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2003-09-26 第157回国会 衆議院 本会議 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十五年九月二十六日(金曜日)
—————————————
議事日程
第一号
平成
十五年九月二十六日 午前十時
開議
第一
議席
の
指定
第二
会期
の件 第三
常任委員長
の
選挙
………………………………… 一
国務大臣
の
演説
—————————————
○本日の
会議
に付した案件
日程
第一
議席
の
指定
日程
第二
会期
の件
日程
第三
常任委員長
の
選挙
災害対策
を樹立するため
委員
四十人よりなる
災害対策特別委員会
、
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
調査
を行うため
委員
四十人よりなる
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員会
、
沖縄
及び北方問題に関する
対策樹立
のため
委員
二十五人よりなる
沖縄
及び北方問題に関する
特別委員会
及び青少年問題の総合的な
対策
を
確立
するため
委員
二十五人よりなる青少年問題に関する
特別委員会
を
設置
するの件(
議長発議
)
武力攻撃事態
への
対処
に関連する諸
法案
を
審査
するため
委員
五十人よりなる
武力攻撃事態
への
対処
に関する
特別委員会
及び
国際テロリズム
の
防止
及び
我が国
の
協力支援活動
並びに
イラク
における
人道復興支援活動
及び
安全確保支援活動等
の諸問題を
調査
するため
委員
四十五人よりなる
国際テロリズム
の
防止
及び
我が国
の
協力支援活動
並びに
イラク人道復興支援活動等
に関する
特別委員会
を
設置
するの件(
議長発議
)
小泉内閣総理大臣
の
所信
についての
演説
午後零時三分
開議
綿貫民輔
1
○
議長
(
綿貫民輔
君)
諸君
、第百五十七回
国会
は本日召集されました。 これより
会議
を開きます。
————◇—————
日程
第一
議席
の
指定
綿貫民輔
2
○
議長
(
綿貫民輔
君)
日程
第一、
議席
の
指定
を行います。
衆議院規則
第十四条によりまして、
諸君
の
議席
は、
議長
において、ただいまの仮
議席
のとおりに
指定
いたします。
————◇—————
綿貫民輔
3
○
議長
(
綿貫民輔
君) この際、新たに
議席
に着かれました
議員
を紹介いたします。 第百六十五番、
中国選挙
区
選出議員
、
中桐伸
五君。 〔
中桐伸
五君
起立
、
拍手
〕
————◇—————
日程
第二
会期
の件
綿貫民輔
4
○
議長
(
綿貫民輔
君)
日程
第二、
会期
の件につきお諮りいたします。 今回の
臨時会
の
会期
は、十月三十一日まで三十六日間といたしたいと思います。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
綿貫民輔
5
○
議長
(
綿貫民輔
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
会期
は三十六日間とすることに決まりました。
————◇—————
日程
第三
常任委員長
の
選挙
綿貫民輔
6
○
議長
(
綿貫民輔
君)
日程
第三、
常任委員長
の
選挙
に入ります。
法務委員長
及び
決算行政監視委員長
が欠員となっておりますので、この際、
法務委員長
及び
決算行政監視委員長
の
選挙
を行います。
下村博文
7
○
下村博文
君
法務委員長
及び
決算行政監視委員長
の
選挙
は、その手続を省略して、
議長
において指名されることを望みます。
綿貫民輔
8
○
議長
(
綿貫民輔
君)
下村博文
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
綿貫民輔
9
○
議長
(
綿貫民輔
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
動議
のとおり決まりました。
