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2006-11-17 第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十八年十一月十七日(金曜日) 午前十時
開議
出席委員
委員長
木村
太郎君
理事
赤城 徳彦君
理事
今津 寛君
理事
北村
誠吾
君
理事
寺田 稔君
理事
中谷 元君
理事
遠藤 乙彦君
小野
次郎
君
大前
繁雄
君 瓦 力君
篠田
陽介
君
杉田
元司
君
橋本
岳君 馳 浩君 浜田 靖一君 福田 良彦君 山内 康一君 山崎 拓君 東 順治君 …………………………………
国務大臣
(
防衛庁長官
)
久間
章生君
防衛庁
副
長官
木村
隆秀君
防衛庁長官政務官
大前
繁雄
君
政府参考人
(
防衛庁防衛参事官
)
富田
耕吉
君
政府参考人
(
防衛庁長官官房長
)
西川
徹矢
君
政府参考人
(
防衛庁人事教育局長
)
増田
好平君
政府参考人
(
防衛施設庁長官
)
北原
巖男
君
安全保障委員会専門員
三田村秀人
君
—————————————
委員
の
異動
十一月十七日
辞任
補欠選任
安次富
修君
篠田
陽介
君
石破
茂君
橋本
岳君
大塚
拓君
小野
次郎
君
高木
毅君
杉田
元司
君
宮路
和明
君 馳 浩君 同日
辞任
補欠選任
小野
次郎
君
大塚
拓君
篠田
陽介
君
安次富
修君
杉田
元司
君
高木
毅君
橋本
岳君
石破
茂君 馳 浩君
宮路
和明
君
—————————————
十一月十七日
防衛庁
の省への
昇格
の
早期実現
に関する
請願
(川条
志嘉
君
紹介
)(第四七二号)
米軍
と
自衛隊
の
一体化等
に関する
請願
(
志位和夫
君
紹介
)(第四七三号)
防衛庁
の省
昇格法案反対
に関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第五九二号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
政府参考人出頭要求
に関する件
防衛庁設置法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、第百六十四回
国会閣法第
九一号) ————◇—————
木村太郎
1
○
木村委員長
これより
会議
を開きます。 開会に先立ち、
民主党
・
無所属クラブ
、
日本共産党
及び
社会民主党
・
市民連合所属委員
に対し、
理事
をして御
出席
を要請いたさせましたが、御
出席
が得られません。やむを得ず議事を進めます。 第百六十四回
国会
、
内閣提出
、
防衛庁設置法等
の一部を改正する
法律案
を議題といたします。 この際、お諮りいたします。
本案審査
のため、本日、
政府参考人
として
防衛庁防衛参事官富田耕吉
君、
防衛庁長官官房長西川徹矢
君、
防衛庁人事教育局長増田
好平君及び
防衛施設庁長官北原巖男
君の
出席
を求め、
説明
を聴取いたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木村太郎
2
○
木村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
—————————————
木村太郎
3
○
木村委員長
質疑
の申し出がありますので、これを許します。
北村誠吾
君。
北村誠吾
4
○
北村
(誠)
委員
おはようございます。
質問
の機会をお与えいただきまして、ありがとうございます。 大きく二問、
質問
をさせていただきます。
一つ
は、私にとって身近な
佐世保
の
米海軍基地
の
事故
の件と、それからいま
一つ
は、
防衛施設庁
の
不祥事案
についてのことであります。 まず第一番目に、去る十月二十一日に
発生
をいたしました
米海軍佐世保基地
の
弾薬補給所
の
火災
に関してであります。既に
新聞等
で報道はなされておりますけれ
ども
、十一月十四日に、
米海軍広報部
が
前畑弾薬庫
について、
火災
の
調査終了
、その
報告書
を公表されました。 その
報告書
によりますと、出火の
原因
については特定されなかった、また
消火
まで時間がかかったことについては、激しい炎及び熱や煙、またさらなる延焼のおそれがある、また天井の崩落の危険もあるということなどから
消火活動
を屋内にまで及ぼすことができなかった、そういったところから、さらに
佐世保
市の消防署の援助を必要としなかったという
理由
について、
火災
は完全に
米軍
の
消防隊等
