○渡辺秀央君 まあこれ今日、二十分や二十五分でとても議論尽くせません。これからずっといろんな問題のたびごとにこの公務員大綱、
公務員制度改革大綱に絡んだ
質疑を私は、まあ片山
大臣の在任中、とにかくあなたは非常に大事なときの
大臣だからね。しかも、しっかりと基礎を固めて、基礎を固めていかなきゃいかぬと、こういう
意味で、今日、全部
質問をすることはできませんので、今までの議論の中で、
是非少し公務員の緊張が足りないというようなことな
ども、言葉をあげつらうわけじゃないが、ある
意味においては一党支配あるいはまた政権の変更がない、そこに公務員のその緩み、あるいはまたそのいわゆるあなたのおっしゃる
人事権を行使しない問題があるんですよ。
それは私なんかもそうでしたよ。だけれ
ども、まあ多少は自分の意見を言いましたがね、私は。それはうそでなくて、調べてもらえば分かるが、
大臣のときにそれは言いました。だけれ
ども、大勢としては、どうせおれの後もまた別の、もっとも小泉さんでしたがね、このときは相当私の後はひどかったんだけれ
ども、だけれ
ども、大体そう大きな流れは変わりませんわな。同じ内閣の場合、政党内閣の場合。
しかし、これからは私は恐らくいつまでも自民党が政権を持っているということはないだろうと思う。だから、そういう
意味においてはやっぱり、またそうあるべきだと思う、健全な民主主義が育成されていく上における、あるいはまた
国家公務員の緊張等々を
考えたときに、あるいは政治に対する緊張感全体が緩んでいますから。そういう
意味においては、野党である我々が頑張らなきゃならぬことではあるけれ
ども、しかし全体像として百年のことを
考えたときに、私はあえて一言今の話を申し上げておいて、今後更に御精励を期待したいというふうに思います。
そこで、本題の
地方公務員の
任期付の
質疑について、いろいろ同僚議員の
質問もありましたが、この一番の問題は、私は、
守秘義務というのが一体どこまで、これ五年間の期限でしょう、五年期限終わったら、五年のいる間はいいけれ
ども、終わった後、翌年になったらおれは公務員、
地方公務員じゃないよと、あのときはこうだったよというようなこと、これ
国家公務員にもないわけじゃない。しかし、
地方公務員などに至っては、さっきの同僚議員の
質問で、元の職場に帰ることどころか、自分が五年間いたときに、自分の次の座るべきものを
考えてやったら一体どんなことになるかということですよ。そういうことだって
考えられないわけじゃない。現に、それに若干準じているようなことは今でも行われている。だから、私は
地方公務員制度というのは非常に問題点が多いと思うんですが、そういうことは一体どう
考えますか。