議
を通じ、
我が国
が
補給
した
燃料
はすべて適切に使用されたことが示され、また、
給油量
の
取り違え
、
航泊日誌
の誤破棄といった問題については、
国会
における
議論
を受けて
政府
より適切な
対応
がなされるなど、
法案審議
を通じて非常に有意義な
議論
が行われたと考えます。
参議院
においては、多数を占める
野党
の皆様には本
法案
の
重要性
を御理解いただけなかったことはまことに残念ですが、いま一度、先ほど申し上げた
補給活動
の意義を直視していただきたいと考えております。
議論
は十分に尽くされました。ここに至っては、
憲法
第五十九条の
規定
に従い、
衆議院
において本
法案
を再可決し、可及的速やかに
補給支援活動
を
再開
すべきと考えます。 そもそも、
日本国憲法
は、
国会
は
二院制
のもと、
首班指名
を初め予算、
条約
、
法律案
について
衆議院
と
参議院
で
議決
が異なることがあることを当然の
前提
として受けとめ、それぞれの
議決
が異なった場合には、
衆議院
の
優越規定
を設け、国政の統一を図り、
二院制
による弊害を生ずることを回避しているのであります。
法律案
については、
憲法
五十九条の二項において、「
衆議院
で可決し、
参議院
でこれと異な
つた議決
をした
法律案
は、
衆議院
で
出席議員
の三分の二以上の多数で再び可決したときは、
法律
となる。」と明確に
規定
されております。 東京大学の学長であった
佐々木毅
氏は、
新聞紙上
などにおいて、
法律案
の再
議決
という
手続
は、
両院
が
意見
を異にする場合に決着をつけ、
国会
の
意思
を明らかにする正常な
手続
である、
政権与党
の
責任
は
政治
を動かすことに第一義的な
責任
がある、
政治
を動かす
意思
を持たない
政権与党
はその地位を事実上放棄しつつあると言われても仕方がないとまで言われております。 いわゆる
ねじれ国会
と言われる状況は、
二院制
をとる
我が国
において、決して例外的あるいは過渡的な現象ではなく、今後とも起こり得る
政治
の
現実
でありまして、我々が今求められているものは、
国民
の生活、
我が国
の将来、
世界
の中における
我が国
の果たすべき
役割
といった
課題
に対して、衆参それぞれの院における
現職国会議員
である我々一人一人がみずからの
責任
を自覚し、これらの
課題
に正面から向き合い、真剣に悩み考えて、遅滞なく
議員
としての
判断
を下すことにあるのではないでしょうか。 このような
議員
の
判断
が会派やそれぞれの院の
判断
を構成し、
国会
の
意思
を決定するのでなければ、いたずらに時間のみを費やし、
国会
は
機能不全
となり、最大の
被害者
は
国民
となるのであります。 まさに今我々に求められているのは、動かない
政治
を動かすため、
憲法
に定められた
規定
に従い、それを粛々と行使、活用することであり、当然の責務と言わなければなりません。もし再
議決
に異議があるならば、直ちに
憲法審査会
を始動し、
議論
をしていただきたいことを申し添え、圧倒的な多数の
議員
の賛同をお願いして、
賛成討論
といたします。 ありがとうございました。(
拍手
)
河野洋平
7
○
議長
(
河野洋平
君)
穀田恵二
君。 〔
穀田恵二
君
登壇
〕
穀田恵二
8
○
穀田恵二
君 私は、
日本共産党
を代表して、新
テロ特措法案
の再
議決
を求める
動議
に
反対
の
討論
を行います。(
拍手
)
参議院
は、本日午前の本
会議
で新
テロ特措法案
を否決しました。
政府
・
与党
は、この
参議院
の
意思
を重く受けとめるべきであります。
衆議院
の三分の二