議長
は、
法務委員長
に
増田敏男
君を指名いたします。 〔
拍手
〕 次に、
決算行政監視委員長
に
渡海紀三朗
君を指名いたします。 〔
拍手
〕
————◇—————
特別委員会設置
の件
綿貫民輔
10
○
議長
(
綿貫民輔
君)
特別委員会
の
設置
につきお諮りいたします。
災害対策
を樹立するため
委員
四十人よりなる
災害対策特別委員会
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
調査
を行うため
委員
四十人よりなる
政治倫理
の
確立
及び
公職選挙法改正
に関する
特別委員会
沖縄
及び北方問題に関する
対策樹立
のため
委員
二十五人よりなる
沖縄
及び北方問題に関する
特別委員会
及び 青少年問題の総合的な
対策
を
確立
するため
委員
二十五人よりなる青少年問題に関する
特別委員会
を
設置
いたしたいと存じます。これに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
綿貫民輔
11
○
議長
(
綿貫民輔
君) 御
異議
なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。 次に、
武力攻撃事態
への
対処
に関連する諸
法案
を
審査
するため
委員
五十人よりなる
武力攻撃事態
への
対処
に関する
特別委員会
及び
国際テロリズム
の
防止
及び
我が国
の
協力支援活動
並びに
イラク
における
人道復興支援活動
及び
安全確保支援活動等
の諸問題を
調査
するため
委員
四十五人よりなる
国際テロリズム
の
防止
及び
我が国
の
協力支援活動
並びに
イラク人道復興支援活動等
に関する
特別委員会
を
設置
いたしたいと存じます。これに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
綿貫民輔
12
○
議長
(
綿貫民輔
君)
起立
多数。よって、そのとおり決まりました。 ただいま議決されました六
特別委員会
の
委員
は追って指名いたします。
————◇—————
綿貫民輔
13
○
議長
(
綿貫民輔
君) この際、暫時
休憩
いたします。 午後零時七分
休憩
————◇—————
午後二時二分
開議
綿貫民輔
14
○
議長
(
綿貫民輔
君)
休憩
前に引き続き
会議
を開きます。
————◇—————
国務大臣
の
演説
綿貫民輔
15
○
議長
(
綿貫民輔
君)
内閣総理大臣
から
所信
について発言を求められております。これを許します。
内閣総理大臣小泉純一郎
君。 〔
内閣総理大臣小泉純一郎
君登壇〕
小泉純一郎
16
○
内閣総理大臣
(
小泉純一郎
君)
演説
に先立ち、一言申し上げます。 本日早朝、
釧路沖
を震源とする強い地震が発生しました。
被害
に遭われた方々に対して、心からお見舞い申し上げます。
政府
としては、今後とも、
地震等
の
災害
への
対策
に万全を期してまいります。 私は、
就任
以来、
構造改革
なくして
日本
の
再生
と
発展
はないとの信念の
もと
、
改革
を進めてまいりました。 この間、
国民
には、今の
痛み
に耐えて明日をよくし、変化を恐れず新しい時代に挑戦しようと呼びかけてまいりました。
改革
の
痛み
に直面しながらも、多くの
国民
の
努力
によって、
日本再生
に向けた
改革
にようやく芽が出てまいりました。
民間
にできることは
民間
に、
地方
にできることは
地方
にとの
方針
で
構造改革
を進め、活力ある
社会
をつくり上げていかなければなりません。 このたび、
小泉内閣
の責務である
改革
をさらに
推進
していくため、
内閣改造
を行いました。新しい体制の
もと
、
構造改革路線
を堅持し、
改革
の芽を大きな木に育ててまいります。(
拍手
)
日米同盟
と
国際協調
が、
日本外交
の
基本
です。
世界
の平和と安定の中に、
日本
の安全と
発展
があります。
国際社会
が直面する課題に、
日本
として何ができるかを真剣に考え、積極的に貢献しなければなりません。 北朝鮮については、
日朝平壌宣言
を
基本