において制御され、
佐世保市民
及び
施設
の
弾薬
の安全は確保されていたとの
理由
で、また
火災現場周辺
にそれ以上の消防車を入れる十分な余地がなかったというふうな
説明
があり、
最後
に
報告書
は、
佐世保
市と協力のもと
再発
の
防止
に向けて一層協力するというふうに結論づけています。 鎮火までに時間を要したことについては
理解
できる点もありますけれ
ども
、疑問に思うことがあります。 私は、そもそも
米軍
あるいは米国は、安全ということについて、最も重要であり、常にいろいろなことについて二重三重の
安全策
、フェールセーフの策をとっていること、そういう考え方がアメリカの文化の象徴と言ってもいいくらいにあるんじゃないかというふうにふだん
理解
をしておりますけれ
ども
、
一般
に、
米軍基地
が
日本国
の法令の
適用
がなく、今回の場合は
日本国
の
消防法
の
適用
がないというふうなことから、
管理権
を持つ
米軍
がみずからきっちりと
安全対策
をとるべきものであると考えております。 具体的には、今回の
火災
で焼失をした、焼け落ちた
木工所
は、昭和十七年に
日本海軍
によって建設されたものと言われております。これを
米軍
が修理して大切に使っているものでございます。ただ、この建物は
弾薬庫
の
施設
の中に所在する。当然、そういったものであれば、今日の我々の常識で考えても、
スプリンクラー
なり
火災報知機
なり、あるいはその連動の
炭酸ガス
の放出、
消火剤等
が出るような構造になっているべきものであると考えますけれ
ども
、
調査
の
報告書
においてはそういった
施設
がなされているなどの記述も
報告
もなく、
米軍
は
消火施設
を整備していなかったというふうに考えるべきであろうかと思います。 これまで
米軍
は、何か
事故
があるたびに、
再発防止
に向けて一層努力すると言ってきたものの、
言葉
だけで済まされ、これまで、いろいろなケースの場合、結果や経過の
報告等
は我々
国民
にほとんど知らされたことを聞いておりません。 一方、本
弾薬庫
につきましては、現在、御承知のとおり、
日米
間で
針尾島弾薬集積所
への
移設
について
検討
がなされております。もしそれが実現するという
方向
に進むとき、
日本政府
がこれを実行するということになると私は想像しますけれ
ども
、最新型の防火、
消火設備
を備えた
弾薬庫
が当然つくられるものと考えます。したがって、私は、
針尾弾薬集積所
への
移設
までの間は、
安全対策
ということなどから非常に大切な時期であると考えるわけでございます。 そこで、
米軍
がみずから
スプリンクラー
の
設置
、
安全策
のために具体的に
対策
を講じるべきであるというふうに考えるわけでございますけれ
ども
、
防衛施設庁長官
、
関係
の
皆さん方
のお考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。
北原巖男
5
○
北原政府参考人
北村誠吾先生
に御
答弁
申し上げます。
先生
御
指摘
のとおり、十月の二十一日に
前畑弾薬庫
内の
木工所
で
火事
がございました。
米軍
の
基地
、
自衛隊
の
基地
もそうでございますけれ
ども
、何よりもやはり安全が大事でございまして、地元の
皆さん
に不安を与えないということが大事だと思っております。そうした中で、
北村先生
の御
指摘
は極めて重要と考えております。 私
ども
、この
火事
が
発生
してから、直ちに、二十一日でございますけれ
ども
、
火災
当日、
東京
におきまして、
在日米軍司令部
それから
在日米海軍司令部
に対しまして、口頭で
原因究明
それから
再発防止
といったことを強く申し入れいたしました。 それから、翌日、二十二日でございますが、私
ども
の
福岡防衛施設局
の
局長
を先頭にいたしまして、
光武市長
さんのところにもお伺いしました。そして、
あと関係漁協組合長
さんあるいは
自治会長
さん等にも、お伺いして謝罪並びに
火災
についての御
説明
をさせていただきました。 また、その中で、
光武市長
さんからは、今
先生
からも御
指摘
いただきました、安全の
管理体制
、また
情報
の
提供
のあり方、さらには、何よりも安全ということで
市民
の
皆さん
が非常に不安を抱いているといった御
指摘
をいただきまして、そうした御発言を踏まえまして、今度は私
ども
の
局長
が
佐世保
の
基地司令官
の
ペイン司令官
にお会いして、今回は
木工所
でございますが、いずれにいたしましても、
弾薬庫
という敷地の中で、極めて高度の
