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2004-10-22 第161回国会 衆議院 本会議 第4号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十六年十月二十二日(金曜日)
—————————————
平成
十六年十月二十二日 午後一時 本
会議
—————————————
○本日の
会議
に付した案件 永年
在職
の
議員小里貞利
君、
中村正三郎
君、
保利耕輔君
、
亀井静香
君及び
丹羽雄哉
君に対し、
院議
をもって
功労
を
表彰
することとし、
表彰文
は
議長
に一任するの件(
議長発議
)
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
下級裁判所
の
設立
及び
管轄区域
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
防衛庁
の
職員
の
給与等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
) 午後一時八分
開議
河野洋平
1
○
議長
(
河野洋平
君) これより
会議
を開きます。
————◇—————
永年
在職議員
の
表彰
の件
河野洋平
2
○
議長
(
河野洋平
君) お諮りいたします。 本
院議員
として
在職
二十五年に達せられました
小里貞利
君、
中村正三郎
君、
保利耕輔君
、
亀井静香
君及び
丹羽雄哉
君に対し、先例により、
院議
をもってその
功労
を
表彰
いたしたいと存じます。
表彰文
は
議長
に一任されたいと存じます。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
3
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。 これより
表彰文
を順次朗読いたします。
議員小里貞利
君は
衆議院議員
に
当選
すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 …………………………………
議員中村正三郎
君は
衆議院議員
に
当選
すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 …………………………………
議員保利耕輔君
は
衆議院議員
に
当選
すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 …………………………………
議員亀井静香
君は
衆議院議員
に
当選
すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 …………………………………
議員丹羽雄哉
君は
衆議院議員
に
当選
すること九回
在職
二十五年に及び常に
憲政
のために尽くし
民意
の
伸張
に努められた よって
衆議院
は君が永年の
功労
を多とし特に
院議
をもってこれを
表彰
する 〔
拍手
〕 この
贈呈方
は
議長
において取り計らいます。
—————————————
河野洋平
4
○
議長
(
河野洋平
君) この際、ただいま
表彰
を受けられました
議員諸君
の
登壇
を求めます。 〔被
表彰議員登壇
、
拍手
〕
河野洋平
5
○
議長
(
河野洋平
君)
表彰
を受けられました
議員諸君
を代表して、
小里貞利
君から発言を求められております。これを許します。
小里貞利
君。
小里貞利
6
○
小里貞利
君
代表謝辞
本日、ここ
衆議院
本
会議場
において、
院議
をもって永年
在職表彰
を受けましたことは、私
ども
五名の
議員
にとり、まことに光栄の極みであります。 ここに、年長のゆえをもちまして、一同を代表して、慣例に従い、自らの来し方を振り返りつつ、
御礼
の
言葉
を申し上げます。(
拍手
) 今回の
表彰
は、
先輩
、
同僚
の
皆様方
の御
指導
、御鞭撻の
賜物
であると同時に、二十八歳で
郷土鹿児島
の
県議会議員
に
当選
して以来、四十五年余にわたり御
支援
いただいた
鹿児島
県の
皆様
や、すべての
友人
、知人の
皆様
のおかげであり、心より
感謝
を申し上げるものであります。(
拍手
) 私
ども
が
衆議院
に初めて
議席
をいただいたのは、
昭和
五十四年十月七日の総
選挙
においてでありました。 この総
選挙
では、一般
消費税導入
問題や
ダグラス・グラマン事件
などのあおりを受けて、
自民党
の
議席
は過半数を割り、
大平首相
の
責任
問題が噴き上がり、世に言う「四十日抗争」に突入いたしました。 翌年に至るも党内の亀裂は収まらず、ついに
大平内閣不信任決議案
が
可決
され、
大平首相
は
衆議院
の解散を断行し、その直後に帰らぬ人となられました。 初
当選
して一年も経たずに再び総
選挙
を戦うこととなり、さらに
政治
の師とも仰いだ
大平首相
を失い、私は、
国会議員
としての第一歩から、大きな衝撃とともに
政治
の厳しさを
思い
知らされたものであります。
政治家
としてさらに忘れられないことは、
村山内閣
において、阪神・
淡路大震災対策特命大臣
として
緊急対応
に当たったことであります。
発災
四日目に
特命大臣
を拝命し、その日に
現地
に向かいましたが、伊丹空港から
神戸
までの道のりは混乱し、身動きがとれず、ようやく到達した
現地
はいまだに