に、拉致問題と、核を初めとする安全保障問題の包括的な解決を目指します。
米韓両国
と緊密に連携し、中国、ロシアとも
協力
しつつ、粘り強く働きかけてまいります。 九月十一日の
米国同時多発テロ
から二年が経過しました。
テロ
との闘いは終わっていません。非人道的な
テロ
に屈することなく、
国際社会
と
協力
し、
テロ
の
防止
・根絶を目指します。
継続審査
となっている
テロ対策特別措置法延長法案
の今
国会
における成立を期します。(
拍手
)
イラク
に対しては、各国と緊密な
連携協力
の
もと
、
人道復興支援
を進めます。
現地情勢
を踏まえ、自衛隊や文民の派遣など
我が国
にふさわしい貢献を行ってまいります。
イラク
と
中東地域
の安定に向け、
アラブ諸国
との対話、交流を深めるとともに、
中東和平
への
努力
を続けてまいります。 WTO新
ラウンド交渉
に、引き続き全力で取り組みます。二国間の自由な貿易、交流を目指す
経済連携
を積極的に進めます。
国民
の安全と安心の
確保
は、
政府
の
基本
的な責務です。
世界
一安全な国、
日本
の復活を実現します。警察官を増員し、全国で
空き交番
ゼロを目指します。市民と
地域
が
一体
となった、
地域社会
の安全を守る取り組みを進めます。
補導活動
を強化して
非行防止
に努め、
少年犯罪
を減らします。
外国人犯罪
に対し、
出入国管理体制
や密輸・密航の取り締まりを強化します。
犯罪被害者
の人権を尊重した捜査や裁判の実現を目指します。 司法を
国民
に身近なものとする
司法制度
の
改革
を進めます。 年金、医療、介護は、
社会保障
の
基本
です。
若者
と
高齢者
が支え合う、公平で持続可能な
社会保障制度
を構築し、
国民
が安心して暮らすことができる
社会
を実現します。年内に
年金改革案
を取りまとめ、来年の
通常国会
に
法案
を提出します。
SARS対策
を進め、
国民
の健康の
危機管理
に万全を期します。 職場と
地域
を通じ、仕事と子育ての両立を支援します。
保育所
の
待機児童
ゼロ作戦を着実に実施し、
平成
十四年度の
受け入れ児童
は五万一千人の増加となりました。
目標達成
に向け、
平成
十六年度までにさらに十万人の増加を目指します。 今や、
女性
は、幅広い
分野
で活躍しています。
建築エンジニア
、飛行機のパイロット、東ティモールのPKOに参加した
自衛官
など、
女性
の元気が
社会
を
活性化
します。今の小学生が
社会
に出るころまでに、あらゆる
分野
で
女性
が
指導的地位
の三割を占めることを目指し、
女性
が安心して仕事ができ、個性と
能力
を発揮できる
環境
を整備します。
小泉内閣
は、
科学技術
を活用した
環境保護
と
経済発展
の両立を
重要課題
と位置づけてまいりました。
燃料電池
の
実用化
や
風力発電
の
拡大
など、
クリーンエネルギー
の導入を進め、脱
温暖化
を図ります。ごみゼロ作戦を
推進
し、
不法投棄
の撲滅を目指します。
環境
をよくするための
努力
が
経済
の
活性化
につながる
社会
を構築してまいります。
科学技術創造立国
の実現に向け、予算を重点的に配分し、
平成
十五年度は一兆二千億円に上る
研究開発
・
投資減税
を行いました。
大学発ベンチャー企業
は五百社を超え、大学と
企業
の
共同研究
も大幅に増加し、七千件を超えています。十の国と
地域
が取り組んだ
イネゲノム解読
で、
日本
は中心的な役割を果たしました。
産学官
の連携を
推進
し、
科学技術
の振興を図ります。
知的財産立国
の
方針
を打ち出し、一年半の間に、
基本法
の制定、
戦略本部
の発足、
推進計画
の
策定等
を集中的に行ってまいりました。特許の
裁判制度
の
改革
や審査の
迅速化
を図り、
模倣品
・
海賊版対策
を進めます。
日本
がすぐれている
分野
は、
物づくり
だけではありません。映画やアニメなど
日本文化
も
世界
で高く評価され、
経済
のみならず、さまざまな面で
波及効果
を生み出しています。
文化
、芸術を生かした豊かな
国づくり
を目指します。
日本発展
の原動力は、人です。
教育改革
の原点は、家庭、
地域
、学校を通じた
人間力
