○輿石東君 ただいま
議題となりました三
法律案につきまして、国土交通
委員会における
審査の
経過と結果を御
報告申し上げます。
まず、国の
補助金等の整理及び
合理化等に伴う
国土利用計画法及び
都市再生特別措置法の一部を
改正する
法律案は、いわゆる三位一体改革の一環として、土地利用基本計画作成費等交付金
制度の
廃止及び市町村が作成する都市再生整備計画に
基づく事業等に充てる交付金
制度の創設等の
措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、
地方中小都市の再生方策、まちづくり交付金の活用の見通し等について
質疑が行われましたが、詳細は
会議録によって御承知願います。
質疑を終局し、討論に入りましたところ、
日本共産党を代表し
大沢委員より、本
法律案に
反対する旨の意見が述べられました。
次いで、
採決の結果、本
法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、
奄美群島振興開発特別措置法及び小笠
原諸島振興開発特別措置法の一部を
改正する
法律案は、奄美群島及び小笠原諸島における地域の主体的な振興開発を促進するため、法の有効期限をそれぞれ五年間延長するとともに、それぞれの振興開発計画を国の定める基本方針に
基づき鹿児島県又は東京都が作成することとし、特殊法人等整理合理化計画に
基づき、独立行政法人奄美群島振興開発基金を設立すること等の
措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、両地域における振興開発事業の成果と課題、離島航空路線の運賃引下げの
必要性等について
質疑が行われましたが、詳細は
会議録によって御承知願います。
質疑を終局し、
採決の結果、本
法律案は
全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、
東京国際空港における
緊急整備事業の円滑な推進に関する
特別措置法案は、
東京国際空港における航空機の発着回数の大幅な
増加及びこれによる国際航空運送事業に係る航空機の定期的な運航の確保が喫緊の課題となっている状況にかんがみ、同空港における滑走路等の新設の工事等に係る事業の円滑な推進を図ろうとするものであります。
委員会におきましては、
緊急整備事業に対する
地方公共団体からの無利子貸付けの趣旨、
東京国際空港の国際化の
意義、空港再拡張後の騒音問題と飛行ルートの在り方等について
質疑が行われましたが、詳細は
会議録によって御承知願います。
質疑を終局し、討論に入りましたところ、
日本共産党を代表し
大沢委員より
反対の意見が述べられました。
次いで、
採決の結果、本
法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、三
法律案に対してそれぞれ
附帯決議が付されております。
以上、御
報告申し上げます。(
拍手)
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