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長浜委員 民主党の
長浜でございます。
大変重要で、かつ身近な
法案の
質疑に立たせていただくわけでありますが、
田島理事にもお願いして
質問の時間をいただいて、この間
フロンをやりましたね。その前に温対法をやって、これはCO2。
地球温暖化の問題も身近な問題ですし、
皮膚がんとかにつながる
フロンによるところの
オゾンホール、この問題も身近といえば身近。
国民の生活とか健康とか、もちろん
環境に起因をするという意味ですが、それを
質疑しているこの
環境委員会の場で
質問をできるということは、本当にありがたい機会だなというふうに思うわけです。
細かい
部分部分は大変聡明な
村井委員が後から詰めると思いますので、できれば、こういう身近な
法案ですから、余り条文等々にとらわれずに、御自身の
考えで御答弁をいただければいいなというふうに思っております。
私も、正直に告白をすれば、この種の問題、要するに、うちで
ごみが出るわけですから、さっきの
質疑にもありましたように、何をやったって
ごみが出るわけですね。それで、女房から、あなた、
環境委員会に所属をして、
環境、
環境と言うけれども、何をやっているのと怒られることがしばしばであります。
たまたま、個別の
名前は避けますけれども、こういう歯にいいとかいって
ガムをかむわけですね。そうすると、これは本題ではありませんが、前を見ると、
厚生労働省許可、
保健機能食品という
マークが入っていて、ああそうだ、こういうものは体にいいもの、体にいいものにしなさいねというのがこれもまた弱いわけでありますが。そして、後ろを見るとまた
マークがあって、
プラ、
外装フィルム、紙、
外箱という、これは今回の
質疑に
関係する
部分ですが、こういう
状態になっているわけですね。
大体このまま捨てるでしょう、ぱっと。だけれども、この
法案というのはこれを分別するわけですよね、
プラの
外装と
外箱を。別に特にこのために用意したわけじゃなくて、いつもこれはかんでいるものですから。でも、こんな身近なものの中にもこういった
状態があるわけです。
そういう
状況の中で、この
法案は何を一体求めて
平成七年時につくられたのか。そして、どうしてこの段階で、十年後の
見直しがあるからという規定ということではなくて、なぜ今回この
法案の、これから
議論するところのいろいろなスキームがありますね。想定される
排出量、もう
皆さんもあのグラフを見なれたと思いますが、それを想定していて、そして実際にかかった
費用、その半分を
市町村に戻してあげるという姿勢なのか、戻させていただくということなのか。
現状の中においては、これはまた後で
議論をしますが、唯一の
指定団体であるところの
財団法人に対して、各
業者さんが、見込みでこのぐらいの
委託料、
委託料も
議論をしなければなりませんけれども、
処理費用がかかるんだろう。
財団法人にも職員はいますから、それの
管理費も要る。そういった形で見込んでおいたものの、実際かかった
部分との差、この差の
部分はそのままそっくり
特定事業者にお返しをするというシステムでやってきたんですね。
ところが、今回はその線ではなくて、この線というのは、
市町村が
努力をされればされるほど、それに見合った
部分のものが
市町村に行きますよと。一見すばらしそうに見えますが、行きますよということ
自体が二分の一という、この
合理的根拠もわかりませんが、そういう
状況の中での、線は二重なのか三重なのか、こういった問題も含めて、ちょっとわかりづらい
状況にもなっているわけであります。
何からお聞きをしようかなというふうに思うんですが、例えば、さっきせっかく
ガムの箱を出しましたので、ついでに言えば、
朝食を食べます、
朝食を食べて、目玉焼きを食べて、
マヨネーズの
チューブを
使い切っちゃった、それは
使い切ったから
ごみになるわけですね。それで、マーガリンかバターを塗る、それはアルミというか金属のような銀色の紙に包まれている、それも塗ってしまえば
ごみ。
紙パックの牛乳を飲む、飲んでしまえば
ごみ。これは別に特別のことじゃない毎朝の
朝食。
納豆が好きなので、
パン食でも
納豆は食べる。こういう
状況のときに、この
法律で言うと難しいですね、
消費者の責務。
各家庭においては、一体これはどういう
活動をしなきゃならないのでしょうかね。