議席
という数の力で覆すことは断じて許されません。 そもそも新
テロ特措法案
は、六年間に及び
アメリカ
の対
テロ戦争
を支援してきたことへの総括も反省もなしに、この間の
アフガニスタン
や
国際情勢
の
変化
も顧みず、
国民世論
を無視して、再
派兵先
にありきで進められてきたものであります。
安倍内閣
は、昨年七月の
参議院選挙
で大敗し、
アメリカ
に誓約した
給油活動継続
の見通しが立たないもとで
政権
を投げ出しました。そして、十一月一日、
自衛隊
は
インド洋
から撤退したのであります。これこそ
民意
に合致したものでありました。 にもかかわらず、
福田内閣
は、再派兵するために新法なるものを
提出
し、二度にわたり
会期
を延長し、さらに、
参議院
が否決するや、直ちに
衆議院
の三分の二の多数で覆し、
成立
を図ろうというのであります。これは、
参議院
での
審議内容
やその
意思
を一顧だにせず、数の力を頼んで何が何でも押し通すというものであり、
議会制民主主義
を踏みにじる数の横暴、
歴史的暴挙
と言わなければなりません。 しかも、
法案
の
内容
は、
憲法
九条を真っ向から踏みにじる、
米軍
の
戦争支援そのもの
であります。
自衛隊
が
インド洋
で行うのは、
米軍
などによる
報復戦争
、
掃討作戦
への
補給支援活動
であります。
政府
は、
自衛隊
による
補給
は
海上阻止活動
を行う
艦船
に限定すると言ってきましたが、実際には、
アフガニスタン
や
イラク
への
空爆作戦
を含む、あらゆる
米軍艦船
にこれまでどおり
給油
できるというのが
政府答弁
であります。まさに、
憲法違反
の
海外
での
米軍戦争支援法
であることは明白であります。
テロ
に対して
報復戦争
で
対応
してきたことが、新たな憎しみと暴力を生み、
アフガン情勢
の
泥沼化
をつくり出してきたことを直視すべきです。
戦争
で
テロ
をなくせないことは、今や明らかであります。
アフガニスタン
では、
カルザイ大統領自身
が、
空爆
に
反対
し、タリバンを含む
武装勢力
との交渉による平和と
和解
の
プロセス
に踏み出しています。今、
日本
がなすべきことは、こうした
和平プロセス
を支援する
外交努力
であり、
アメリカ
に
戦争
をやめよときっぱり言うことであります。
ブッシュ政権
がいまだに
軍事力
による打開に固執している中で、軍隊を派兵している
同盟国
からも、
軍事中心
の手法から
和解
を促進させる戦略に重点を移すべきだ、大幅な
方向転換
が必要だという声が上がっています。
軍事支援
に固執し
自衛隊
を再派兵することは、こうした
変化
を全く見ないものであり、まさに
アメリカ追随
のきわみと言わなければなりません。 こうしたもとで、どの
世論調査
でも、
給油活動
に
反対
が
賛成
を上回っているのであります。しかも、
審議
をすればするほど
反対
の声が高まっている
実態
を、
国民
の理解と協力を得て進めると繰り返し述べてきた
福田総理
と
与党
が無視することは、断じて許されません。 今、
国民
が求めているのは、
日米軍事利権
の
徹底解明
であります。
輸送機
などの
兵器調達
、
米軍再編
、
ミサイル防衛
など、
守屋防衛事務次官
のもとで進められてきた
防衛政策そのもの
が根幹から
腐敗
にまみれているのであります。油を出すよりも
腐敗
と
疑惑
のうみを出せというのが、まさに
国民
の声であります。 以上、本
法案
は、六年間に及ぶ
米軍戦争支援
の
実態
に照らしても、
アフガニスタン
の
現実
や
国際社会
の
変化
からいっても、また
国民
多数の
世論
から見ても、全く道理はありません。
憲法
