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都築委員 一生懸命
努力をするというのは、ただ
努力を、
社会保険事務所、全国それこそ三百十ぐらいあるんですよね。それで、一万何千人と
職員がいるわけです。ただ、僕は本当にそうなのかなと。
新聞の記事でも、何か
適用とか
徴収というのは本来業務じゃないような感想を漏らす
人たちがいる、ごく例外かもしれないけれ
ども。実際に、本当にそれぞれの世帯を回ってなんという話にはならないんじゃないかというところもあるかもしれない。
ただ、それでもやっているケースとして、例えば郵便局の簡易
保険だって、あれだって何年払う。これも後で、民間商品との比較とかいうところの
議論に出てくるけれ
ども、まじめにこつこつやって、ちゃんと簡易
保険として
保険料を納めている分は必ず返ってくるわけですよ。だから、みんな納めるんです。ところが、二十五年納め続けなければ一銭ももらえませんなんという話になっちゃうと、何で納めなきゃいけないのというふうなことになるかもしれない。そこまでわかっていない人もたくさんいるんだよ、はっきり言えば。
だから、それだったら、そこまで来たら、僕はもう
仕組みを変えなきゃいかぬと。皆
保険なんということで、
保険をみんなで支えましょうなんと言いながら半分が抜けちゃっているような、そんな
仕組みで
保険制度が成り立っているわけはないんですよ。これは、総務政務官もおられるから、簡保の話をすると担当が違うかもしれないけれ
ども、そういうふうに僕は思うんです。
だから、根本のところから変えていかなきゃいかぬ。ただ、今までだって二十から六十の幅を、さっきの小泉総理の
お話じゃないけれ
ども、二十五から六十五にしてその二十五年間とか、そういう工夫とかいろいろなことができるだろうと思うんだけれ
ども、そういうのをやってみる。
あるいはまた四十五年間までやって、
加入期間をずっとべたに延ばしておいて、それでその四十年間がマキシマムで、月額六万七千円、一年間で八十万ちょっと、こういうことだったら、それがもらえるのは四十年ですよと。ただ、
加入期間は別に十五歳から、これは全労済なんという民間の、連合の
関係団体ですが、そこは、十五歳から終身
年金保険というのをやっている。十五歳から
加入したら毎月三千円ですよ。それで入っていける。それで一年間で六十万円の保障というのを、終身保障すると言っている。それぐらいの民間商品を開発していっているわけですよ。
そういうことを考えたら、厚生省のやっていることというのは随分と時代遅れ、とにかく権限を持って規制をかけて、それで
努力してやればいいんだ、こんなところで終わっちゃっているんじゃないかという気がするんですよね。だから、そこのところを、僕は政治の力でやはり本当に突破していかなきゃいけないというふうに思うんです。
それで、ちょっともう時間がなくなってしまって、
年金未
加入、未納の問題が随分と
議論をされていました。それで、私が
新聞を見る限り、すごく多いのが、歴代の厚生
大臣経験者、厚生政務次官、副
大臣というのはなかったかな、政務官という方が多いんですよ。だから、ぜひ僕はこれは公表してもらいたいと思う。それで個人情報と言うから、僕は個人情報なんてとても思わない。公的人間の公的
義務の履行の
状況が個人情報なんかに該当するわけはないと思う。ただ、どうしてもあなたの立場で言えないんだったら、匿名でいいんです。匿名でいい。
八六年強制
適用以降、
大臣あるいは政務次官、あるいはまた副
大臣、あるいはまた政務官、こういった
人たちが一体何期何人いて、その
人たちが
加入義務があったかなかったか。というのは、それこそ六十歳を超えたら、六十過ぎの
大臣は結構多かったですから、そういった
人たちは
関係ないわけだ、はっきり言えば、強制
適用と言いながら。
加入義務があった人が何名いて、未
加入が何人、
加入が何人、それで、
加入していながら実は払っていなかったという人が何人、そういう統計的な数字を、
大臣と政務次官、副
大臣、政務官について、統計的に出してくればいい、それをぜひやってください。
そうすると、何を言いたいかというと、恐らく国
会議員、きょうの
新聞報道だと約九十名ぐらいが国
会議員として未納か未
加入かとかそういった問題、自分で公表しているというふうな話になっていますけれ
ども、ほとんどがまだ公表していないという
状況ですよ。ただ、公表していったら、本当にすごく多くなる。それは
年金制度に対する物すごい不信を増長することになると思うんです。
ただ、僕自身は、やはり厚生省本体のところで一体どんなことが起こっているのか。斎藤前議長、あんな立派な方が、あるいはまた、政務次官とか政務官の方たち、
橋本さんもたしかきょうの
新聞に出ていましたね。だから、そういうことを思うと、一体厚生省さんはどうだったんですかということをちょっとお聞きしたい。だから、ぜひ出してください、その
資料。