安全性
が求められる中での
火事
の
発生
といったことは極めて遺憾であるということ、それから
再発防止策
、それから速やかな
情報提供
といったことを強く求めたところでございます。さらに二十三日には、
東京
で私
ども
、
在日米軍司令部
にも
再発防止等
を要請いたしました。
米軍
からは、私
ども
の方に、このような
事故
が起こることがないように、
最小限
にとめるべく最大限の努力をするということ、それから、
先生
御
指摘
の効果的な
措置
について、これを講ずるよう十分努力するといった回答を今得ているところでございますので、返還までの間、
米軍
がどのような
対応
を、具体的な
安全策
をとるのか、私
ども
、これをしっかりと見きわめ、安全が第一であるということを先方に申し上げながら今後のしっかりとした
対応
を考えていきたい、そのように考えているところであります。
北村誠吾
6
○
北村
(誠)
委員
ただいまの
施設庁長官
の
答弁
を了として、今後もしっかり見守っていただき、実効のある
対策
を
米軍側
にとっていただくように、いろいろな近い将来の
事柄
も懸案もあることでございますから、慎重な、積極的な取り組みをお願いしておきます。 次に、二問目のいわゆる
防衛施設庁
の
談合事案
に関する件でありますけれ
ども
、私は、私見でありますけれ
ども
、
防衛施設庁
の
談合事案
というこの
言葉
の使い方に
大変懸念
を持っております。 私が考えますに、これは
防衛施設庁
の
入札等
に関する
不祥事案
ぐらいに言った方がいいのではないかな。
談合
という
言葉
は、既に刑法に
談合罪
という
言葉
がありますし、極めて狭い
範囲
の
言葉
、
意味
合いというものになるのではないかと思いまして、この点については、
皆様方
の御
意見
があれば
説明
も聞きたいと思います。
防衛施設庁談合事案
というふうなことでマスコミが使っておりますのか、あるいは
国民
全体がそう思ってそういうふうに使われているのか私にはわかりませんけれ
ども
、余り適切でないというふうに私は考えるものであります。 さて、本日は、既にこの
委員会
のこの
法案審議
につきましても四時間を準備し、そして野党の
皆様方
には呼びかけておりますが、御
出席
いただけないというまことに残念な
状況
が続いております。 かつて、本
会議
におきまして本
法案
の
趣旨説明
が行われた折、
民主党
を代表して
津村議員
はすばらしい
質疑
をなされました。彼の
質問
の
最後
の結びがこうでございます。
防衛庁
の省
昇格
が
国民
の十分な
理解
と確かな
信頼
のもとに実現されるよう、この
法案
の
審議
が十分な時間をかけて徹底的に行われることを望みます。なぜなら、本院及び参議院における十分な
国会審議
こそが最大のシビリアンコントロールであり、
国民
の
信頼
の礎であると信じるからであります。 こうして彼は
質問
を結ばれました。まことにすばらしい
質問
であったと思います。(発言する者あり)まあ、いろいろ御
意見
はあると思いますが、私はそのように感じております。実態はどうなっておるかは本日の
状況
が示しております。 その際、
防衛庁長官
は、ただいま申し上げました
事柄等
につきまして、このように
答弁
されました。 本件につきましては、本年六月十五日までに八十四名の
関係者
に免職、
降任等
の
懲戒処分等
を行い、また、本年六月十六日に
再発防止
の
抜本的対策
に関する
検討会
が取りまとめ、公表した、
建設工事
の
入札手続
、再
就職
、
人事管理
、
組織
、
公益法人等
に関する各種の
再発防止策
を着実に
実施
しております。 このように
答弁
をいただいております。 そこで本日は、限られた時間ではありますけれ
ども
、網羅的でも結構でありますから、時間の許す
範囲
で、
国民
がわかりやすく
理解
ができるように、
参考人
、それぞれ
関係
の
部分
について十分、限られた時間の中ですが、わかりやすい
答弁
をお願いいたしたいというふうに思うわけでございます。 ただいま私が申しました、
防衛庁長官
の本
会議
における
答弁
に
説明
を加えていただきたい、そういう
趣旨
でお願いを申し上げる次第でございます。よろしくお願いします。
北原巖男
7
○
北原政府参考人
御
答弁
を申し上げます。 まず、冒頭、
先生
御
指摘
の
事案
につきましては、私
ども
、大変重く受けとめてまいりたいと思っております。そこで、現在私
ども
がやっております抜本的な
再発防止策
につきまして、それぞれ着実な
実施
に努めておりますが、その
