○中津川
委員 失礼ですね。民主化、進んでいるんですよ。台湾の
国民が選んだんじゃないですか。括弧なんかつけるというのは、自称あなたはと、自称総統のあなたというふうに、これは実に失礼ですね。
これは、
質問しなくて、僕調べてきたら、あと括弧つきで外国が台湾を言っている国というのは中国しかないんですよ。
おかしいですよ。おかしい。台湾という国は、我が国と同じ海洋国家なんだよ。歴史、文化でも多くの共通点があって、国交こそなくても本当に親日家ですよ。我が国の
国会議員も、与野党問わず、何回も、毎年数百人行っているんですよ。それで、例外なく民主化を高く評価して、台湾人の親日感情に感激して帰ってくる。
こういう台湾の本当にすばらしい人たち、なぜ台湾の方々がこんなに親日家なのかということ、いろいろあると思いますが、私は、やはり彼らの原点、武士道の精神だと思うんです。ここに、李登輝前総統の「武士道解題」、私も感動しまして後ろに書評を書かせてもらっておるんですが、やはり強い者を恐れず弱い者をいたわる、こういう精神が日
本人の武士道精神なんですよ。こういうのがあるからやはり
日本を、これだけ親しくしてくれているんじゃないですか。
今の一連の流れ、
大臣いろいろ言っていたけれども、これは全然違うじゃない。これは武士道精神に反しますよ。弱者に威張って強者にこびる、あっちばっかり向いているじゃないですか。
今、「ラストサムライ」というのがはやっているんです。私、行きまして、そうしたら、若い今流のお姉ちゃん、お兄ちゃんたち、ピアスとか髪がとんがったり、そういう人たちが本当に感激して涙しているんですよ。
日本もまだまだ見捨てたものじゃないなと思うんです。国家も、一人一人の日
本人も、今もう一回武士道精神に戻るべきだというふうに私は思います。
大臣、答えなくていいですから、台湾のことは台湾に任せましょうよ。台湾の人が決めて、中国ともよく話し合いをして、台湾みずからに決定してもらう。こんなかぎ括弧をつけて、ばかにしたような、幾ら
大臣が
説明したって台湾の人たちはそんなふうに思っていません。——いや、結構です。議論はまた時間があるときゆっくりしたいと思いますから、結構です。
次は、
日本歯科医師連盟の不正
事件。これを私、党内で担当しておりますので、やらせていただきたいと思います。
十六日に私が
予算委員会で取り上げました、自民党の中原爽
参議院議員がプレスに送ったファクスですね。前回お渡ししました。こんなお金はもらっていないよということであります。
私、びっくりしたんですが、この中原爽中央
後援会というのが、調べてみたら、代表が臼田貞夫日歯会会長、会計責任者が内田裕丈日歯常務
理事なんですね。今ちょうど話題の人でありまして、もう検察も入ったわけでありますが、この二人が中原
参議院議員の
政治団体の代表と会計責任者だということが私の事務所で調べて明らかになり、びっくりしました。でも、事実でした。
前回私も
指摘しましたが、日歯連よりは八千二百万行っているんだけれども、中原
後援会ではそういうものはないと言っているわけであります。とにかく、支出を受けた者とそれから出した者、これだけたくさん不明瞭な形が、この日歯の今回の
事件の大きな特色だと思っております。
それで、前回
質問しました経済産業省の、吉田前衆議院議員から日歯の間の補助金の流れも、経済産業省から財団、財団から歯科医師会、歯科医師会から商社と見事に回って、最後に吉田氏の関連事業であるJTSという、こういう仕組みになっているわけであります。資金の迂回提供、マネーロンダリング的に取り扱いがうまいなと思いますね。これは、やはり中原議員にお話を伺わなければいけないと調査をして改めて思ったわけであります。
さて、前回、吉田前議員、経済産業省会ったかと言ったら、会った、そのメモはあるかと言ったら、ない、こういうことでありましたが、どうも納得できない。寝つきが悪い。
それで、その日にち、対応した経済産業省の人物、同行した日歯の幹部の名前、同席した他の議員があれば、ひとつこの場でお伝え願いたいと思います。