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山本(拓)
委員 山本拓でございます。
先日、
愛媛に行ってまいりまして、以前は北海道にも行かせていただきました。
それで、
不正経理の問題については、これはよく新聞記者とも言うんですが、新聞記者でさえ取材
活動をしていく上で必ず
経費の問題が出てくる。そして政治家も政治
活動の中で
経費の問題が出てくる。政治の場合はあらかじめわかっていましたり、届け出になりますが、取材とか
捜査とかそういう突発的な問題に対しての
経費の
経理は非常に難しい。そんな中で、かつて県議会とかいろいろな地方においても、
警察以外にも、そういう空出張とかいろいろな問題で、ずっと共通しているんですね。大分直ってきたんですよ。
それで、
漆間長官は、かつて奈良
県警の
本部長をやられておられて、そのころの部下に私の奥さんのお母さんがいたようでありまして、女
刑事だった人ですけれども、非常に厳格に、立派にやられていた人だという証言もあります。
私が申し上げたかったのは、
現場の人が速やかにやる上で、今回の一連のものを反省として、そういう
疑惑を持たれ、事実関係は今後明らかになるんでしょうけれども、しっかりそれを
再発防止という点では、仕組み的に問題ありや。いつも、かわいそうなのは
国家公安委員長なんですよ。何の権限もないのにいじめられて、長官はなかなか出てきませんから、そんな立場じゃないから。
だから、そんな中で、しっかりと
国家公安委員長に、地方の国家
公安委員会が権限が発揮できるように、ここでチェックできるような仕組みも変えなきゃしようがないじゃないかという議論もいずれ出てくるんだろうと思うんですね。だから、そういう中で、それが問われていますから、今回の
事案で
委員会で行きましたので、
信頼回復のためにしっかり結果を出していただきたいなというふうにも
考えております。
何せ十分ですから、民主党さんに大サービスして時間を差し上げておりますから、そんな中で、まとめてお聞きしますけれども、今回の
不正経理の問題について、まず、長官としてどのように受けとめられ、そしてどのように具体的に指示をし、また今後どのようなことを
対応されるのか。
そして、治安の回復というか、要は、会社でも、売り上げが上がっているときは多少
経費がかかってもみんな納得するんですよね。売り上げが落ちて赤字をこいているときに
経費がかかっているとみんな文句を言うでしょう。治安も、検挙率も非常に高まって、低ければ、しようがないかという人もいるかもしらぬけれども、検挙率が下がって
犯罪率が上がってきて、
経費の問題がうわさが出るともっと怒るんですよ。だから、しっかり結果を出してもらわなきゃいかぬ。
さらには、行政改革で縮小する中で
警察官だけ確保して補充していこうというわけですから、なおさら、公務員の質または運用の意味でも、今後の治安回復に向けた
対応、
漆間長官の長年の手腕が求められるところでありますから、しっかり答えてください。
そして、質問をあと一個追加しておきますが、
愛媛へ行きましたら、
愛媛県の
公安委員会の
委員長さんは女性でした。男女共同参加型社会の会長さんが珍しく県の公安
委員長になられているんですね。
いろいろ私も、そういう関係で、この
委員会は女性参加型の問題もやっていますから、そういう立場からいたしますと、女性
警察官の採用枠をふやしてくれということでございます。
犯罪者も女性がふえていますから、その割合に応じてふやすべきじゃないかなということも
考え、今後、自民党も女性をふやすことによって模様、景色が変わりましたので、
警察も女性をふやすことによって模様が変わるんじゃないかなという応援にもなるのではないかなと思いますので、その点の長官の
見解もあわせてお答えください。