○丸谷
委員 公明党の丸谷佳織でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
六月に入りまして、クールビズということで、室内の設定温度を上げ、そして、暑苦しいというか、スーツ、ネクタイはやめていこうという流れの中で、
大臣、副
大臣みずから率先されましてさわやかな服装で臨んでいらっしゃる姿を見て、大変好感度が高いなというふうにも感じました。
その
大臣、副
大臣のさわやかさに比べてと申しますか、後ろの
外務省職員の皆様がしっかりとまだダークスーツを着られていまして、質問する側からしますとちょっと威圧を感じる部分がございます。交渉に当たっては威嚇するときもあるのかとは思いますけれども、
外交官の皆様が環境問題を考えて
日本は今こういった形で取り組んでいるんだと見せるということもあると思いますので、どうか今後、環境問題に取り組んでいる
外務省ということで、
大臣、副
大臣の服装を見習っていただきたいなというふうにも思います。
本日質問をさせていただきます三
条約については、賛成の立場から何点かにわたって質問させていただきたいと思います。先ほど質問をされました西銘
委員とも重なる部分があるかと思いますけれども、御答弁の方をどうぞよろしくお願い申し上げます。
まず、中
西部太平洋まぐろ類
条約について質問をさせていただきます。
現在、全世界では約百五十万トンのマグロ類が漁獲をされておりまして、そのうち
日本の消費量は約六十五万トン、そのうち約四十五万トンを刺身として食べている
状況の中で、マグロ資源を持続的に利用するための国際的な
保存管理は、
我が国にとって重要課題であると考えております。
既に
日本が加盟をしておりますマグロ類に関する地域漁業
管理機関は、大西洋そしてインド洋、みなみまぐろ、全米熱帯まぐろと四地域にわたっております。世界のマグロ類の漁業生産の約半分を占め、
日本のマグロ類漁獲生産にとっては約八〇%を占めます中
西部太平洋における地域漁業
管理機関というのは、
日本の食生活のみならず、漁業者にとっても大きく影響をしてまいります。
この中
西部太平洋における
管理機関について、この機関が設立されることによってマグロ類の漁獲については資源の
保存等がほとんどカバーされるのかなと思いますけれども、この中
西部について設立がおくれた
理由というのは、背景には何があるのか、この点についてお伺いをいたします。
〔
委員長退席、増子
委員長代理着席〕