九条に違反し、
アメリカ言いなり
で、
米軍
の
軍事支援
に固執することはやめるべきです。 新
テロ法案否決
という
参議院
の
意思
を重く受けとめ、きっぱり廃案にすることを重ねて主張し、再
議決
に
反対
する
討論
を終わります。(
拍手
)
河野洋平
9
○
議長
(
河野洋平
君)
阿部知子
君。 〔
阿部知子
君
登壇
〕
阿部知子
10
○
阿部知子
君
社会民主党
の
阿部知子
です。 私は、
社会民主党
・
市民連合
を代表して、先ほど
参議院
で否決されました
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
の再
議決
を求める
動議
に対して、
反対
の
討論
を行います。(
拍手
)
米国
の始めた対
テロ戦争
への
後方支援
、
兵たん活動
である
インド洋上
での無料の
給油活動
は、
イラク戦争
への
転用疑惑
も晴れぬまま、旧
テロ特措法
の期限切れをもってその
任務
を終了いたしました。しかし、
政府
は、そうした
実態
とかかわりなく、あくまで
給油活動
の
継続
、
再開
にこだわり、新
法案
を
国会
に
提出
したのがこの間の経緯です。 その
法案
は、先ほどの
参議院
で否決され、
海上自衛隊
の
活動終了
という
意思
がここにはっきりと下されました。
政府
は、この
参議院
での
議決
を尊重し、
民意
を受けとめ、
給油活動再開
のための
法制定
を断念し、新たな
アフガニスタン復興支援
の
あり方
について、広く
中東全域
の平和の再
構築
も含めて
検討
を始めるべきです。今、あえて
衆議院
で再可決してまで
給油活動
を急ぐ必要は全くないのです。
ブッシュ政権
の六年にわたる不朽の
自由作戦
は、既に九・一一
テロ
を上回る
空爆
による
民間人
の
犠牲者
を生みながら、今なおビンラディンの所在も知れず、
アフガニスタン
の国土は荒れ果て、さらに著しい混乱と
治安
の悪化を生んでいます。
テロリスト
を逮捕し、罰するために
戦争
以外の選択肢が本当になかったのか、
アフガン
、
イラク
と続いた対
テロ戦争
が、本当に
テロ
を撲滅し、
世界
をより安全にしているのか、根本的な検証を行うべき時期であることは、
皆さん
もきっとそうお思いだと思います。 また、本
法案
の
審査
に当たって表面化した
防衛省
をめぐるさまざまな問題は、いまだ何ら
解明
されておりません。旧
テロ特措法制定
時の
責任者
であった
守屋
前
防衛事務次官
の
収賄容疑
での逮捕など、
防衛利権
のやみ、
自衛隊
が
給油
した
燃料
の
イラク戦
への
転用疑惑
、さらには
給油量
の
取り違え
や
航泊日誌
の誤廃棄を含め、余りにもずさんきわまりない
管理実態
など、多くの問題の
解明
と
再発防止
をまず図らなくてはなりません。 また、
海上自衛隊
の
給油対象
を
テロリスト海上阻止活動
に参加する
艦船
に限定する
日本
の
条件
の明文化を
米政府
が拒否しているとも伝えられており、提供した
燃料
が
目的外
に転用されないという保証は今後とも全くありません。拙速に
給油活動
を図ることなど断じて認めることはできません。 加えて、この間の
イラク
・
アフガニスタン戦争
のために
海外派遣
された延べ二万人余の
自衛隊員
の中から、既に在職中に十六人の
自殺者
が出ていることも極めて深刻に受けとめるべきです。国論の分かれた中で再び
任務
につかざるを得ないとすれば、隊員の苦悩は想像にかたくありません。
政府
の
説明責任
と
情報公開
の
あり方
、
国会
の関与の
あり方
とシビリアンコントロールの問題、さらには
自衛隊員
の真の
人権保障