火煙
が立ち、六千四百余名のとうとい人命が奪われ、瓦礫の山と化した
被災地
の惨状は、今でもまぶたにまざまざと浮かんでまいります。
現地
に飛ぶこと二十数回、
国会
にあっては与野党挙げて御
協力
を賜り、そして
被災者
の
皆様方
が懸命に復旧、復興に取り組んでこられた、そのひと
こま
ひと
こま
に
思い
をいたしつつ、十年を経て今、見事に復興した
神戸
の町並みを見るときに、大きな感慨を禁じ得ません。(
拍手
) さらに振り返れば、
海部内閣
においては
労働大臣
として
育児休業法
の制定に携わらせていただき、
橋本内閣
の
総務庁長官
としては、一府二十二
省庁
から一府十二
省庁
へと、
明治
以来の
省庁体制
に初めて抜本的な
改革
を加える
行政改革
を担当させていただきました。 あるいは、
日本列島
の
国土軸
を形成し、新
時代
の
地方
に大きな光を投げかけるとの
信念
から、初
当選
以来、
整備新幹線
の
建設促進運動
にも取り組ませていただいてまいりました。 それぞれの
政治テーマ
の
場面場面
において御
指導
をいただいた
先輩議員
、
同僚議員
の
皆様
、そして広く御
理解
と御
協力
を賜りました
国民
の
皆様
に改めて
感謝
を申し上げる次第であります。 さて、私
ども国会議員
は、それぞれの
時代
において、
国家
、
国民
の
繁栄
を願い、懸命に行動してまいったつもりであります。 しかしながら、「失われた十年」という
言葉
に象徴されるように、
国家
は久しく停滞し、
時代
の波は、
針路
に迷う
日本
丸に容赦なく打ちかかっております。 今こそ、変革の先にある明るい未来を信じて、新しい
日本
がいかにあるべきか、その
針路
を明確に
国民
に示し、なすべき真の
改革
をしっかりと実行してまいらなければなりません。 そのことが、
時代
の大きな変わり目に
国会議員
という職務を担った我々の
責任
であることを改めて認識いたします。 「己を尽くし、人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。」
西郷隆盛遺訓
にあるこの
精神
を胸に、今後も力の限り行動してまいることをお誓いいたしまして、
感謝
の
言葉
といたします。 ありがとうございました。(
拍手
)
河野洋平
7
○
議長
(
河野洋平
君) 本日
表彰
を受けられました他の
議員諸君
の
あいさつ
につきましては、これを
会議録
に
掲載
することといたします。
—————————————
中村正三郎
君の
あいさつ
このたび、永年
在職議員
として
院議
をもって
表彰
の御
決議
を賜り、
議会人
として、また
政党人
として、まことに身に余る光栄であります。 私が
在職
二十五年の長きにわたって国政に参画し、今日このような
栄誉
に浴することができましたのは、ひとえに
選挙
区の
皆様方
の多年にわたる温かい御
支援
と、
先輩
、
同僚議員
の皆さんの御
指導
の賜でありまして、衷心より厚く
感謝
申し上げる次第であります。 また、この間
苦労
をかけてきた妻と
子供たち
にも
感謝
の意を表したいと
思い
ます。 …………………………………
保利
耕輔君
の
あいさつ
このたび、
院議
をもって永年
勤続
の
表彰
をいただきましたことは、私にとってこの上もない
栄誉
であり、二十五年もの長い間、一貫して御
支援
いただいた佐賀県有権者の
皆様
、御
指導
いただいた
先輩議員
、苦楽をともにした
同僚議員
、また私の
政治活動
を力強く支えていただいた多くの
方々
、
協力
をしていただいた各
省庁
の
皆様
、また陰で補佐してくれた事務所の
諸君
や
家族
に対し、心から
感謝
の念を捧げたいと存じます。 私は、父の他界後、二十一年余り勤務した
日本精工株式会社
を辞し、
昭和
五十四年十月に行なわれた第三十五回
衆議院議員選挙
に立候補し、
当選
の栄を賜りました。五年にわたる欧州での勤務から帰国した直後の
選挙
であり、戸惑いもありましたが、多くの
方々
の御
指導
と御
支援
により
当選
を果たし、以来、連続九回
議席
をいただいたことは、身に余る光栄であります。 過ぎし
四半世紀
を振り返ってみますと、数々の
思い
出が脳裡に浮かんでまいります。党・
農林部会長
として
合意形成
の
政治手法
を学んだこと、ウルグアイ・ラウンドへの
対応
と同条約の批准への
苦労
、
連立与党
の
政策調整
、
平壌訪問
と
合意書
の締結などは、貴重な
政治経験
の積み重ねでありました。 また、
平成
二年、
文部大臣
を拝命、
教育
、
文化
、スポーツ、
科学
などの分野で
活動
したのをきっかけとして、今日もなお、終生の
課題
として、
教育基本法改正
を初めとする諸
課題
に精魂こめて取り組んでいるところであります。 さらに、
平成
十一年には
自治大臣
、
国家公安委員長
として多くを
経験
しました。特に、
警察
を巡る諸々の問題に頭を痛めた事もありましたが、
警察刷新会議
の
皆様
の御
協力
と当局の御努力により、ようやく事態を終息させることが出来ましたのも、
思い
出深いことでありました。 さて、新しい
世紀
を迎え、
日本
は
国際社会
の中で重要な地位を占めると同時に、今後我が国がいかにあるべきかが問われています。
幕末
から
明治
にかけての
日本人
の
活動
に
思い
をいたしつつ、
民族
の
精神
の再構築と新しい
時代
の
倫理観
の確立に努力することが我々に与えられた責務であり、正しい
