○福山哲郎君 分かりました。事務所経費で、要は、今の話でいうと、去年から事務所費折半なんです。そこは僕も理解しましょう、百歩譲って。
じゃその前は、先ほど
小泉内閣総理大臣が言われましたように、事務所経費として切手の購入費、電話代などがありましたと書いてあるわけですよ。
総理はいつも、事務所の人間を信頼していると、
政治家はいつもそんなことを一々一々知らないと。僕も当たり前だと思います。それはもうそのとおりだと思います。だから、今日わざわざお持ちしました。
皆さんのお手元に
政治資金法の、
政治資金規正法のこのペーパーをお手元お配りしたんですけれども、事務所の経費というのは御案内のように事務所の地代や家賃や公租公課や火災保険料や電話使用料や切手購入費、修繕費なんです。で、これ、領収書要らないんです。なぜかというと、事務所の普通の経費だからです。この切手の購入費というのは、実は後援会とかパーティーの案内とかをするための切手代ではありません。それはなぜかというと、それは下の部分の
政治活動費に含まれるからです。しかし、
小泉総理は、切手を二万人も、二十万人も出したら一千万も掛かるんだと答弁をされました。しかし、その切手代は実は
政治活動費の方に含まれるんです。
実は
総理は、二十万人に出したら一千万掛かるんだから五百万の事務所費の支出は当たり前だとおっしゃいました。しかし、実は
小泉総理の同志会の会計責任者の方はしっかりと仕事をやられていたんです。
実は、
小泉総理が引っ越しをされる前です。先ほど言われた家賃を折半をする前の話ですが、
平成十二年、実は同志会はちゃんと、ちゃんと別納で一万五千九百九十九通分の切手代を領収書を付けて、ちゃんと添付をしてくれているんです。
小泉総理が言われたように、
小泉総理のスタッフはちゃんと法にのっとって。
政治活動費の中は領収書が要るんです。これ、二枚目めくってください。二枚目の
政治活動費のところは、僕は丸をしました。五万円以上の領収書を添付しなければいけないと書いてあるんです。ここに先ほど言ったように切手代が含まれるんです。で、
小泉総理の事務所のスタッフはちゃんと正直に一万五千九百九十九通で七十一万一千九百五十五円という切手代を使っておられるんです。つまり、事務所費はさっき言われたように当時は折半していないんです。先ほど言われたように切手代と書いてありますが、切手代と
総理は言われていますが、切手代は実はちゃんとスタッフが領収書をもってこうやって計上しているんです。
そうすると、そうすると、お手元にお配りをしたもう一枚のペーパーがあると思います。もう一枚のペーパーがあると思います。もう一枚のペーパーを見ていただきますと、経常経費というのは領収書の添付が不要なんです。地代とか家賃、先ほど言われたみたいに当時は折半していない。だからここは入らないんです。電話使用料は幾らか分かりませんが、実は、先ほど私が申し上げた
平成十二年、
小泉総理のところは選挙の年だったんです。それでも一月十八万ぐらいなんです。実は電話賃の領収書もちゃんと出てきているんです、六月なんですけれどもね。電話使用料は五百万も掛からない。切手の購入費は、先ほど申し上げたように、ちゃんと実は領収書を取っているんです、切手ではなくて別納郵便で。修繕費は自宅の中ですから
関係ないですよね。公租公課も火災保険料も大した金額ではない。
そうすると、毎年毎年、
小泉総理の事務所費がずっと、時には
平成七年一千万、
平成九年が六百万、
平成十年五百万、五百三十九万、ずっとこうある五百万の支出は一体どこから支出が必要だったかというのは、これは
総理、明らかにしてもらわないとしようがないんです。だって切手、切手と電話だとおっしゃったんですが、切手と電話では五百万に行かないんで成り立たないんです。このペーパーでいうと、一体何をもってこれ五百なんですかと。是非
お答えをいただきたいと思う。
あのね、僕は本当にこんなことやることは嫌なんです。嫌なんですけれども、嫌なんですけれども、
政治と金でいつもいつもこういう
議論を繰り返すこと自身が日本の
政治にとって僕はマイナスだと思っていまして、
総理が法にのっとってやればいい、収支
報告をちゃんと書けばいいとずっと言ってこられた、私はそれを信じてきましたけれども、どうぞ
お答えください。