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牧野(聖)
分科員 民主党の
牧野聖修でございます。
大臣、副
大臣そして
当局の皆さん、きょうは一日御苦労さまでございます。いよいよこの
分科会、きょうの最後のバッターになりましたので、ぜひ気楽に楽しく
審議をさせていただきたいと思いますので、よろしくどうぞお願いを申し上げます。
私
たち国
会議員は、世界の中の日本、日本の中の地域、そんなことを大所高所から
議論させていただいてきているわけでありますが、どういうわけか、この
決算の
分科会は、議員にとって卑近な問題とか
地元の問題等々が
議論される場になっているようでございまして、いろいろな立場の中で政治活動をしている身にとっては大変ありがたい、そういう論戦の場になっていると思います。
昨年も私は
決算委員会の
分科会では、この
国土交通省のお時間をいただきまして質問させてもらいました。そのときに、私の
地元の道路整備のことについて若干質問させていただき、あるいは、私は応援団のつもりでおりますが、木造住宅の振興のことについての質問をさせていただいたわけでございます。
よく、本省とかいろいろなところに大勢の人を、陳情団を引き連れて、名刺を持ってぐるぐる回って頭を下げて帰ってくるというのも、
一つの、
一般の人が
行政当局に働きかける方法なのかなとは思いますが、こういう
委員会の場で質問というものを通しながら
提案したりあるいは要望したりするというのもこれまたいいものだな、こういうふうに思っておりますので、御理解をいただいて、若干、私の住んでおるところの問題についてきょうも引き続き質問をさせていただきたい、こういうふうに思っております。
去年は、国道三六二の整備促進のことについて質問させてもらいました。それから、丸子池田線のことについても質問させてもらいました。力強い御
答弁をいただいて、大変ありがたく思っております。
そして一年間
たちまして、私も、自分の
生活しているところでございますから、その
事業の進捗
状況がどういう
状況であるかというのは時々見て回っているわけであります。それから、きょうこうして、改めて一年たって質問をさせていただくということになりまして、
関係している
地元の皆さんがどんなふうに国の
行政とかそういうものを見ているのかというものを聞いて回りました。それから、
関係行政当局に、どうなんだということを聞いて回りました。そうしましたら、一様に、非常に好感を持って
事業の進捗に対して受けとめておられるということを感じてまいりまして、大変自分としてもうれしく思っております。
したがいまして、この
委員会で質問を通して要望したりしていることが着実に実現方に向けて
努力していただいている姿勢には、心から、評価をさせていただきながら
感謝申し上げたい、こういうふうに思っております。
それで、ことしも、大変恐縮ではありますが、同じ立場で同じような問題について質問させていただきたい、こう思いまして、この機会をいただいたわけであります。
最初に、
一般国道の整備のことについて質問させていただきたいと思いますが、去年も質問してことしも質問をして、同じようなことを何で質問しているんだ、県知事や市長や大勢の皆さんともよく話し合っているし、
地元でもいろいろな話をしながら進めているというお気持ちでおられるかもしれませんが、四月一日をもちまして、静岡市は清水市と合併いたしまして七十一万の人口になりまして、全国で一番面積の広い地方都市になったわけでございます。そのことによりまして、ありとあらゆるところで
行政需要が非常に高まっております。そのことを、わずかな期間でありますが、私も肌身を通して実感しておりますので、その中で、特に今からお願いをし、質問する案件につきましては、地域
住民、
行政当局も非常に熱心に考えておられる案件でありますので、その点のことについて、釈迦に説法のような感じもするわけでありますが、質問させていただきますので、前向きな
答弁をいただければ、こういうふうに思っております。
最初に、
一般国道百五十号線の整備のことについて質問をさせていただきます。
もうこの道路の重要性については、私が言うまでもなく、清水から浜松まで抜けていく産業道路であり、
生活道路であり、そして観光道路になっております。私も、昨日、もう一度改めて、質問するこの道路を、ずっと車を自分で運転して走ってまいりました。久能海岸あるいは高松海岸等々がありますが、その横を本当に、昔では考えられないくらいの快適なスピードで車を走らせることができる、そういう新道が着々とつくられて、大変喜んでおります。
それから、余分なことでありますが、海岸線にはテトラポッドをたくさん入れていただきまして、大分昔は、静岡の浜はなくなってしまった、そういう
状況だったんですが、テトラポッドをずっと入れていただくことによって、失われた海岸が戻ってまいりました。それで、きのうは、浜行きですね、戻ってきた砂浜で大勢の人が非常に楽しんでおりました。そういう姿を見て、
一つ一つこうした
行政が実を結んでいるということを本当にうれしく思った次第であります。
ただ、先ほど申し上げましたように、合併をしましたので
行政需要が非常に高くなってきているということと、それから、先ほ
ども丸子池田線のことについても触れましたが、確かに着実に進んでいるんだけれ
ども、世の中の社会の進展が非常に早いものですから、もっとテンポアップしてくれないかという気持ち、要望は以前よりちょっと強いんじゃないかなという感じがしております。
そういうことを踏まえまして、大変恐縮ですが、清水からずっと走ってまいりますと、西島の地域になりますと急にもとの道に戻るということになりまして、これがまた実に狭隘。そこまで非常に快適に進んできたのが、そこで急に
渋滞の中にはまってしまう。それから、地域の人が、わずかな道を渡るのになかなか道を横切ることができないというくらい非常に不便をしているし、危険な
状態でもありますので、このことについて、どんな整備
状況になっておられるのか。
それから、さらに行きますと広野という地域がありますが、そこからは焼津市境の間の四車線化というものを市も先頭になってずっと要望しております。日本坂トンネル等の完成見通しもできまして、これまた非常に
関係の皆さんは喜んでおりますが、ぜひこの件につきまして、どんな
状況になっておられ、どういう展望でおられるのか、まずもってお伺いいたします。
〔
主査退席、
石田主査代理着席〕