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2003-03-19 第156回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
平成十五年三月十九日(水曜日) 午前八時五十分
開議
出席委員
委員長
佐々木秀典
君
理事
逢沢
一郎
君
理事
小野
晋也君
理事
星野 行男君
理事
渡辺 博道君
理事
中沢 健次君
理事
山内 功君
理事
遠藤
和良
君
理事
西村
眞悟
君
大村
秀章
君 奥山 茂彦君 金子 恭之君 亀井
久興
君
木村
隆秀
君 菅 義偉君 高橋
一郎
君 谷本 龍哉君
近岡理一郎
君 林 省之介君
山本
明彦
君
石毛えい子
君 大畠 章宏君 横路 孝弘君 太田 昭宏君
吉井
英勝
君
北川れん子
君 …………………………………
国務大臣
谷垣
禎一君
内閣
府副
大臣
根本 匠君
内閣
府
大臣政務官
大村
秀章
君
内閣
府
大臣政務官
木村
隆秀
君
内閣委員会専門員
小菅 修一君
—————————————
委員
の異動 三月十九日
辞任
補欠選任
嘉数
知賢
君
山本
明彦
君 同日
辞任
補欠選任
山本
明彦
君
嘉数
知賢
君
—————————————
三月十三日
食品安全基本法案
(
内閣提出
第二七号) 同月七日 民主的な
公務員制度改革
の実現に関する
請願
(
牧野聖修
君
紹介
)(第五六五号) 同(
小泉俊明
君
紹介
)(第六二六号) 同月十三日
国民
のための民主的な
公務員制度改革
に関する
請願
(
中林よし子
君
紹介
)(第六四八号) 同(
藤木洋子
君
紹介
)(第六四九号) 同(
吉井英勝
君
紹介
)(第六五〇号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
食品安全基本法案
(
内閣提出
第二七号) ————◇—————
佐々木秀典
1
○
佐々木委員長
これより
会議
を開きます。
内閣提出
、
食品安全基本法案
を
議題
といたします。
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
谷垣食品安全委員会
(仮称)等
担当大臣
。
—————————————
食品安全基本法案
〔
本号末尾
に掲載〕
—————————————
谷垣禎一
2
○
谷垣
国務大臣
ただいま
議題
となりました
食品安全基本法案
につきまして、その
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
を御
説明
申し上げます。
我が国
においては、
経済社会
の
発展
に伴い
国民
の
食生活
が豊かになる一方、
食品
に関する
科学技術
の
発展
、
食品流通
の
広域化
、
国際化
が進展するなど、
我が国
の
食生活
を取り巻く環境は、近年大きく
変化
しております。このような
変化
を背景として、一昨年の
牛海綿状脳症
の発生を初めとして、昨年の外国産野菜における
農薬
の残留や国内における無
登録農薬
の使用など、
食品
の安全にかかわる問題が相次いで発生し、
食品
の
安全性
の
確保
に対する
国民
の関心は、従来にも増して高まっております。 このような情勢の
変化
に
適確
に対応するためには、最終的に消費される
食品
の
安全性
を
確保
するだけでなく、第一次
生産
にさかのぼって必要な
措置
が講じられるようにするとともに、
食品
を通じた健康への
影響
の
科学的評価
を中心とする
科学的手法
により
国民
の健康への
悪影響
を防止し、または抑制することを
食品
の
安全性
の
確保
に関する
基本原則
として打ち立て、
国民
の
健康保護
を最優先にする新たな
食品安全行政
の
体制
を確立することが喫緊の課題となっております。 本
法案
は、このような
認識
に立って、
基本理念
とこれに基づく基本的な
施策
の枠組みを新たに構築することにより、
食品
の
安全性
の
確保
に関する
施策
を総合的に推進することを目的とするものであります。 次に、本
法案
の
内容
の
概要
を御
説明
申し上げます。 第一に、
食品
の
安全性
の
確保
についての
基本理念
として、
国民
の健康の
保護
が最も重要であるという
基本的認識
、
食品
の
生産
から販売に至る
供給行程
の各段階における適切な
措置
、
国際的動向
及び
国民
の
意見
に十分配慮しつつ
科学的知見
に基づいて
措置
を講じることによる
国民
の健康への
悪影響
の
未然防止
の三つを定めるとともに、国、
地方公共団体
及び
食品関連事業者
の責務並びに
消費者
の役割を明らかにしております。 第二に、
食品
の
安全性
の
確保
に関する
施策
の
策定
に係る基本的な方針として、
食品健康影響評価
の
実施
、その結果に基づいた
施策
の
策定
、
関係者相互
間の情報及び
意見
の交換の促進、重大な
食品
事故等緊急の事態への対処に関する
体制
の整備、
関係行政機関
の
相互
の密接な
連携等
について規定するとともに、これらにより講じられる
措置
について、その具体的な
実施
に関する
基本的事項
を定めて公表することとしております。 第三に、
内閣
府に
学識経験者
による
合議制
の
機関
として
食品安全委員会
を設置し、
食品健康影響評価
及びこれに基づく勧告を行うこと、
委員
は両議院の同意を得て
内閣総理大臣
が任命することなどについて規定しております。 以上が、この
法律案
の
提案
の
理由
及びその
内容
の
概要
であります。 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。
佐々木秀典
3
○
佐々木委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前八時五十四分散会