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2002-03-27 第154回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
平成
十四年三月二十七日(水曜日) 午後四時五分開会 ─────────────
委員
の
異動
三月二十日 辞任
補欠選任
岡崎トミ子
君
谷林
正昭君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
加藤
修一
君 理 事 岸 宏一君 宮崎 秀樹君 山本 孝史君
弘友
和夫君 委 員 大仁田 厚君
加治屋義人
君 柏村
武昭
君 小泉 顕雄君 斉藤
滋宣
君
鶴保
庸介君 中川 義雄君
神本美恵子
君 高橋 千秋君
谷林
正昭君 山根 隆治君 大沢 辰美君
大門実紀史
君
衆議院議員
災害対策特別委
員長
田並
胤明君
国務大臣
国土交通大臣
扇 千景君
事務局側
常任委員会専門
員 杉谷
洸大君
───────────── 本日の会議に付した案件 ○
豪雪地帯対策特別措置法
の一部を改正する
法律
案(
衆議院提出
) ─────────────
加藤修一
1
○
委員長
(
加藤修一
君) ただいまから
災害対策特別委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 去る二十日、
岡崎トミ子
君が
委員
を辞任され、その
補欠
として
谷林正昭
君が選任されました。 ─────────────
加藤修一
2
○
委員長
(
加藤修一
君)
豪雪地帯対策特別措置法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
提出者衆議院災害対策特別委員長田並胤明君
から
趣旨説明
を聴取いたします。
田並災害対策特別委員長
。
田並胤明
3
○
衆議院議員
(
田並胤明君
)
田並
でございます。 ただいま
議題
となりました
豪雪地帯対策特別措置法
の一部を改正する
法律案
につきまして、
提案
の
趣旨
及びその
内容
を御説明申し上げます。 我が国の
豪雪地帯
は
国土
の約五一%を占め、これらの
地域
では、冬季の恒常的な降雪により、
地域住民
の
生活水準
の
向上
や
産業
の発展が阻害されております。
豪雪地帯対策特別措置法
は、かかる
豪雪地帯
に対して、
雪害
の
防除
その他
産業等
の
基礎条件
の
改善
に関する総合的な
対策
を樹立し、その実施を推進するため、昭和三十七年に
議員立法
により制定されたものであります。 その後、
議員立法
により、
特別豪雪地帯
における基幹的な
市町村道
の
道府県代行事業
による
整備
などの
特例措置
及び各種の
配慮規定
が追加されました。これらの
施策
により、
当該地域
の
雪害
の
防除
や
生活環境
の
改善等
に多大な貢献がなされております。 しかしながら、
豪雪地帯
における
産業等
の
基礎条件
や
生活環境
の
整備
がなお必要な
状況
にあり、さらに、近年の
技術開発
や時代の変化に対応した
施策
が求められております。 特に、近年、雪を
冷熱エネルギー
として活用する
研究開発
は一定の
成果
を上げ、
豪雪地帯
においては、これらの
研究成果
の
普及
の
促進
が必要となっております。 さらに、
情報化
の進展に伴い、
豪雪地帯
における
住民生活
の
向上
のため、総合的な
雪情報システム
の
構築
も課題とされております。 このような
状況
にかんがみ、
豪雪地帯対策
の一層の
充実強化等
を図るため、
豪雪地帯
に対する
配慮規定
を追加するとともに、本年三月末に
期限
切れとなる
特別豪雪地帯
における
特例措置
の
有効期限
を更に十年間延長することなどを
内容
とする
本案
を
提案
する次第であります。 次に、
本案
の主な
内容
について御説明いたします。 第一に、国及び
地方公共団体
は、
利雪
に関する
研究開発
の
成果
の
普及
の
促進
について適切な
配慮
をするものとすること。 第二に、国及び
地方公共団体
は、雪に関連する多様な
情報
を適切かつ迅速に提供する総合的な
情報システム
の
構築
が
促進
されるよう適切な
配慮
をするものとすること。 第三に、
特別豪雪地帯
における基幹的な
市町村道
の改築を
道府県
が代行することができる
期限
及び
公立小中学校等
の
施設等
に対する国の
負担割合
の
特例措置
の
適用期限
を
平成
二十四年三月三十一日まで延長するものとすること。 以上がこの
法律案
の
提案
の
趣旨
及びその
内容
であります。 何とぞ
委員各位
の御賛同をお願い申し上げます。 以上です。
加藤修一
4
○
委員長
(
加藤修一
君) 以上で
趣旨説明
の聴取は終わりました。 これより
質疑
に入ります。──別に
質疑
、討論もないようですから、これより直ちに採決に入ります。
豪雪地帯対策特別措置法
の一部を改正する
法律案
に
賛成
の方の
挙手
を願います。 〔
賛成者挙手
〕
加藤修一
5
○
委員長
(
加藤修一
君)
全会一致
と認めます。よって、
本案
は
全会一致
をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、
審査報告書
の作成につきましては、これを
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんでしょうか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
加藤修一
6
○
委員長
(
加藤修一
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時十分散会