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宮下委員 時間がなくなってまいりましたので、御用意いただいた
大臣には失礼でございますけれ
ども、私、コメントをさせていただく格好で、何点か述べさせていただきたいと思います。
地域の
活性化のためにはやはり道路整備も必要でございまして、きちんとした道路整備ができておりますと、それを生かして、企業誘致を図ったり、農産物をより広範囲に販売したり、また中山間地に暮らしながら仕事や学校に行くこともできますし、また観光ルート
開発、こういった知恵も出てまいります。
道路特定財源につきましては、昨年末の
議論の結果、
安倍総理のリーダーシップの
もとで政府と与党の合意が図られまして、二十年の通常国会で法改正を行って、道路歳出を上回る税収を一般財源化するという方針が決定されましたけれ
ども、同時に、十九年度中に今後の具体的な道路整備の姿を示した中長期的な
計画を作成するとされております。この
計画には、
地域の皆さんの道路網整備に対する切実な思いをぜひとも盛り込んでいただきたいと思いますので、この点、
国土交通大臣にぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。
また、
地域の
活性化策につきまして、非常に各省庁、知恵を出していただきまして、いろいろなメニューを予算にも盛り込んでおりますけれ
ども、一方で、余りに多岐でなかなかわかりにくいという話も聞きます。そうした面で、ぜひ
渡辺担当
大臣、大活躍していただきまして、
地域の皆さんがどういう格好で
地域活性化に取り組んでいったらいいのか、ぜひ御
指導いただきたいと思います。
また、今後は、何でも公でやるのではなくて、
地域の
活性化を
地域のコミュニティーの皆さんの助け合いの力でやっていくということも大事かと思っております。総務省でも、コミュニティ
研究会、こういったものを立ち上げて、さらにサポートもしていっていただこうということを聞いております。ぜひ、この点もお力添えをお願いしたいと思います。
また、
地域の
活性化、特に中山間地が問題でございます。貴重な農地を守っていくという面でも、中山間地をぜひ
活性化していきたいと思います。
頑張っているところもありまして、地元では、この前、学校給食甲子園というところで、私の本籍地であります伊那市長谷という学校給食調理場が優勝いたしまして、これは、
地域の産物を毎日のように給食センターに運んでくださって、それが非常においしいものができている、学生さんたちも喜んでおられる、こういうこともあります。それから、地場産センターに手づくりの野菜を持ち込んで、かなり安定した収入を得ておられる方々もいらっしゃいます。こういった頑張っている皆さんをぜひ
松岡農林
大臣にはサポートしていっていただきたい、そのことをお伝えしたいと思います。
また、医療制度の充実等々もありますけれ
ども、この点もぜひお願いをしたいところでございます。
こうしたさまざまな課題を克服して、
地域が元気になってこそ、「美しい国、
日本」をつくり上げることができるのではないかと思います。こうした
視点に立ちまして、
安倍内閣一丸となって改革に取り組んでいただきますことをお願いいたしまして、私の
質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。