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石破国務大臣 聞き間違いであったらお許しをいただきたいと思います。
私が
答弁を申し上げ、
外務大臣も
答弁をなさっておられますのは、二十六日月曜日の午後、
外務省担当課より
防衛庁クーリエに
報告電を手交したということは何度も
答弁を申し上げているとおりでございまして、
委員御
指摘の二十四日というのは、あるいは私の聞き間違いなのかもしれませんけれ
ども、ここはもう一度正確に申し上げておきたいと思います。
評議会が総
辞職したということをどのように
認識するかということは、それは私
どもとして、
治安の
状況と、
評議会が機能していない、存在していないということをどのように
評価し、
分析をするかという点が一番肝要でございます。
今までの
評議会というものは、ある意味で指名という形で選ばれてまいりました。CPAが、この人、この人、この人を
評議会の議員にするということで、指名をするという形をとってきた。しかし、これから先は、コーカス方式というふうに申しておりますけれ
ども、選挙人というものを指名し、その中から選ぶ、より民主主義的な選出に近いものにするという提案がなされ、そのことについて現在の
評議会の
方々が抗議をし、総
辞職をしたというような情勢でございます。
そのような、つまり、今の
評議会の
方々が必ずしも民主主義的とは言えないプロセスにおいて選ばれた、これを、完全に民主的に、直接というわけではないが、その中間のコーカス方式でやろう、それはおかしいじゃないかといって、今任命されている人たちが総
辞職をしたということを
治安という面からどのように
評価をすべきなのか。そのことによって
現地においては民主主義に近づいたというような期待はある。
しかし、
治安について、何ら変わった
状況、
評議会が
辞職をされたということによって、
治安について、特段のというよりも、全くそれによって変化が生じていない。それが政治的にどうであるかということと、
治安がどうであるのか、そこの連関はよく詳細にウオッチをしていかなければなりません。しかし、現
時点において、それが
治安に何らの
影響も与えていないという
評価をしておるわけでございます。