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菅国務大臣 どちらかといえば、これは両方相まってという形になると思いますけれ
ども、それは、私も横浜市
会議員を二期務めましたので、国会に当選させていただいてから、毎年このことをやっていたんです。こんなに
金利が低いのに、七・五とか八、上下水道だとか地下鉄、そうでありましたから、私はずっと強く党内で主張をし続けてきました。そして、多くの仲間の議員もそういう形で続けてきたところであります。
私も、実は、
総務大臣に就任をして、このことについては風穴をあける最高の機会だ、そういう意味で、非常に強い決意を持って臨んだということも事実であります。例えば、十七年に、住宅金融公庫、これの特殊法人等の一部に補償金なしで繰り上げ
償還が実は行われています。そして十八年には、十二兆円の
金利変動準備金の国庫納付が行われた。こういうこともあったものですから、なぜ住宅金融公庫がよくて
市町村がだめなんだと、私は役所に大号令をかけました。
うちの
事務方も、これは徹底して財務省と、ある意味では当たり前のことでありますけれ
ども、頑張ってくれたというふうに思っております。そういう意味で、
地方からもこのことに対して物すごく強い要望もあったこともそうでありますし、やはり現実的問題として、この低
金利のときに、今、一番高いのが、八・五%というのがたしか五百億円ありました。そういうこともあって、今回、
事務方の
皆さんも一生懸命に頑張って周りの環境を整備してくれた。
実は、これをやっておりましたら、私
ども、所管で郵貯を抱えていますから、そちらの方も逆の問題が出てきました。これを私がやるという話になってきましたら、総裁からも新しい会社の社長からも反対ということで私のところへ来ましたけれ
ども、これは私の判断で、こんないい機会はなかったものですから、それは処理させていただいて、今度のことが実現した、こう思っています。