の向上であります。 知育、徳育、体育に加え、心身の健康に重要な食生活の大切さを教える食育を
推進
します。(
拍手
)
教育基本法
の見直しについては、
国民
的な議論を踏まえ、精力的に取り組んでまいります。 厳しい現下の
経済状況
においても、
雇用者数
が増加し、
民間設備投資
も上向いています。
倒産件数
は前年同期に比べ十二カ月連続して減少しています。
経済成長
はこの一年半連続で
実質プラス
になり、
名目成長
も
プラス
に転じ、
構造改革
の成果があらわれつつあります。
平成
十五年三月期の
主要銀行
の
不良債権残高
は、前年同期に比べて二四%減少しました。
不良債権処理
は着実に進展しています。
平成
十六年度に不良債権問題を終結させます。
雇用
と
中小企業政策
に全力を挙げます。
中小企業
に対する金融に新たな動きが出始めています。
不動産担保主義
からの脱却を目指し、無
担保融資
の
拡大
、
売り掛け債権
の
担保化
の促進など多様な手法により、
企業
への
資金供給
を円滑化します。
産業再生機構
を活用して、やる気と
能力
のある
企業
の
再生
を支援します。 五百三十万人
雇用創出
に向けた施策の
推進
により
就業構造
が変化し、
サービス分野
を中心に、この三年間で約二百万人の
雇用
が創出されたと見込まれます。規制や
制度
の
改革
や
人材育成
、
公的業務
の
民間委託
などをさらに進め、今後二年間で三百万人の
雇用創出
を目指します。
中高年者
の
就職支援
に加え、
失業率
が特に高い
若年者
の
雇用
の
拡大
を目指し、小中学校のときからの
職場体験
や、
若者向け
の
職業紹介
など、
若者自立
・
挑戦プラン
を
推進
します。 これらの施策により、
地域経済
の
活性化
を図ります。 厳しい
財政状況
の中、多年度で税収を考え、
減税
を先行することとし、
平成
十五年度は酒・たばこについて二千億円の増税をする一方で、二兆円の
減税
を実施しました。その
効果
があらわれつつあります。この
改正
により、
平成
十六年度も、実質一兆五千億円の
減税
を行います。 歳出についても、
財政規律
を維持しつつ、
科学技術
を初め将来の
国づくり
に重要な
分野
に重点配分するとともに、弾力的な
予算執行
の仕組みを導入するなど、
予算制度改革
に着手します。
構造改革特区
による百六十項目も含め、この三年間で一千項目を超える
規制改革
が進展しています。 本年四月から開始した
構造改革特区
では、不
登校児童
のための
体験型学校特区
など三十三の
教育特区
や、
NPO法人
が安い料金でお
年寄り
や体の不自由な人を車で送迎する
福祉移送サービス特区
、
遊休農地
を活用し
企業
が
オリーブ
の栽培から加工までを
一体
で行う
オリーブ振興特区
など、各
地域
が知恵を絞った百六十四の
特区
が実現しています。 これまで規制されていた医療、教育、
農業分野
への株式会社の参入を認める
改革
も、着実に進んでいます。 一円の
資本金
でも会社を起こすことを可能とした結果、半年の間に四千五百を超える
企業
が誕生しました。
技術革新
と
規制改革
などの
効果
が相まって、
電子タグ
は超
小型化
が進み、
自動改札
や
物流管理
を初め幅広い
分野
で活用され、
国民
の暮らしを変えつつあります。
IT実感社会
を実現します。
地域
おこしは
国おこし
につながります。
地方
にできることは
地方
にとの原則に基づき、
平成
十八年度までに
補助金
について約四兆円の廃止・
縮減等
を行い、
交付税
を見直し、
地方
へ税源を移譲する、三位
一体
の
改革
の
具体化
を進めます。
市町村合併
を引き続き
推進
します。 稚内から石垣まで、全国で
都市再生
の
事業
が動き始めました。 住んでよし、訪れてよしの
国づくり
に向けた
観光立国
を実現するとともに、
日本
を
外国企業
からの
投資先
として、魅力あるものにしてまいります。
企業
の誘致や育成など、
地域経済
の活力を引き出す、意欲ある
地域産業おこし
を応援します。 食の安全と
信頼
に万全を期します。意欲と
能力
のある
農業経営
を支援し、
農山漁村
の
活性化
を図ります。
民間
にできることは
民間
に。
就任
以来、この一貫した