など、重大な論点が山積しており、
衆議院
での再
議決
どころか、
法案審査
の
前提条件
を全く欠いたままだと言わざるを得ません。
衆議院
の三分の二を超える
与党
の
議席
は、
郵政民営化
を争点とした
選挙
の結果によるものであり、
直近
の
民意
は、
野党
が多数を占める
参議院
にあることは明らかです。加えて、
憲法
五十九条にあるとおり
両院協議会
を開き、
意見
の一致を図る
努力
もせず、いきなり
衆議院
の再
議決
によってこれを覆すことは、
二院制
の本旨に照らしても断じて認めることができません。
核拡散防止条約
に加入することのない
インド
で
原子力発電
の承認問題が起き、また、
パキスタン
の不穏な
情勢
は
皆さん
よく御
承知おき
のことと思います。今、
日本
がなすべきことは、この核軍縮と
世界
平和の
構築
という大きな視点の中に立って何をなすべきかを、まずこの
国会
が論ずべきことだと思います。 以上をもって私からの
反対討論
といたします。(
拍手
)
河野洋平
11
○
議長
(
河野洋平
君) これにて
討論
は終局いたしました。
—————————————
河野洋平
12
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
大島理森
君外百三名
提出
の
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
13
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、本
動議
は可決されました。
—————————————
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
、本
院議決案
河野洋平
14
○
議長
(
河野洋平
君)
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
の本
院議決案
を
議題
といたします。 直ちに
採決
いたします。 この
採決
は
記名投票
をもって行います。 本案はさきに本院において
議決
のとおり再び可決するに
賛成
の
諸君
は白票、
反対
の
諸君
は青票を持参されることを望みます。
——議場閉鎖
。
氏名点呼
を命じます。 〔
参事氏名
を
点呼
〕 〔各員
投票
〕
河野洋平
15
○
議長
(
河野洋平
君)
投票漏れ
はありませんか。
——投票漏れ
なしと認めます。
投票
箱閉鎖。開票。——議場開鎖。
投票
を計算させます。 〔参事
投票
を計算〕
河野洋平
16
○
議長
(
河野洋平
君)
投票
総数四百七十三。 本
投票
の三分の二は三百十六であります。
投票
の結果を事務総長から報告させます。 〔事務総長報告〕 可とする者(白票) 三百四十 否とする者(青票) 百三十三
河野洋平
17
○
議長
(
河野洋平
君) 右の結果、本案は、
出席議員
の三分の二以上の多数をもって、さきの
議決
のとおり再び可決いたしました。(
拍手
)
—————————————
テロ対策海上阻止活動
に対する
補給支援活動
の
実施
に関する
特別措置法案
、本
院議決案
を可とする
議員