教育
を充実させることが大切であると信じます。まさに
教育
は
国家
百年の大計であり、永年
勤続表彰
をいただいた今、問題への取り組みの
決意
を新たにするものであります。 今後とも、
皆様
の御
理解
と御厚誼を賜りますようお願い申し上げ、
御礼
のご
あいさつ
といたします。 …………………………………
亀井
静香
君の
あいさつ
このたび、私の
衆議院議員
二十五年の永年
勤続
に対し
院議
をもって
表彰
をいただき、
関係各位
に心より
御礼
申し上げます。 私は至らない者でありますが、今日まで何時も我が
信念
を貫き、躊躇することなく
政治活動
をしてまいることができました。これはひとえに初出馬以来私を支え、叱咤激励しながらお育てくださいました
郷土
の
皆様
、
友人
の御加護、そして諸
先輩
及び
同僚議員
の深い御
理解
と御
指導
の賜であります。
政治家
としてこの上ない
冥利
に尽きるとここに改めて心からの
感謝
を捧げ、
御礼
申し上げます。 私は、
昭和
十一年、
原爆投下
のあった広島県に生まれました。父は役人であったため、
原爆投下
直後に
被災者救済
に当たり、
被爆者手帳
の
所持者
でした。姉は白血球の減少する病で、早くに亡くなりました。
子供心
に、遠くでピカッと光った直後に大きな
キノコ雲
が上がり、多くの人々がボロボロになって逃げてきた光景を、今でも忘れることができません。また、祖国、愛する人を守るために身命を賭した
先人達
に想いを馳せ、あらゆる命を尊び、戦争を防ぐこと、平和を守り継承することが
政治
の最大の
責任
であるとの
思い
で
政治家
を志しました。 現在の
日本
は一応平和を保っておりますが、
日本近世史
においても
幕末
・大正・
昭和初期
に匹敵する大きな
曲がり角
に直面しているのではないかと
思い
ます。
市場原理万能
、
競争原理至上
、こうした空気が
日本
の
社会
を覆ってしまった結果、
日本経済
の
空洞化
は残念ながら着実に進んでいる今日であります。
中小企業
、
零細企業
、商店は日に日に追い詰められ、
地方
、農村、漁村は厳しい
状況
であります。こうした
状況
を今後
政治
が許してよいのか。
国民
もまたそういう
政治
を許すのか。 この
地球
は銀河系の中の小さな惑星にしかすぎませんが、
人類
にとっては
かけがえ
のない住みかです。二十
世紀
は、
科学技術
が飛躍的に発達して、我々の
生活
は極端に便利になりました。一方では革命と戦乱の
世紀
でもありました。この二十一
世紀
が
人類
にとってどのような
世紀
になっていくのか。あらゆる
民族
、
国家
がそれぞれの場で必死になって生きている中を、強者の論理だけ貫徹していって本当に大丈夫なんだろうか。
地球
の果て、砂漠や密林の中においても、生きとし生けるものは我々
人類
の
かけがえ
のない同胞であります。それぞれの
地域
で進んだところもあれば、遅れているところもある。そういう人達に
先進国
がきっちりと配慮しながら、この
かけがえ
のない住みかで皆がどうやったら幸せになっていけるのであろうか。今や
世界
全体が大きな
曲がり角
に来ているのではないかと
思い
ます。 内外とも極めて厳しい
状況
の中、
日本国
の目指すべき
国家像
、
社会像
は芸術と
文化
、そして産業が融合したものであり、我々
日本人
の持っていた美しい魂を、また、たおやかな気持ちをどう取り戻していくのか、「友の憂いに我は泣き、我が喜びに友は舞う」という共生の
社会
を創り得るのかどうか、まさに正念場であります。 私は、この国に生まれてよかったと思える
国家
を形成するため、
先輩
、
同僚議員
の
方々
とともに一層の御
指導
、お力を賜りながら、いかなる困難にも負けず必死の覚悟で今後も頑張っていく所存でございます。 さらなる精進をお誓い申し上げ、
謝辞
といたします。 …………………………………
丹羽
雄哉
君の
あいさつ
私は、このたび、
院議
をもって永年
在職議員
の
表彰
をいただきました。ひとえに
郷土茨城
の
皆様
、旧
茨城
三区、現
茨城
六区の
皆様方
の長年にわたる御厚情、御
支援
の
賜物
であり、また、
先輩
、
同僚議員
を初め
関係者各位
の御
指導
、御友情によるものであります。心から
感謝
を申し上げます。 さて、私が
衆議院
に
議席
を得ましたのは、一九七九年十月七日の第三十五回総
選挙
でありました。私は、十年間のジャーナリストの
経験
を経て政界入りしましたが、この初めての
選挙
では、
消費税導入
の提唱に対する強い反発もあって
自民党
は惨敗し、「安定多数」の確保に及びませんでした。私淑申し上げておりました
大平正芳首相
から、「君の一
議席
も大変重いよ」と言われたことを、今でも鮮明に記憶しております。 私は、
四半世紀
の
政治生活
の中で、
社会保障
を中心として取り組み、
医療
、
介護
、そして
年金改革
のさまざまな重要な局面に係わってまいりました。
医療保険
に初めて一割負担を導入した一九八四年の
健保国会
や、
厚生大臣在任
中にスタートした
介護保険制度
など、どれも私にとって忘れがたいものです。とりわけ、私が初の
厚生大臣
に就任して間もない一九九二年十二月の
予防接種
・東京集団訴訟問題は、まさに一人の
政治家
として孤独な重い
決断
でありました。
東京高裁
の判決に対して上告を断念し、
被害者救済
へと、これまでの
厚生行政
を大きく転換させる施策を打ち出したのであります。 私は、
記者会見
