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榛葉賀津也君 総理、これが現実なんです。いまだにどんな
情報が出ているか分からない。
実は、私もウィニーを使ってこの
情報にアクセスしてみました。ところが、一歩間違うとこれ大変なことになりますから、こちらも、新しいパソコンで、何も入っていない真っさらの状態で検索いたしました。これ、ミイラ取りがミイラになる可能性が大なんですね。実際、そうやって更にたくさんの
情報が出てしまっている。私が調べただけでも、これはあえて私が新しく見付けたものは入れてません、私も責任がありますから、あえて
新聞報道だけでございます。しかも、これは長い間ちょっと表示しておくとまた変なことになってもいけませんので、これがリストです。(資料提示)
委員の皆様方にはリストが行っておりますので御確認をいただきたいと思うんですが、実は
委員の皆さんに配付する資料も最小限にいたしました。これ、秘密
情報や個人
情報にかかわる問題がたくさん出ているんですね。今日、私がここにお持ちしたのは、持ち込んだのは、
総理、ほんの一部であります。今日、理事の先生の御了解を得て、これを
総理と
長官だけにはお渡ししていいという許可を得ましたので、是非ごらんをいただきたいと思います。(資料手交)
先ほ
ども言いましたが、これはほんの一部であります。フロッピーにしても数百枚に上ります。正直、プリントアウトできないような、
言葉があれですが、やばい
情報もたくさんありました。個人
情報もありました。
まず、
総理、一を見てください。これはトリスタンといって、
日本領海での対潜哨戒用に開発されたソフトで、
我が国周辺の海底の地形や水深を瞬時に表示できる、
日本列島の断面図もすぐに分かる、GPSと連動して目標艦船の軌道データも図上に取り込めるといったソフトであります。
防衛庁によりますと、これは市販をされているデータでそんなに心配はないということでございますけれ
ども、私は専門家ではありませんから分かりません。
そして、二を見ていただきたいと思います。これはドリルパッケージというフォルダから見付けたやつでございます。
委員の皆様にはこの表紙しか申し訳ありませんがお渡しをしてありません。
総理、
長官にはこのすべての資料が載っております。これを見ますと、海自の戦闘運転であるとか戦闘
能力、戦闘応急訓練計画の内容がすべて分かりまして、私が見ても
自衛隊の戦力や評価を、戦力や
能力を評価、推測できてしまうという代物ではないかと思います。
こういったものならまだいい方でございまして、実は先ほど
長官が言いましたが、秘に当たる
情報、秘に当たる
情報の側方観測換字表であるとか、秘の指定輸送船の航路計画なんかも、こういうのも海自の
補給路が分かってしまうんですよね。こういったものも出ている。そして、コールサインであるとか暗号表なんかもあります。それはこの三の資料ですが、
総理にお渡ししてあると思います。少し、隠しますけど。(発言する者あり)はい。
長官、
総理、まず
総理にお伺いします。この現状を見てどう思いますか。この事実を見て、
総理、恐らく実際のものを見るのは初めてだと思うんです。これを見られてどう思いますか。