実施状況
につきまして申し上げたいと思います。 まず、
建設工事
の
入札手続等
の見直しの点であります。
入札手続
の改善といたしまして、原則として、私
ども
、
一般競争入札
に移行することといたしました。これまで、
予定価格
が七・三億円以上の
工事
を
対象
といたしておりました
一般競争方式
の
入札
を、
平成
十八年度から二億円以上の
工事
に拡大したところでございます。さらに、二億円未満の
建設工事
でありましても、不良不
適格業者
の参入が困難であって、
工場製作部分
が多く
受注者
による品質の差が少ないと考えられる一億円以上の
工事
につきましても原則
実施
することとしたところであります。 それから、
安全保障
に係る
調達
の指定は、
工事内容
などを精査いたしまして
必要最小限
に限定し、二億円以上は
公募型指名競争入札方式
にする、
実施
するということにいたしました。 それから、
総合評価方式
を
採用
することといたしまして、
評価基準
などを定めました
実施要領
を制定いたしまして、
平成
十八年度は、同じ方法を
適用
する
工事
を、
金額ベース
でいいますと三割を超える、三割超でございますが、そして十九年度以降は段階的に
対象
を拡大することといたしているところでございます。
あと
、
設計施工一括発注方式
を積極的に
採用
していきたい、そのように考えているところであります。 それから、
監視
、
チェック機能
の強化というものも極めて重要でございまして、
第三者
から成る
入札監視委員会
を
地方
に
設置
いたしました。これまでは
地方
にはございませんでした。各局に
設置
をいたしました。新たに
談合
の疑惑などに関します
審議
を行う、これに
監視機能
を付与いたしまして、既に、全国の各
防衛施設局
におきまして、
入札監視委員会
、第一回目を開始したところでございます。 また、
東京
の本庁におきましても、各
施設局
の
入札
結果の事後的、統計的な分析などを行う
公正入札調査会議
というものも新たに
設置
いたしまして、第一回目の
会議
を開催したところでございます。いずれも有識者、
第三者
の目で厳正に
審査
をしていただくというものでございます。 それから、さらに私
ども
の
国民
に対する
情報提供
、また、あるいは
国民
の
皆さん
からの
情報
をいただくということで、
防衛施設庁
の
ホームページ
に
談合情報コーナー
というものを設けました。さらに、
電子目安箱
というものを来年の三月には
設置
したいと考えております。 それから、やはり
入札参加者
がお互いに接触するというところがまた
一つ
の温床になりかねないという観点から、これまで段階的に
電子入札
といったものを
実施
してまいりましたが、十九年度からはこれを全面的に
実施
したいと考えております。 それから、大きな項目として、
談合
に関する予防的な
措置
ということが考えられますが、
違約金特約条項
だとか、あるいは
指名停止措置要領
を厳格に
適用
するといったことといたしまして、これまでに、今回の私
ども
の事件で
競売入札妨害罪
の刑が確定いたしました十一件の
工事
の中で、
工事
が完了した七件につきまして十七億円の
違約金
の
請求等
をいたしまして、既に納付を受けたところでございます。そのほか、
関係者
が公訴された
企業
に対しまして
指名停止等
の
措置
をとったところでございます。 それからまた、やはり
業界
の
関係者
との適切な
関係
の確立ということが大事でございまして、特にOBとの接触といったことは、
業務
上必要な場合に限定するといったことなどを
内容
とした
対応要領
を定めました。これは、私
ども職員
に徹底するとともに、
関係
の
業界
の
人たち
にもその
趣旨
を配付して徹底を図っているところでございます。
ホームページ
にも上げております。 それから、今回の
事案
で大きな問題となりましたのはやはり再
就職
ということでございまして、非常に若い年齢で退職していくということでございまして、今回
事案
を起こしました私
ども
、責任を感じておりますが、
建設技官
というのが五十六・五歳が平均でございました。
事務官
全体から比べますと二歳若いわけでございますが、これを
事務官
と同じ五十八・五歳まで二歳引き上げるという施策を打ち出しまして、この夏の
人事異動
から着手をしたところでございます。
あと
、必要な
勧奨退職
の
限定等
もし、それから、
防衛施設庁職員
のみならず、
防衛庁
全体として、
人事管理基準
といったものを今作成いたしまして、この夏から既に