方針
の
もと
、
郵政事業
、
財政投融資
、
特殊法人
の
改革
を
一体
のものとしてとらえ、簡素で効率的な質の高い
政府
に向けた
改革
に力を入れてまいりました。 本年四月には、
日本郵政公社
が発足しました。
郵便事業
への
民間参入
を可能とした結果、半年の間に十四の
民間事業者
が参入しています。今後、
国民的議論
を行い、
日本郵政公社
の
中期計画
が終了した後の
平成
十九年から、
郵政事業
の
民営化
を実現します。このため、来年秋ごろまでに
民営化案
をまとめ、
平成
十七年に
改革法案
を提出します。
道路関係
四公団については、総額四兆円を超える
建設コスト削減
や
ファミリー企業
の
改革
を既に実施しています。
民営化推進委員会
の意見を
基本
的に尊重し、年内に
具体案
をまとめ、
平成
十七年度から四公団を
民営化
します。
特殊法人等
に向けた
財政支出
を約一兆四千億円削減しました。
事業
や
組織形態
の
改革
をさらに進めます。 新しい変化に対応する
民間
や
地方
の
潜在力
は健在です。
構造改革
を進めていけば、必ずや
民間主導
の持続的な
経済成長
につながっていくものと考えます。
政治
は
国民
みずからのものであるという
国民
の意識なくして、健全な
民主政治
は
発展
いたしません。政党や
政治家
、
民主政治
を育てるのは一人一人の
国民
であります。
政治家
は、
国民
の
信頼
を得ることができるよう、一人一人が襟を正さなければなりません。
信頼
の
政治
を
確立
するため、さらに
政治改革
を進めてまいります。 戦後、
我が国
は、食糧や資源などあらゆる物資が不足し、
国民
は、今では想像できないほど、苦しい生活を余儀なくされました。まさに耐乏と苦難からの出発でした。 しかし、我々の先輩は、これに屈することなく、勇気と希望を持って新しい時代を切り開いてまいりました。(
拍手
) 今、
日本
は、厳しい
経済状況下
にあるとはいえ、米国に次ぐ
経済力
を有しています。
日本
の
平均寿命
は八十歳を超え、
世界
一の
長寿国
です。百歳以上のお
年寄り
は二万人を超えました。野球、サッカー、水泳、
陸上競技
、体操、柔道での
若者
の活躍には目をみはるものがあります。最近三年間で四人もの
ノーベル賞受賞者
の誕生。
国際映画祭
での
最優秀作品賞
や
監督賞
の受賞。
経済
だけでなく、
文化
、芸術、スポーツ、
科学
、いずれの
分野
でも、
日本
は
世界
で高く評価されています。 「人間のすばらしさは、自分のことを悲観的に思わないことです。」これは、
司馬遼太郎
氏が
子供たち
に贈った言葉であります。
悲観論
からは新しい挑戦は生まれません。
構造改革
の種をまき、ようやく芽が出てきた今こそ、
日本
の
潜在力
と
可能性
を信じて
改革
を進め、明るい未来を築こうではありませんか。(
拍手
)
国民
並びに
議員各位
の御理解と御
協力
を心からお願い申し上げます。(
拍手
)
————◇—————
下村博文
17
○
下村博文
君
国務大臣
の
演説
に対する質疑は延期し、来る二十九日午後一時から本
会議
を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。
綿貫民輔
18
○
議長
(
綿貫民輔
君)
下村博文
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
綿貫民輔
19
○
議長
(
綿貫民輔
君) 御
異議
なしと認めます。よって、
動議
のとおり決まりました。 本日は、これにて散会いたします。 午後二時二十二分散会
————◇—————
出席国務大臣
内閣総理大臣
小泉純一郎
君
総務大臣
麻生
太郎
君 法務大臣 野沢 太三君
外務大臣
川口 順子君
財務大臣
谷垣 禎一君
文部科学大臣
河村 建夫君
厚生労働大臣
坂口 力君
農林水産大臣
亀井 善之君
経済産業大臣
中川 昭一君
国土交通大臣
石原 伸晃君
環境大臣
小池百合子
君
国務大臣
井上 喜一君
国務大臣
石破 茂君
国務大臣
小野 清子君
国務大臣
金子 一義君
国務大臣
竹中 平蔵君
国務大臣
福田 康夫君
国務大臣
茂木 敏充君