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荒井広幸君 これは
環境省、問題でして、結局NHKに
提出したときの資料というものは、国立公園の管理などに対するものは除いて、資料がなかったんで出したということですから、報道している方もそれ不勉強なんだと思うんですよ。だけども、そういうものを除いてこれ言っているわけです。その数字が出てきたら、これ変わるかもしれません、
印象は。
ですから、そういうことを含めて、やっぱり私は、様々な問題というのが灰色から灰色、灰色が真っ黒になっちゃう、いいことやっててもそれで黒だって言われる、これは非常にお互いに不利益ではないかと、こういうことを考えるんです。国民生活にも良くない。
こういうことを考えますと、基本的に私は申し上げたいことは、やはり
大臣、
説明責任をもっと果たされたらいかがでしょうか、先ほど
委員会でおっしゃったように。やっぱりこういうことの性格が多い役所なんですと、そういうことをやっぱりきちんと申し上げつつ理解を求めるようにしていかないと、これから
随意契約をじゃ下げますという話にはならないわけですよ、先ほどからの
大臣の話を聞いても。そういう性格が多いということなんですから。だからそれはおかしいんじゃないかという、知らない我々は、どんどんおかしいんじゃないか、おかしいんじゃないか。NHKでさえ、こうやって国立公園は排除した上の数字を言っているし、そしてその上に今度は、会計検査院に、何といいますか、確認もしていないでこうやって言っているわけですよ。これはやっぱり
環境基準などを設定する
環境省が出すいろんなものに対して大変な影響がある。
もちろん、しっかりこれ正すところは正していただきたいわけです。そこを見逃して私言っているわけじゃないんです。これはしっかり、先ほどお二方の先生からあったように、おかしなところはしっかりやめてもらいたいわけです。だけれども、みんな一緒になっているんじゃないですかと。何か悪いものなんだと、随意というのは、という
印象に取られていることに対して今私は申し上げているわけなんです。
そこで、ちなみに、
総務省来て、さっきの見解で、そのとおりでいいと思います。いいと思いますが、これは、勘ぐってこういうふうに言う人いますよ。四月四日、五日、六日、十日と
環境省の予算の話を出しました。そうしたら、四月十一日にNHKが発表しました、空出張、一千七百六十二万円の着服です。ずうっと
環境省というところを言ってきて、自分のところをぽこんと十一日。前日までこの報道をしている。自分
たちだけじゃないんですよと見せたいような気もするし、今受信料でいろんなことが問題があるからやっていたのではないかと言っているような人もいるんです。ですからこそ、やっぱりNHKの在り方も含めてしっかりしてもらわなくちゃいけないというところは
総務省に要望いたしておきます。
最後に、こうなりますと、官から民に、官から民に、こういうことばかりでは言えないものが一杯ある。そういう中でこの
随意契約の話も今出てきているんだということでございますから、やっぱり冷静に私
たちはそこを考えればいいんで、官から民になるものもあれば、それが不似合いなものがある。それが先ほどの
足立委員に対する、冒頭の
大臣の、民なんですかと、こう言われたときにお答えできなかった政治的
発言なんです。そこを割り切って民だと言う小泉さんに恐ろしさを感じるんです。一般競争入札でなけりゃ悪だと言い切る小泉政治に私は非常に不安を持つんです。
まあそれを
大臣に聞いても無理な話ですから、
大臣、
環境省がやっている随意が多いという
理由は専らこういうことがあるが、これからも不正がないように、透明性を確保して、そして再
調査して
見直しますよということでいいんだと思うんですが、先ほどの答弁で、しかし、
説明してくださいよ、もっと、国民にも。ここを打って出ていただかないと、本当に今度は、質が悪かろうと何だろうと、もう何だか分かんないけど、今度、
民間に競争させろという話になるんじゃないですか。
大臣のお考えを最後にお聞かせください。