の氏名 あかま 二郎君 安次富 修君 安倍 晋三君 阿部 俊子君 逢沢 一郎君 愛知 和男君 赤池 誠章君 赤城 徳彦君 赤澤 亮正君 秋葉 賢也君 麻生 太郎君 甘利 明君 新井 悦二君 井澤 京子君 井上 喜一君 井上 信治君 井脇 ノブ子君 伊藤 公介君 伊藤 信太郎君 伊藤 忠彦君 伊藤 達也君 伊吹 文明君 飯島 夕雁君 石崎 岳君 石田 真敏君 石破 茂君 石原 伸晃君 石原 宏高君 稲田 朋美君 稲葉 大和君 猪口 邦子君 今井 宏君 今津 寛君 今村 雅弘君 岩永 峯一君 岩屋 毅君 宇野 治君 上野 賢一郎君 浮島 敏男君 臼井 日出男君 江崎 鐵磨君 江崎 洋一郎君 江渡 聡徳君 江藤 拓君 衛藤 征士郎君 遠藤 武彦君 遠藤 利明君 遠藤 宣彦君 小川 友一君 小此木 八郎君 小里 泰弘君 小野 次郎君 小野 晋也君 小野寺 五典君 小渕 優子君 尾身 幸次君 越智 隆雄君 近江屋 信広君 大島 理森君 大塚 高司君 大塚 拓君 大野 松茂君 大野 功統君 大前 繁雄君 大村 秀章君 太田 誠一君 岡下 信子君 岡部 英明君 岡本 芳郎君 奥野 信亮君 加藤 勝信君 加藤 紘一君 嘉数 知賢君 鍵田 忠兵衛君 梶山 弘志君 片山 さつき君 金子 一義君 金子 善次郎君 金子 恭之君 上川 陽子君 亀井 善太郎君 亀岡 偉民君 鴨下 一郎君 川崎 二郎君 川条 志嘉君 河井 克行君 河村 建夫君 瓦 力君 木原 誠二君 木原 稔君 木村 太郎君 木村 隆秀君 木村 勉君 木村 義雄君 岸田 文雄君 北川 知克君 北村 茂男君 北村 誠吾君 久間 章生君 倉田 雅年君 小池 百合子君 小泉 純一郎君 小坂 憲次君 小島 敏男君 小杉 隆君 木挽 司君 古賀 誠君 後藤 茂之君 後藤田 正純君 河野 太郎君 河本 三郎君 高村 正彦君 近藤 三津枝君 近藤 基彦君 佐田 玄一郎君 佐藤 剛男君 佐藤 勉君 佐藤 ゆかり君 佐藤 錬君 斉藤 斗志二君 坂井 学君 坂本 剛二君 坂本 哲志君 桜井 郁三君 櫻田 義孝君 笹川 堯君 清水 鴻一郎君 清水 清一朗君 塩崎 恭久君 塩谷 立君 七条 明君 実川 幸夫君 篠田 陽介君 柴山 昌彦君 島村 宜伸君 下村 博文君 新藤 義孝君 菅 義偉君 菅原 一秀君 杉浦 正健君 杉田 元司君 杉村 太蔵君 鈴木 馨祐君 鈴木 俊一君 鈴木 淳司君 鈴木 恒夫君 関 芳弘君 薗浦 健太郎君 園田 博之君 田中 和徳君 田中 良生君 田野瀬良太郎君 田村 憲久君 平 将明君 高市 早苗君 高木 毅君 高鳥 修一君 竹下 亘君 竹本 直一君 武田 良太君 武部 勤君 棚橋 泰文君 谷 公一君 谷垣 禎一君 谷川 弥一君 谷畑 孝君 谷本 龍哉君 中馬 弘毅君 津島 雄二君 土屋 品子君 土屋 正忠君 寺田 稔君 とかしきなおみ君 戸井田とおる君 渡海 紀三朗君 土井 亨君 土井 真樹君 徳田 毅君 冨岡 勉君 中川 昭一君 中川 秀直君 中川 泰宏君 中谷 元君 中根 一幸君 中野 清君 中野 正志君 中森 ふくよ君 中山 太郎君 中山 成彬君 中山 泰秀君 仲村 正治君 永岡 桂子君 長崎 幸太郎君 長島 忠美君 長勢 甚遠君 並木 正芳君 二階 俊博君 丹羽 秀樹君 丹羽 雄哉君 西川 京子君 西川 公也君 西野 あきら君 西村 明宏君 西村 康稔君 西銘 恒三郎君 西本 勝子君 額賀 福志郎君 根本 匠君 野田 聖子君 野田 毅君 葉梨 康弘君 萩生田 光一君 萩山 教嚴君 萩原 誠司君 橋本 岳君 馳 浩君 鳩山 邦夫君 浜田 靖一君 早川 忠孝君 林 潤君 林 幹雄君 林田 彪君 原田 憲治君 原田 令嗣君 原田 義昭君 平井 たくや君 平口 洋君 平沢 勝栄君 平田 耕一君 広津 素子君 深谷 隆司君 福井 照君 福岡 資麿君 福田 峰之君 福田 康夫君 福田 良彦君 藤井 勇治君 藤田 幹雄君 藤野 真紀子君 二田 孝治君 船田 元君 古川 禎久君 古屋 圭司君 保坂 武君 保利 耕輔君 細田 博之君 堀内 光雄君 馬渡 龍治君 牧原 秀樹君 増原 義剛君 町村 信孝君 松島 みどり君 松浪 健四郎君 松浪 健太君 松野 博一君 松本 純君 松本 文明君 松本 洋平君 三ッ林 隆志君 三ッ矢 憲生君 三原 