の席上、
自分自身
で書いたメモを読み上げました。「(
被害者
とその
家族
に対して)一度限りの人生を台無しにしてしまい、慰めの
言葉
もありません」と率直にお詫びし、マイクの前で思わず頭を下げておりました。 その後、
被害者弁護団
のある方から、「今回の
決断
を多としたい」との一通のお手紙をいただきました。まさに私は、
政治家冥利
に尽きるとの
思い
がいたしました。 また、六年前の金融不安の折りは、「
日本発
の
世界恐慌
を起こしてはならない」との
思い
で、
自民党
の
政策責任者
の一人として及ばずながら
金融再生法
の成立に携わったことも、忘れることができません。 この
四半世紀
、私
ども
はある時はバブルに踊り、ある時は金融不安におびえ、
失業者
の増大に苦しむという「
経済大国
」の陰と陽ともいうべき激動の中にありました。私は、平和と
繁栄
を
政治
の原点とし、今後とも
国民
の
皆様方
が真の豊かさを享受できる
国家
、誇れる
郷土
・
茨城
のために、いささかでもお役に立てるよう邁進していく
決意
であります。 ここに、永年にわたってお支えいただいた
皆様方
に
感謝
の念を申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。
————◇—————
梶山弘志
8
○
梶山弘志
君
議案上程
に関する
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
河野洋平
9
○
議長
(
河野洋平
君)
梶山弘志
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
10
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
河野洋平
11
○
議長
(
河野洋平
君)
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
総務委員長実川幸夫
君。
—————————————
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
実川幸夫
君
登壇
〕
実川幸夫
12
○
実川幸夫
君 ただいま
議題
となりました
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
総務委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、本年八月の
人事院勧告どおり給与改定
を実施しようとするもので、
国立大学
の
法人化等
に伴う
教育職俸給表
及び
指定職俸給表
の
改定等
を行い、あわせて、
寒冷地手当
の
支給地域
、
支給額
の
改定等
を行おうとするものでございます。
本案
は、去る十月二十
日本委員会
に付託され、昨二十一日
麻生総務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取いたしました。本日
質疑
を行い、討論、
採決
の結果、
本案
は
賛成
多数をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
13
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
可決
であります。
本案
を
委員長報告
のとおり決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
河野洋平
14
○
議長
(
河野洋平
君)
起立
多数。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。
————◇—————
梶山弘志
15
○
梶山弘志
君
議案上程
に関する
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
下級裁判所
の
設立
及び
管轄区域
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
河野洋平
16
○
議長
(
河野洋平
君)
梶山弘志
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
17
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
下級裁判所
の
設立
及び
管轄区域
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
河野洋平
18
○
議長
(
河野洋平
君)
下級裁判所
の
設立
及び
管轄区域
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
法務委員長塩崎恭久
君。
—————————————
下級裁判所
の
設立
及び
管轄区域
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
塩崎恭久
君
登壇
〕
塩崎恭久
19
○
塩崎恭久
君 ただいま
議題
となりました
法律案
につきまして、
法務委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
いたします。
本案
は、山口県厚狭郡楠町の宇部市への
編入合併
に伴う
簡易裁判所
の
管轄区域
の範囲に加え、最近の市町村の
廃置分合等
