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後藤(斎)
委員 大臣、諸外国の事情も調べさせていただいたら、
競輪というのは、
日本を参考にして、韓国だけにあるという
お話を聞いています。
世界じゅうには、お金をかけないという
部分ではヨーロッパも含めて大変はやっているようですが、
オートレースは
世界じゅうにどこもないというふうなことであります。一方で競馬は、
世界じゅう百カ国以上が競馬を、ロットができるような形になっています。
大臣、いろいろ
考えると、時間がないからまとめてお聞きをするんですが、例えば、
競輪選手になるときには女性はなれないという
規定に今なっています、応募のときから。ほかの競艇とか競馬を見ると、そうではなくて、女性の方も入れるようになっています。
要すれば、どんな形で魅力あるレジャーにするかということが、これから本当に必要なのかなというふうに思います。特にレジャー白書なんかを見させていただくと、余暇市場というものは、今大体八十兆くらいで、ちょっとずつ減っているような
状況であります。その中で、例えば
競輪なんかは、一回当たりのかけ額が、レジャー白書によりますと、三千九百五十円、
オートレースなんかは一万八百三十円、ちょっと
オートレースは多いような感じもするんですが。あとの、例えば宝くじにしても二千二百五十円とか、中央競馬にしても三千六百十円とか。
いろいろたくさんある中で、余暇市場自体が少しずつ減っている中で、どう魅力ある形に持っていくかということは、
限定をつけてやるのではなくて、やはり女性の
部分でも、以前やったようですが対応してみるとか、特に私がもっと必要だと思うのは、以前、地域資源の活性化の中でいろいろな御議論をさせていただいた
部分で、今ある施設をどう生かすか、
競輪場、
オートレース場を。やはりもっと地域の人が参加をして、子供さんも女性の方もそこに行ける、そういう仕組みが必要だと思います。
あわせて、成人の方、学生でも今二十を超していればいいというふうな今回の
改正になったり、さらには、私は、三十三年の閣議了解で、競馬、
競輪場の取り扱いということで、新設は認めない、これがまだ、五十年たって生きているという
お話を聞いています。本当にやりたい市町村があって、ガイドラインに合えば、やはりそれは認めていくべきだと思いますし、新規参入を認めない業というものは、以前から中小
企業の活性化の
部分でも
大臣と何度も
お話をさせてもらったように、やはり魅力あるものではないと思うんですね。
やはり総合的にそういうものを含めてこれから
考えなきゃいけないし、あわせて、
国民投票法が施行をされて、今度成人という
部分の
規定もこれから見直すということは、いずれ十八歳になるかもしれませんから、今回、成人という
部分を残した
部分を、これからそれも含めて
考えなければいけないと思うんです。
それぞれ、この
制度、
目的自体、私は、次の
法改正のときにはやはりある程度見直すべきだと思いますし、できている
部分でファンもいる、それが地域の活性化にも役立っているということも、これは第一弾であって、総合的にやはりこれからさらにこれは検討していかないと、
国民からきちっとしたあれではないという御
指摘もあるでしょうし、地域から見て使い勝手が悪いということもあるでしょうし、ぜひ、私は、そういう視点で、総合的にやはり地域の活性化という
部分も含めて対応していただきたいと思うんですが、最後に簡単で結構ですから。