○福島瑞穂君 社民党の福島瑞穂です。
私は、六月三日、この
厚生労働委員会で強行採決がされ、総理
大臣に対する
小池晃共産党の議員の
質問、私、社民党福島瑞穂の
質問、そして隣に座っていらっしゃる
西川きよしさん、この三人の
質問がされることなく強行採決になりました。
私は、
国民の皆さんすべてに関係のある
年金法こそ強行採決に全くふさわしくない法律であると、
法案であると
考えております。なぜ、
国民の皆さんすべてに関係のある
法案、強行採決なのか、本当に思います。また、総理
出席の下での、正に正直、修羅場としての与野党の本当に強行採決、全くふさわしくないと
考えています。
参議院は良識の府と言われていますが、非言論、非常識の、本当にひどい非良識の府になってしまっているのではないか、民主主義がこんな形で侵害されていくことに本当に心から抗議をいたします。
また、今日においてもその総理
大臣に対する私
たち三人の
質問は回復をされません。強行採決された後に
質問してどんな
意味があるのかというふうに正直思う点もあります。しかし、私
たち用意をして
質問するはずでありましたので、それらの
質問ができなかったということは本当に悔やまれますし、やはり怒りを感じております。
私は、総理に対する
質問通告の中に、これこそ野党で共通をして社民党が
質問してくれと言われた、納付状況についての
質問をしてくれと頼まれておりましたので、野党の中で一致して、私は
質問時間を少し多くしていただいて、総理に対して閲覧をした結果の納付状況について
質問することになっておりました。そのことも、当然ですが与野党合意の下で
質問項目もさせていただいておりました。その総理に対する納付状況についての
質問通告をきちっとした上で、そのことは野党の中でも意思一致をし、させていただくということで野党に任された
質問だったわけですが、それができなかったことも本当に悔しいと思います。
この強行採決の後に細田官房
長官が、野党はどうせ
質問する気はなかったんでしょうと、野党はどうせ
質問する気はなかったという記者会見を行われたことにも本当に怒ってしまいました。
小池さんと二人で抗議文を送りました。野党、特に共産党、社民党、西川さん、特に私も、当然ですが、
質問通告をし、その
質問の準備をし、きちっとやっておりました。それを全然御存じなく、またひどい
立場で、野党はどうせ
質問する気はなかったんでしょうと官房
長官がおっしゃったことに改めてここで抗議をしたいと思います。
事実は全くそうではありません。私
たちの
質問を恐れたかどうか分かりませんが、前倒しの強行採決がされて、それを官房
長官が、野党はどうせ
質問する気はなかったと、事情も御存じなく、野党の
質問、私
たちの
質問を封殺した、
責任を本当にゆがめる形の記者会見をされ、もちろんその後も訂正もされないことに改めて抗議をします。
この
委員会に所属をされている皆さん、理事懇で話をされた皆さんはその官房
長官の発言が全く違っていることを了解をしていただけると思います。きちっと理事懇で合意をしたことも、たくさんある中での
質問ですから、それについて強く抗議をいたします。
今日、私は
児童手当法の改正法の
質問に立っておりますが、一般
質疑として二十二分を足していただきました。私は、あの日、六月三日四時から二十二分間、一般
質疑、
大臣に対してすることになっておりました。本日、
児童手当法改正法とともにその一般
質疑二十二分を足して今日させていただくということを、それは皆さんが配慮していただき、私が二回分
質問できなかったことは問題だと
考えてくださって、与野党ともに合意をし、今日一般
質疑ができることについては私は感謝を本当に申し上げます。総理に対する
質疑はできませんが、一般
質疑が与野党ともに合意で回復されること、今日できることについては、六月三日のことは悔しいですけれ
ども、そのことについては、本日配慮していただいたことには感謝をいたします。
では、怒りの何か
質問になって済みませんが……(「頑張れ」と呼ぶ者あり)はい、頑張ります。怒りの
質問で、怒りの
質問で頑張ってやっていきます。(発言する者あり)動議を出していただきたくなかったと、六月三日、動議を出していただきたくなかったと思いますが、はい、怒りの
質問をいたします。
出生率の発表についてです。
六月十日の新聞、
出生率低下、一・二九、これが新聞に出ました。その日のうちに
厚生労働省の役人の方が、きちっと製本された、きちっとした
質問をその日に持ってきてくれました。一体どういうことでしょうか。
この
委員会の中で、
出生率の
データを早く出せとずっと
質問が出ておりました。例年より
出生率の
データが遅いということに関して、よもや採決をされた後に
出生率の
データが出てくるなんということはありませんね、そういう
質問も出ました。なぜ採決をされた後、しかもすっぱ抜きの一・二九なのでしょうか。