に伴う
下級裁判所
の名称並びに所在地及び
管轄区域
の表示について、
所要
の
改正
を行おうとするものであります。
本案
は、去る十九
日本委員会
に付託され、本日
南野法務大臣
から
提案理由
の
説明
を聴取し、
採決
の結果、
全会一致
をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと決しました。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
20
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
可決
であります。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
21
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。
————◇—————
梶山弘志
22
○
梶山弘志
君
議案上程
に関する
緊急動議
を提出いたします。
内閣提出
、
防衛庁
の
職員
の
給与等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
とし、
委員長
の
報告
を求め、その
審議
を進められることを望みます。
河野洋平
23
○
議長
(
河野洋平
君)
梶山弘志
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
24
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。
—————————————
防衛庁
の
職員
の
給与等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
)
河野洋平
25
○
議長
(
河野洋平
君)
防衛庁
の
職員
の
給与等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
安全保障委員長小林興起
君。
—————————————
防衛庁
の
職員
の
給与等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
及び同
報告書
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
〔
小林興起
君
登壇
〕
小林興起
26
○
小林興起
君 ただいま
議題
となりました
防衛庁
の
職員
の
給与等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
につきまして、
安全保障委員会
における
審査
の
経過
及び結果を御
報告
申し上げます。
本案
は、
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律等
の一部を
改正
する
法律案
の
改正
に伴い、
特別職
である
防衛庁職員
について
所要
の
措置
を講ずるものであり、その主な内容は、
国立大学
の
法人化等
により、
一般職
の
職員
の
給与
に関する
法律別表
第六
ロ教育職俸給表
(二)が廃止されること等に伴い、同表の適用を受けている
防衛庁
の
職員
に対し新たに適用する
俸給表
として、
自衛隊教官俸給表
を新設すること、 新
俸給表
を設けることに伴う
所要
の切りかえ
措置等
を設けること 等であります。
本案
は、去る十月二十
日本委員会
に付託され、昨二十一日
大野防衛庁長官
から
提案理由
の
説明
を聴取し、本二十二日
質疑
を行い、引き続き
採決
を行いました結果、
本案
は
全会一致
をもって
原案
のとおり
可決
すべきものと決した次第であります。 以上、御
報告
申し上げます。(
拍手
)
—————————————
河野洋平
27
○
議長
(
河野洋平
君)
採決
いたします。
本案
の
委員長
の
報告
は
可決
であります。
本案
は
委員長報告
のとおり決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
河野洋平
28
○
議長
(
河野洋平
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
本案
は
委員長報告
のとおり
可決
いたしました。
————◇—————
河野洋平
29
○
議長
(
河野洋平
君) 御
報告
することがあります。 永年
在職議員
として
表彰
された元
議員中山利生
君は、去る九月三十日逝去されました。まことに
哀悼痛惜
の至りにたえません。
中山利生
君に対する
弔詞
は、
議長
において去る十八日既に贈呈いたしております。これを朗読いたします。 〔
総員起立
〕
衆議院
は 多年
憲政
のために尽力し 特に
院議
をもってその
功労
を
表彰
され さきに
地方行政委員長
安全保障委員長
公職選挙法改正
に関する
調査特別委員長等
の要職につき また
国務大臣
の重任にあたられた正三位
勲一等中山利生
君の長逝を哀悼し つつしんで
弔詞
をささげます
————◇—————
河野洋平
30
○
議長
(
河野洋平
君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時二十八分散会
————◇—————
出席国務大臣
総務大臣
麻生
太郎君
法務大臣
南野知惠子
君
国務大臣
大野
功統
君