朝彦君 御法川 信英君 水野 賢一君 宮腰 光寛君 宮澤 洋一君 宮路 和明君 宮下 一郎君 武藤 容治君 村上 誠一郎君 村田 吉隆君 望月 義夫君 茂木 敏充君 盛山 正仁君 森 英介君 森 喜朗君 森山 裕君 森山 眞弓君 やまぎわ大志郎君 矢野 隆司君 谷津 義男君 安井 潤一郎君 保岡 興治君 柳澤 伯夫君 柳本 卓治君 山内 康一君 山口 俊一君 山口 泰明君 山崎 拓君 山中 あき子君 山本 明彦君 山本 公一君 山本 幸三君 山本 拓君 山本ともひろ君 山本 有二君 与謝野 馨君 吉川 貴盛君 吉田六左エ門君 吉野 正芳君 若宮 健嗣君 渡辺 具能君 渡辺 博道君 渡辺 喜美君 渡部 篤君 赤羽 一嘉君 赤松 正雄君 井上 義久君 伊藤 渉君 池坊 保子君 石井 啓一君 石田 祝稔君 上田 勇君 漆原 良夫君 江田 康幸君 遠藤 乙彦君 大口 善徳君 太田 昭宏君 神崎 武法君 北側 一雄君 佐藤 茂樹君 斉藤 鉄夫君 坂口 力君 田端 正広君 高木 美智代君 高木 陽介君 谷口 和史君 谷口 隆義君 富田 茂之君 西 博義君 東 順治君 福島 豊君 冬柴 鐵三君 古屋 範子君 桝屋 敬悟君 丸谷 佳織君 鈴木 宗男君 玉沢 徳一郎君 中村 喜四郎君 西村 真悟君 平沼 赳夫君 否とする
議員
の氏名 安住 淳君 赤松 広隆君 池田 元久君 石川 知裕君 石関 貴史君 泉 健太君 市村 浩一郎君 岩國 哲人君 内山 晃君 枝野 幸男君 小川 淳也君 小沢 鋭仁君 大串 博志君 大島 敦君 大畠 章宏君 太田 和美君 逢坂 誠二君 岡田 克也君 岡本 充功君 奥村 展三君 加藤 公一君 金田 誠一君 川内 博史君 川端 達夫君 菅 直人君 吉良 州司君 黄川田 徹君 菊田 真紀子君 北神 圭朗君 楠田 大蔵君 玄葉 光一郎君 小平 忠正君 小宮山 泰子君 小宮山 洋子君 古賀 一成君 後藤 斎君 郡 和子君 近藤 昭一君 近藤 洋介君 佐々木 隆博君 笹木 竜三君 階 猛君 篠原 孝君 下条 みつ君 神風 英男君 末松 義規君 鈴木 克昌君 仙谷 由人君 園田 康博君 田島 一成君 田嶋 要君 田名部 匡代君 田中 眞紀子君 田村 謙治君 高井 美穂君 高木 義明君 高山 智司君 武正 公一君 津村 啓介君 筒井 信隆君 寺田 学君 土肥 隆一君 中井 洽君 中川 正春君 仲野 博子君 長島 昭久君 長妻 昭君 長安 豊君 西村 智奈美君 野田 佳彦君 羽田 孜君 鉢呂 吉雄君 鳩山 由紀夫君 原口 一博君 伴野 豊君 平岡 秀夫君 福田 昭夫君 藤井 裕久君 藤村 修君 古川 元久君 古本 伸一郎君 細川 律夫君 細野 豪志君 馬淵 澄夫君 前田 雄吉君 前原 誠司君 牧 義夫君 松木 謙公君 松野 頼久君 松原 仁君 松本 大輔君 松本 剛明君 松本 龍君 三日月 大造君 三谷 光男君 三井 辨雄君 村井 宗明君 森本 哲生君 山岡 賢次君 山口 壯君 山田 正彦君 山井 和則君 柚木 道義君 横光 克彦君 横山 北斗君 吉田 泉君 笠 浩史君 鷲尾 英一郎君 渡辺 周君 渡部 恒三君 赤嶺 政賢君 石井 郁子君 笠井 亮君 穀田 恵二君 佐々木 憲昭君 志位 和夫君 塩川 鉄也君 高橋 千鶴子君 吉井 英勝君 阿部 知子君 菅野 哲雄君 重野 安正君 辻元 清美君 照屋 寛徳君 日森 文尋君 保坂 展人君 糸川 正晃君 亀井 久興君 下地 幹郎君 綿貫 民輔君 江田 憲司君 滝 実君 横路 孝弘君 ————◇—————
河野洋平
18
○
議長
(
河野洋平
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後二時一分散会 ————◇————— 出席国務大臣 国務大臣 町村 信孝君