適用
しております。 それから、再
就職
の
自粛
といったことがございますが、
建設工事
の
発注
に関与していた、これは私なんかも
対象
になりますが、
幹部職員
につきましては、離職後五年間につきましては
企業
への再
就職
の
自粛
を要請するということにしておりまして、これも私
ども
の
職員
に周知をしたところでございます。 さらに、
懲戒処分等
の
明確化
ということにつきましても重要な点でございますので、
調達経理業務
に関する
違反行為
に関する
懲戒処分等
の
基準
を作成するといったことで、今それを
検討
しているところであります。 それから、大変大きな、ここでも御
指摘
いただきました
防衛組織
ということで、
防衛施設庁
、これを廃止、今後御議論いただきますが、
防衛省
になればその本省へ統合するといったことで、これは、現在御議論いただいています省
移行関連法案
の
附則
第九条の中にも明記をしているところでございます。 さらに、やはり私
ども
、
建設部
の
企画立案
と実際の
実施機能
といったものを分離する必要があるといったこともやりました。
地方局
におきまして、
契約部門
と
積算部門
の分離な
ども
やっております。 さらに、
大臣直轄
の
大変独立性
の高い監査、
監察組織
の新設といったことも、現在、十九年度
概算要求
に盛り込んでおります。 それから、
人事管理
といったことが、今度は
組織
、人も大事でございまして、私
ども
、
I種技官
の統一的な
人事管理
といったことで、この四月から
新規職員
は、これまでは
建設部
なら直ちに
建設部
あるいは
施設部
ということでしたが、すべて、
全員総務部
に配置をいたしまして、その後は高い
技術力
を持った
職員
を養成するということで今やっているところでございます。 さらには、インセンティブを高めるということで、今まで
海外留学
は実は
施設庁
はございませんでしたが、これも
概算要求
をしております。さらには、
防衛庁
だけでの
採用
ではなくて、
国家公務員採用試験
の
I種採用
からも
採用
する、これはもう既に
内定者
を出しております。 等々のことをやっておりまして、
あと
、
意識改革
その他、再
就職規制
についての……(発言する者あり)申しわけございません。等々につきまして遺漏のないようにやってまいりたい、そのように思っているところでございます。大変失礼しました。
北村誠吾
8
○
北村
(誠)
委員
私の
質問
が、網羅的に、できるだけわかりやすく
国民
にと要請しましたので、
長官
の
答弁
が長くなったことは了とします。
最後
に、
防衛庁長官
、今、
施設庁長官
の
答弁
をお聞きになり、そして、けじめをつけるということはまさに
防衛庁長官
の
実行力
にかかっていると思いますが、決意のほどを一言お示しいただければと思います。
久間章生
9
○
久間国務大臣
この
調査報告書並び
にこれから先のとるべき
対策
、こういったのを通じてやっていくわけでございますけれ
ども
、それと同時に、この
附則
でも書いてありますように、
防衛施設庁
を廃止して統合する、そういうことによって
体制
も整えようと思っているわけであります。 そういう
意味
でも、
防衛庁
を省とするこの
法律
を通していただくことは、その
附則
に将来の
方向
を明示しておるわけでございますから、そういう
意味
で、この
法律
が通りましたら、また次の
概算要求等
を経て、
予算編成
を経て、そして、改めてそのときまた
法律
を出しますけれ
ども
、
方向
がしっかり示されるわけでございますから、それに基づいてやることを
国会
としても承認していただいたということになりますから、私は、そういう姿勢をあらわす
意味
でも、今度のこの
法律
が一日も早く成立することを望んでいる次第であります。
木村太郎
10
○
木村委員長
北村誠吾
君、時間が参っております。
北村誠吾
11
○
北村
(誠)
委員
はい。 ありがとうございました。これで
質問
を終わります。
木村太郎
12
○
木村委員長
速記
をとめてください。 〔
速記中止
〕
木村太郎
13
○
木村委員長
それでは、
速記
を起こしてください。 先般来
理事
をして御
出席
を要請いたさせましたが、
民主党
・
無所属クラブ
、
日本共産党
及び
社会民主党
・
市民連合所属委員
の御
出席
が得られません。 まことに遺憾なことだと
委員長
として感ずるところでありますが、この際、
休憩
いたします。 午前十時二十九分
休憩
————◇————— 〔
休憩
後は
会議
を開くに至らなかった〕