○日笠勝之君 時間はどんどんどんどん来るわけですし、このように、基金を預貯金というものであれば、もし地方銀行に云々ということがあれば大変な痛手を被るわけですから、しっかりと、何回も何回も、間違ってもそういうところへ運用しないようにということを踏まえながらきっちり
対応を
お願いを申し上げておきたいと思います。
さて、続きまして、本日も、机の上に資料として
平成十六年度
総務省所管一般会計歳出
予算各目明細書というものをいただきました。
実は、私、この各目明細書には若干思い入れがございまして、若かりしころ、三年間にわたって全
省庁の各目明細書を隅から隅まで閲覧をしたことがあります。その中で、各
省庁ごとに提出する各目明細書、伝統的なこともあったりしてばらばらな
記述がたくさんあるじゃないかということで、このことを当時の大蔵
委員会で
指摘いたしました。最終的には当時の大蔵省も、これはやはり
各省庁から出していただいたものを大蔵
大臣と、今じゃ財務
大臣が国会へ提出すると、こういう、財政法上ですか、予決令でしたかね、そういうふうになっておるわけですから、見ずにそっくりそのまま国会へ出しておったと、大体まくらぐらいの高さぐらいが
各省庁集めたらありますね。
そこで、そういう
記述がばらばらだということで、当時、大蔵
大臣の、大蔵省の
予算総括係は、事務連絡ということで、各目明細書の記載についてということで毎年マニュアルを出しておるわけですね。このようにきちっと
各省庁統一して、国民の税金の使い道である各目明細書でありますから、国会の重要な
予算の参考資料でもあると、こういうことでもありますからマニュアルを出しております。
私も久しぶりに
総務省の各目明細書、今年は見させていただきまして、何点かありますけれども、一点だけ申し上げておきたいと思いますが。
今日、電子政府ということで、いわゆる
情報関係の
予算がどんどんどんどん増えております。そういう中で、いわゆる官庁会計の、官庁会計事務データ通信
システム経費というものがこの積算内訳の中に
記述されておるわけでございますが、これがどうも、庁費の中に入っておったり専用通信料という目のところに入っておったりばらばらなところがあるわけですね。
そこで、
是非ひとつ、例えばの話でございますが、こういうふうな官庁会計事務データ通信
システム経費なるものは、一体全体どこへ積算内訳に入れるべきなのか、どの目のところに入れるべきなのかというふうに、
是非このIT、電子政府の先導的な
総務省でございますから、これ財務省と一度相談をしていただきたいと思うんですね。財務省の方は来年度はきちっと
対応したいと、このように内々返事をいただいておるわけでございますが、いかがですか。